煮詰めた結論
結局、煮詰めるタイミングは手法が尽きたときだ。
だがそのタイミングで、本気で取り組む人を残し、最善策を探る。例えそれが、事実として人の心を抉ったとしても。烙印を押す事になっても。
「盛者必衰」。それは、何も残らない場合もある。残ったのであれば、それは感謝すべき神のお恵みだ。
歴史という事実は変わらない。
確かにそこにあったのだ。存在した。栄えた。ワクワクさせた。
逆も然り。勢いが落ちた。触れづらくなった。だが直ぐに消すということもなかった。
私達は与えられたものを使わせて頂いたに過ぎない。当事者意識などない。サービスを受ける人間は、結局は甘い蜜を吸うだけなのだ。
だから私は、また蜜を望む。できるだけ手間のかからない方法で、最善の選択を。
その蜜をいただければ、私も私の願いを叶えん。
そして神よ、もっと面白いものを見せて欲しい。
どんな神が見ているかはわからない。だが、ただこの願いだけが届かん事を。