Fラン大よりも日大や東洋大の2部(夜間)を目指せ!2部で学費200万円節約
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注:ここでいう「Fラン大」とは河合塾の偏差値が40以下程度で、推薦ではほぼ全入の無名大学とする。
Fラン大でよいので大学行けという言論がSNSであるが、私は概ね反対の立場である。ただし明確な目的や理由がある場合、Fラン大進学は否定しない。
この記事は、自分は学力は低いけど、大学ぐらいは出ておきたい。かといって勉強したい特定の学問もない、そういった人たちへ向けての記事である。
私がFラン大進学に反対の理由
お金と時間の割には得られるものがないコスパの悪さ
大学への進学は当然お金がかかる。私大文系なら学費だけで4年間で400万円を超えるのが普通である。下宿するとその倍はお金がかかる。
多額のお金と4年間という貴重な時間を費やすのが、地元民以外誰も知らないFラン大でよいのか。よく考えてみるべきことだ。
その点、日大や東洋の2部なら4年間で240万円程度、かなりお得である。
Fラン大は「どこの大学に行ってるの?」「どこの大学出たの?」と聞かれることが生涯苦痛になる
学歴は生涯ついて回るものである。高卒なら、それなりの事情、経済的理由があったんだろうと、ある程度世の人は思ってくれるだろうが、Fラン大だと単に勉強できない、怠惰、無能な人間だと思われてしまう。
少なくとも地元民しか知らないFラン大学よりも、全国的知名度のある大学なら、そこまで引け目を感じることもない。
日大や東洋、そのレベルの大学に進学できる人は少子化の今でも少数派なのだ。
地元民しか知らないFラン大は、どうせ少子化で潰れてなくなる
これから高校生の数はどんどん減る。今は100万人ぐらい高三生がいるけど、20年後には70万人もいなくなる。
これは今あるFラン大学はほとんど潰れて、大東亜帝国あたりが最底辺になっていく。いや大東亜帝国ですら生き残れるのか怪しいのだ。
自分の卒業した大学が、将来学生が集まらず潰れた大学だというのは、やはり悲しい。
少なくとも日大や東洋大なら、知らない日本人はほぼいないし、これからの少子化でも生き残れる大学だろう。
有名大学なら2部(夜間)でもいいじゃないか
そりゃ誰だって普通に昼間の有名大学に進学したいと思うのは当然だ。しかし誰も彼も、そんな大学に受からないのである。
2部(夜間)は昼間に比べて偏差値が低く入りやすい。そして私立大学でも2部なら授業料は国立大学並みに安いのだから、それぐらい頑張って入れよと言いたい。
日大や東洋大の2部では一般入試で偏差値40.0~47.5程度なので、数か月勉強すればそれぐらいは受かるだろう。
学校の成績が良いなら、面接・小論文対策をして推薦で狙ってもいい。
2部は日大は法学部、東洋大は法、文、経済、経営、社会、国際と文系一通りある
日大は法学部しか夜間はない。東洋大は文系一通りそろっている。東洋大は働きながら学業に励むことも支援してくれるので、経済的に苦しい人でもやっていけるはずだ。奨学金も必ず調べておこう。
数学ができるなら東京理科大も2部があるぞ
あの早慶上理の大学群に属する。名門東京理科大にも理学部2部がある。理系だから文系よりも授業料はやや高いが、数学ができれば有力な進学先になりうる。卒業は大変らしいけど。
東京電機大も工学部2部があるので理系を考えてるなら、選択肢として考えてもいい。当然理系の方が就職は良い。
夜間学部に関して、詳しくは筆者のブログ記事を参考にして欲しい。
あなたが社会人なら国立大学の夜間主コース社会人入試も、選択肢としてありうる。
当然2部以外にも進学先はある
今回は2部ばかり推したが、他の道も当然ある。自分の学力偏差値が低いなら、国学院の神道学部(夜間あり)や、駒沢の仏教学部(夜間なし)も、神主や坊主を目指すなら、一つの選択肢である。
どうせ将来、碌な仕事に就けないと思ってるなら、宗教的な職業も悪くないかもしれない。これらは一定尊敬される仕事だ。
あとは通信制大学も授業料が夜間大学よりも安いところが多いので、検討してみてはいかがだろうか。
人生は一回きりだから、可能な範囲で好きに生きればいい。惰性で進路を選ぶのではなく、後悔の少ない生き方をしたいものだ。
追記:2部に進学して浮いた学費を親からもらえないか交渉してみるのも手
もし親にそれなりの資産があり、親がFランでいいから地元の私大に行けという場合、「いや俺は日大か東洋、駒沢の2部に行くから、4年間の学費の差額200万円を現金でくれないか」と交渉してみるのはどうだろうか。
昔に比べ大学生も忙しくなったが、それでもまだ大学の4年間、社会人よりは遥かに暇がある。その200万円を元手に何かにチャレンジしてみるのも悪くない。
あまり勧めないが、自分名義のNISA口座を作り、そこにぶち込んで、投資信託に投資してみるのも一つである。これからの時代、公的年金だけでは老後はあまりに心もとない。投資を勉強する機会にするもの悪くはない。
ただ当然ながら一定のリスクはある。すべては自己責任だし、熱くなる人ほど投資は失敗することを肝に銘じておこう。