【310日目/1,095日間】島酒「黒糖焼酎」
離島生活をはじめて310日目。
みなさん、よく飲むお酒に『黒糖焼酎』という選択肢、ありますか??
休日にご近所の酒蔵見学へ行く機会をいただき、約2時間の『黒糖焼酎ができるまで!~試飲付き~』体験を通して感じたことを残しておきたいと思います。
1 そもそも黒糖焼酎を製造できるところは限られている!?
見学させていただいたのは、創業100年を超える歴史がある朝日酒造さん。
黒糖焼酎は、「純黒糖(ザラメなど加糖しないもの)+米麹」で製造されるもので製造できるのは奄美群島の5島に限られているようです。
( ↑ 喜界島、奄美大島、徳之島、沖永良部島、与論島の5島)
2 黒糖焼酎ができるまで(ざっくり版)
見学を通じて、ざっくり黒糖焼酎ができるまでを図で表すとこのような感じのようです。
(※もちろん、長期の時間と職人の手間がかかっているのは言わずもがな)
3 3つの印象に残っていること
(1) 無限に味の変化が求められるほど繊細な製造工程!
麹で味は激変!例えば、タイ米→スッキリ、国産米→まろやかになるそう。
工程の後半の蒸留。蒸留器により味も変わるそう。
もちろん黒糖をどれだけ入れるか!?でも味は変わるし、組み合わせによって無限に味は変えることができるそうです!
(2) 寝かせる前の『出来たて直汲み新酒』の購入は見学者限定!!
原酒も購入可能のようですが、『直汲み新酒は試飲した上で見学者限定で購入可能!!』とのこと。足を運んだからこその特典!!
(3) 蔵のこだわり
↑ 今は使っていないけれども、『焼酎造りには必要不可欠な蒸気』を担っていたレンガ造りのものを大切にしていること。
↑ 貯蔵・熟成する蔵の外観下部には喜界島のコーラルをあしらった島らしさ。
↑ 1階は南の島をイメージさせる青色で統一することで、喜界島らしさを感じられること。
4 最後に
黒糖焼酎へのこだわるはもちろん、製造する環境や足を運んでくれた方への心配りまで感じる貴重な2時間を過ごすことができました。
タイミングが良ければ、朝日酒造さんが自社で育てているサトウキビ収穫も体験できるそうです。
みなさんの周りに黒糖焼酎って売っていますか!?
味わうまでの背景を体験・見学すると、おうち時間でいただくお酒がさらに味わい深くいただけるのかもしれません。
今回も最後までお目通しいただきありがとうございました!!
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