【DAOを立ち上げてみた】 #7 DAOを学び、仲間を集める-3
今回は第3回目の勉強会を紹介します。
第1回目の勉強会で「Blockchainとは」などの基礎的な知識を教えてくれたザビちゃんに、今度はnodeやblock、miningなどの単語の裏で実際に何が行われているのかを、ハンズオンのワークショップ形式でレクチャーしてもらいました。
恒例の余談ですが、
今回の画像はこちら。
ひ、光ってる!!!
第3回ブロックチェーン勉強会(前後編)
Blockchain上にSmart contractをデプロイしてみる!
開催日:2023年2月9日、16日
講師:フランシスコ・ソアレス
参加者:内野雄公(経営企画コンサルタント)、福成鎮(クリエイティブディレクター)、長谷川粛(ウェブアプリエンジニア)、宮田照久(コラボレーションする人)、佐藤巖
講師プロフィール:フランシスコ・ソアレス(通称:ザビちゃん)
Furious Green合同会社 代表社員
GoogleやCyber Agentを経て、小売業界のプラットフォームやレコメンデーションシステムを構築
前編 ーEthuriumサーバーをPCにインストールするー
既知のとおり、DAOやNFTは、Blockchain上のSmart contractをTransactionすることで成り立っています。Transactionを見えるようにするため、まずはEthuriumのサーバーをPCにインストールするところから始めていきます。
自身のPCに指定されたコードを打ち込み、Ethuriumのnodeがインストールされるのを待ちます。
各種コードもスマートコントラクトも、事前にザビちゃんが用意してくれたものを使い、手取り足取り教えてくれるので、コーディング知識のない人でも進めていくことができましたが、何を入力しているのかが不明なので、最初から技術的なハードルを感じてしまいました。。。
インストールをしていると、画面上でコードが勝手に進んでいきます。乗っ取られているようで、ちょっと気持ち悪いですが、静かにグッと堪えます。
インストールを見守りながら、この勉強会に必要となる知識を教示いただき、当日は終了となりました。
後編 ーPC上でSmart contractをデプロイする!ー
今日は、PC上に作業フォルダを作るところから始めていきます。
nodeを3つ作成し、それぞれに、node01、node02、node03と名付けます。
ちなみに、3つ作るのは可用性の担保のためだそうです。
nodeが3つできたら、一つを親、2つが子になるよう設定します。
そして、それぞれにウォレット作成し、好きなだのEthuriumとガス代の設定をしていきます。クローズドの環境なので、なんでも自由にできます。
続いて、設定したEthuriumの残高を確認し、実際にEthuriumを送信してみます。ぽちっ。。。ぽちっ。。。送信されません!
確認したら、Miningする人がいないと、Transactionが処理されないことが判明しました。正確には、送信はされているけど、それがBlockchain上に記録されていないと、Transactionが完了しないという学びを得ました。トライ&エラーは大事ですね。実際、Miningをしたら送信したものが反映されるようになりました。
続いて、Smart contractをデプロイする準備をしていきます。
まずは、Smart contractを作成するためのソフトウェアをPCにインストールします。
インストールが完了すると、作業フォルダ内にファイルが出来上がっていました。このファイルを指示通り編集したところ、今回使用するSmart contractが出来上がりました!
内容をかなり端折っていますが、経験したことのない私には、かなり困難な作業でした。
最後に、Smart contractにウォレットを紐づけて、Miningをして、Ethuriumネットワークにデプロイしました!。。。長かった!
最後に、この一連の作業はコードだけだと動きが見えないので、ダッシュボードツールをインストールし、可視化してもらうと。。。確かにデプロイされて動いています!あまり何もしてないけど達成感がすごい!
まとめ
普段、システムやアプリは使用する側なので、その製品の後ろでどのような動作があるのかはわかりません。今回は、その動作部分を少し見せてもらいました。
例えば、今後システム構築を依頼する時に、想定している工数や作業量などを考える一助になったり、実際に必要とされるスキルレベルがわかるなど、とても勉強になりました。