井上燈子さんをお招きして

season1
ep3 井上燈子編

part1(導入)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/686162881

part2(作品)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/686174108

part3(作品)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/686181069

part4(まとめ)
https://ja.twitcasting.tv/bungoku_was/movie/686188239

雑感

百均

井上さんと出会ったのはいつからだろうかと思うと、パッと出てこないのだが、最近本当に自分の拙いキャスに顔を出してくださるし、その中で詩に対する感想を積極的に言ってくださるという意味でありがたい存在だった。

という枕が出てしまうくらいに、日ごろお世話になっているし、偶にコラボでおしゃべりするときは、色々と舌足らずな自分の喋りに付き合ってくださったりして、みたいな感じで、なんか照れ臭くなってしまったが、そういう感じである。

という話から始まるのだけれども、井上さんの作品をこのコラボをきっかけにしていくつか読ませていただいた時に、何も言えなくなってしまう自分というのがポロポロと出てきてしまった。何も言えなくなってしまう作品に出合える事というのは、幸福な事だ。このおしゃべりな自分の舌を静めてくれるのはいつも作品を堪能して、感動としかいいようのない感情に支配される時だし、黙って聞くしかない時なんだよね。

井上さんの作品を読めば読むほどそういった感情に支配されて、自分が司会であることなんかどうでもよくなり、単純に作品の言葉や表現に対して何も言えなくなってしまった。という思いがかなり強く残っている。

それは、多分井上さんの朗読がある意味切っ掛けかもしれないけれど、あの澄んだハスキーボイスで、しっとりと読み上げられるとね。俺はもう何もいえないよ。言えない所からいつも自分の詩行は始まり、過剰な言葉で埋め尽くそうとして空回りして失敗するけど、その先にある静かな物語、ある意味叙情みたいなもんなのかな。わからないけど、声を掛けてコラボしてよかったなと思った感じでした。




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