
My Profile
いつも記事を読んでくださってありがとうございます。Collabrate Labの高橋です。今日は、いまさらですがフォローして頂いている方も多くなってきたので、自分のことを書いていこうと思います。以前になんかそれっぽい記事は書いたのですが▼
これはあくまで感覚や学び始めたときのことだなぁと思って(笑)今回は自分のことをなんとか書いてみました。重複する内容もあるかもしれませんがぜひご覧ください。
■簡単な経歴
学生時代
私は上記の記事を書いた通り、陸上競技をずっとやってきました。「オリンピックに出たい!」という夢を目指して真剣にやっていた懐かしい日々です。
・中学校⇒都道府県大会3位
・高校⇒全国IHに出場
・大学⇒全国大会出場、日本選手権出場権獲得
など結果を目指してやってきましたが、大学4年の春に肉離れをして全てが台無しになりました(笑)
大学では大して専攻らしい専攻はなく、単純に単位がとれればいいかなぁといった感じで福祉のことを学んだわけではありません。陸上に活かせそうな運動生理学や栄養学なんかは勉強していました。
昔っから自分でやっていたのは分析ですね。陸上競技の雑誌を見て他の人の連続写真みたり、自分の走りをビデオカメラで撮ってもらって見たり、大会でサブトラの住人となって、レベルの高い人たちの動きをひたすら見たり、「何で速いんだろう?」ってジーっと見てました。
走る原理を知るのも好きでしたね。速い人たちがやっている練習をやってみたりとか、理論やイメージを話している内容を見たりとか、本やらテレビの特集を集めまくって、いかに効率的に速さにつながるかを考えていました。今のような情報があふれている状況がうらやましくて仕方ないですね(笑)
支援員としての第1章(がむしゃら期)
そんな学生時代から陸上競技を続けるために探した労働条件で目に付いたのが障害福祉の業界でした。最初は行政がやっている日中の施設への勤務でした。今でいう生活介護事業なのですが、当時は違う呼び方だったと思います。そこでは重度の知的障がいだけでなく、身体障がいも持っている方のグループの担当でした。臨時職員として1年間務めながらまだまだ陸上競技は諦めきれず、大会にも出場していました。仕事が終わったらグラウンドへ行って、練習して週末は大会に出場して、時々は知り合いの大学でコーチをしながら一緒に練習させてもらって…
行政の臨時職員として勤務後、現在の民間の社会福祉法人へ来ました。最初は同じように競技を続けていましたが、正職員となったので業務も多岐に渡りどんどん走れなくなり、気持ちが薄れてしまいましたね。気が付けばその分のパワーを業務に使うようになっていきました。
支援の方は「みんな一緒」「寄り添う」「声をかける」などですが、ちょうど過渡期だったのか利用者の特性や相性への配慮をするということで小グループ化を進める最中でした。
支援員としての第2章(自閉症支援に目覚める)
勤務して2年目に自閉症のグループへ配置されて自閉症への支援をしていました。しかし、今考えると自閉症の理解は乏しかったんだなぁと思います。個別ではそれぞれを尊重するのですがとにかく全受容でした。こだわりに付き添い、寄り添うことやミスをしないこと、見通しのためにはルーティンを崩してはいけない、感覚の過敏さには全て配慮をする…などなど先輩や上司から教わって「これが大切なんだ」とめちゃくちゃ頑張っていました。
その時は気が付いていませんが、「ご本人のため、ご家族のため」と周囲に自分の理解を押し付け、世の中のルールと違うことを正当化しようとしていたと思います。自分もそのやりとりや対応に精神的にものすごく辛くなっていく時期でした。
そして3年目に受けた研修が転機となる自閉症支援の講座でした。翌年の4年目には自閉症支援の研修は年間通して受講しました。中でもある団体の研修は年間通して全て参加したものですから、運営の方々の目に留まりまして(笑)懇親会などで交流させていただいた時にお声掛け頂き、運営団体に参加することになりました。
ここから外部でのつながりを持つことで私の支援観が変わっていきました。自分の中で「これだ!」と思っていたことが理論化、言語化されているようで、なんでも聞くことが楽しい時期です。研修会の企画運営を通して多くの学びの機会を持たせて頂きました。どんどん自分の頭の中がクリアになり、これまでの自分が浅かったことに気が付き、学びを活用して現場支援をしていくと、嬉しいことに事業所内で困難ケースと言われていた利用者の方がどんどん変化していきました。課題となる行動は少なくなり、色んな支援を受けながら自立度が高まっていきます。
しかし、今度は法人内、事業所内でのギャップにしんどさを感じたり、批判に頭を悩ませたり、その中でも結果を求められることに嫌悪感が増していきました。何でだれも理解してくれないんだろう。一緒にやってくれないんだろうと苦しい時期の到来です。
支援員としての第3章(外部との連携)
数年も経つと外部での仕事も慣れて、研修の企画運営に参加させて頂いたり、全国各地の先生方と交流させて頂いたり、最新の実践に触れたりさせて頂きました。そのおかげで苦しい時期の悩みも相談したり、アイディアをもらったり、やっていることが間違っていないことを確認しながら自分を保つことができました。自分の居場所を外に感じるようになっていきます。自身の法人での業務については変わらない日々が続いていました。
そんな中でケース発表をする機会を頂き、とてもワクワクしました。自分がやってきたことをまとめる作業は見直しもでき、気づくことも多くあったからです。そして、次なる目標は「伝える仕事をしたい」「伝えることに参加したい」と思い始めるようになります。つまり、ワークショップのトレーナーや講師として活動してみたいと志すようになりました。
となると何をするか?また学び始めます(笑)実際にコンサルテーションに行かれている方に同席させて頂いたり、トレーナーのアシスタントをさせて頂いたり、企画運営だけでなく、実際の伝える業務に触れていきます。伝えるという業務に魅力と楽しさ、そして責任と難しさを知っていくようになります。どうやって理解につなげるのかに興味が沸いてきます。一番思い出に残っているのは大分でのトレーニングセミナーに参加させていただいたことでした。
支援員としての第4章(EBPや研究に目覚める)
自分のスキルが乏しいため、なかなか目標とする業務につながらずやきもきしていると、まだまだ学びたりないんだ!という思いからTEACCH Autism program🄬を見に、2018年にノースカロライナへ行きました(笑)名前は聞いたことあったのですが、正直全く知らなかったので、今考えるとよく突っ込んだなぁと思います。行きたい!と思っていけたのもずっと外部での業務をしたご縁があってのことでした。
そしてノースカロライナに行ったのですが…飛び交う言葉やキーワードがほとんどわかりませんでした。ご一緒させていただいた方々に教えて頂きながら目の前にある情報を収集するのに必死でした。以前は具体的な支援をガンガン考えることだったのが、評価の視点、重要性、そして知識の活用の仕方、整理の仕方など論理的に話をすることや啓発する視点など今までになかった文化に触れたようでした。
その科学的に証明された支援について全く知らなかった私は打ちのめされます(笑)戻ってきてからご一緒した方々とも関係が深まり、TEACCH Autism Program🄬を学べる大学へも行かせて頂いて、ますます知らない世界に興味がわきました。そして、2019年の夏、何を急に思い立ったか…「このままではいけない」の焦りから何の前触れもなく、大学院の先生へ連絡をとり、夏には院試を受けました。そして2020年には大学院生として精いっぱい学びまくり、研究論文を見ることに目覚めてその世界へどっぷりと浸かっていきました。
支援員としての第5章(コンサルタントとして従事)
そして近年ようやく業務としてコンサルテーションの依頼を受け、様々な視点で携わらせて頂いています。2023年にはまた、ノースカロライナに行きました(笑)この時にはだいぶ、予備知識もあって現場をみることができたのはとても貴重な経験です。
その他、学会発表や自閉症支援の勉強会団体への参加、立ち上げにも参加させて頂けるようになりました。また、事業の運営にも関わることが多くなり、携わらせて頂くことの視野が広がってきたなぁと感じています。
■noteでこんなことを書いていきます
基本的には自閉症支援の現場における「専門職の人材育成」や「組織マネジメント」についてお話をしていきます。もちろん具体的な支援や私の支援感などもお伝えすることがあるかもしれませんし、日々の支援の出来事もたくさん書かせていただくかと思います。
学術的に明らかになってきたもの、ちょっと気になるもの、話題に挙がってきたものなどの自閉症の支援の考え方や組織的なアプローチ、人材育成について情報をシェアして一緒によりよいアイディアを検討していきたいと考えています。皆様もぜひコメントやメンバーシップという形で参加してもらえたら嬉しいです。これが正しい!というよりは情報共有、アイディアのシェアというスタイルになると思いますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
■最後におまけ
やすたにありささんが作ったnoteクリエーターさんに20の質問に答えてみました(笑)
1.ペンネームの由来を教えてください。
→複数の人や組織が協力する、互いの知識やスキルを共有するということを研究する場所ということからこの名前にしました。
2.noteを始めたきっかけを教えてください。
→大学院で多くの文章に触れたこと、文章を作成したことでみんなとシェアしたいと思ったからです。
3.右利き、左利きどちらですか?
→右利きです。
4.血液型は?
→よくAB型かB型と言われます。ほんとは…
5.小説、イラスト、漫画、音楽等、どのコンテンツを主に投稿していますか。
→知識のシェアになるでしょうか?
6.ご自身の投稿作品のなかで特に気に入っている3作品をあげてください。
(投稿作品が少ない場合は、今後どんな内容の作品を上げていきたいですか?)
→組織マネジメントや人材育成の考え方や手法を自閉症支援の現場に合わせた形でシェアしたいと考えています。
7.ご自身以外のオススメの作品(映画、小説、音楽、note内外問わず)を教えてください。
→映画と音楽が好きなのでいっぱいありすぎます。その時の気分で変わりますかね。
8.ご自身の作品の良いところはどんなところだと思いますか?
→わかりません(笑)見ている皆さんに教えてほしいです。
9.note以外のSNSの利用はしていますか?
→Twtter、instagram
1作品の制作時間はどれくらいですか。
→内容になりますが、どんどん書きたくなってしまいます(笑)ちまちま数日かけて書いています。
11.ご自身の過去作品の改善点をあげるとしたらどこですか?
→もっと具体的に書けよ!誰にでも書ける内容にするな!
12.オフラインの知人、友人はnoteに投稿をしていることを知っていますか。
→知っている。
13.プロットを書いてから作品作りに取り組みますか。可能であればプロット制作の手順を教えてください。
→ピンときたアイディアや感じたことをメモして題名にするだけです。そこからはつらつらと思ったことを書いていきます。
14.影響を受けた作家、アーティストはいますか?
→支援をしている方々や先人の先生方にはたくえん影響を受けています。
15.noteに投稿したコンテンツの商品化を希望していますか?アニメ化、書籍化、映画化、グッズ化等どのようなものですか?
→いつか自分の本は書きたい…翻訳でもいいし本に名前を載せたい(笑)
16.昨日の夕ご飯なに食べました?
→マクドナルド
17.作品を書く前に何か決まったルーティンがあれば教えてください。
→特にありません。
18.今後、作品が思うように生み出せなくなった(スランプになった)としたらどうしますか?
→業務に集中するか、論文を漁ります。
19.スキやコメントをくれた方のnoteに遊びに行ったりコメントをしていますか?
→コメントは必ず返信したいです。
20.お疲れ様でした。感想をどうぞ。
→自分で考えて書くより楽で嬉しかったです。皆様今後ともよろしくお願いします。
collaborate lab
高橋 大地