【200日目/1,095日間】灰色になるのは空とまちだけではなかった
離島生活をはじめて200日目。
鹿児島で『灰色』といえば桜島の火山灰。
(2019.10.13撮影:桜島フェリーor垂水フェリーに乗船すると、つい、桜島を撮影しちゃいます)
ニュース等で鹿児島県の奄美、沖縄県に軽石が漂着していると報道されていたため海岸を見に行った一コマがトップ画です。
(港に灰色の軽石と青の海のコントラスト、伝わりますか!?)
鹿児島県喜界島に漂着した大量の軽石に関して12日、奄美大島でも似た漂着物が確認されていることが分かった。各自治体によると、漂着した軽石が見つかっているのは奄美市、龍郷町でいずれも太平洋沿岸。住民から情報提供があり、各役場担当者が現場を確認した。
(2021.10.13_南海日日新聞記事(抜粋))
※ 海の軽石は奄美、沖縄にも流れついているようです。
青い空に灰色の火山灰は見慣れていました。
青い海に灰色の軽石は、「克灰袋」もないから、どうするんだろう!?というシンプルな疑問を見た時に感じました。
「克灰袋(集めた火山灰を入れてゴミステーションのようなところに出すための袋)」は鹿児島市民だったころ、大変お世話になりました!!
(出典:鹿児島市HP)
人が使って捨てたプラごみ。地球の自然現象で発生した火山灰と軽石。
人が使った責任で解決する課題。地球の自然現象で生じたこと。
同じように地域の課題として捉えるか!?別として捉えるか!?
今日、この時点では、
「人のプラごみ問題」は、人が引き起こしているので本質的には『原因療法的』
「自然現象の軽石問題」は、地球の自然現象なので本質的にには『対処療法的』
なのかもしれないなぁと現地を見て自分が感じたところです。
みなさん、島の外から見聞きして、どのように感じていますか!?
むしろ、「小笠原諸島から1,200キロ。こんなに離れた噴火に伴う軽石が奄美や沖縄の南の島に到達している」事実を初めて知った方が多いのでしょうか!?
南の島ならではの青い海を味わうためにも軽石はないほうがいいかも。
他方で、行政が対処療法的にいつまで軽石漂流が続くかわからない対処療法で海岸の軽石を取り続けるのも違うような。。
課題解決へ真正面にアクセスする前に、「灰フェスや灰スポ」のように『関わりたくなるような仕組み』を企画できるような実力と、共に汗を流してもいいよ~という、知り合いをつくりたい(つくるようにできないのが、元来、引っ込み思案の自分だったりしますが)と思った一日でした。
本日もお目通しいただき、ありがとうございます!!
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