前に進めなくなったとき
俺が前に進めなくなったとき、誰か俺を殺してくれ。
殺せないのであれば、俺が前に進む者の邪魔をしているとき、私を止めてくれ。
引きずり下ろそうとする両手を斬ってくれ。
両手を切られても足を使って蹴ったり引っ掛けたりしているのであれば、足を捻り取ってくれ。
それでも口で邪魔をするときは、焼き殺してくれ。
真っ当な人間の話を聞けなくなったとき、耳が聴こえなくなってもいい。
見ただけでしか納得しないのであれば、眼はいらない。
相手を負かすためだけに付いた口なら、もうなくていい。
有利に産まれてきたにも関わらず、我の為にしか使えないのであれば、もう存在価値はない。
今迄そうやって生きてきた部分もある。この手で救えなかった命もある。口が災いしたこともある。文句だけ言って変わろうとしなかったこともある。
もし今迄のことが全て赦されるなら、私は全力で前へ進む。
立場なんてどうでもいいが、立場がなければ達成できないのであれば、全力でそこへ行く。
この停滞した世の中を変える。
人にしか頼れない世を変える。
だがそれだけじゃない。人の意識も変えてやる。
エゴを振りかざす者は、この先生きていけない世にする。
これ以上真面目な人間を壊すカス共は全員屠ってやる。だから私も屠られる覚悟でやる。
きっかけはエゴだ。
だが、このエゴを突き通せば全員の理想を高められる。
これをこの地で達成する事に意味がある。