副業メンバー募集|発達障害アクセシビリティチェッカーを募集するワケ
こんにちは!Collableアクセシビリティプロジェクトチーム(仮称)です!
来年の4月から合理的配慮の提供義務の流れも後押ししているのか、私たちコラブルでもここ最近アクセシビリティに関するご相談もいただくようになりました。
インクルーシブデザインを活用したプロジェクトを推進する私たちは、当然のことながら、その周辺にあるデザインについてもプロジェクトの中で触れることがあります。その1つとして、デジタルやWebのアクセシビリティにまつわる議論をすることもあります。
加えて、私たちは視覚に障害のある認定リードユーザーのメンバーの影響もあり、特にみえない・みえにくい人目線でのアクセシビリティについては日々たくさんのことを教えていただいていて、おかげさまでどんどん知見が溜まってきています。(認定リードユーザーメンバーのみなさんに感謝)
ただ、ひとえに「Webアクセシビリティ」と聞くと、とたんに視覚に障害のある人から気づく議論ばかりが目立つことにも疑問を持っていました。
また、いろんなご相談を受ける中で、アクセシビリティについての議論は盛り上がりを見せているものの、まだまだあまり課題解決自体は広がっていないようにも感じていました。そこで、そのボトルネックは何なのかを実はこの半年くらいずっと水面下でリサーチをしていたのです。
ひとまず結論として、どうせ私たちがアクセシビリティについてやるなら、私たちらしいアプローチをしよう!という目標は定まりました。ただ、これまでデジタルやWebについては知識・経験不足なところがあるのは否めず、どうするか悩ましく感じているという現実もありました。
そこで、まずは焦らず基礎的なアクセシビリティチェックの意味価値を広げることをコツコツ始めていこう!ただ視覚障害のあるメンバーだけでなく、他の障害・特性による可能性も模索しよう!と思っていた最中、うちの代表がこんなのをTwitterというかXに書くわけです…
インプレッションがとんでもない…どんだけ広がっとるんだ…(この集まった声どうするんや)
って悲鳴を上げたくなるほどにたくさんの声をいただきました。想像以上に多くの人に困り感があったり、逆に「これまで困っていたのは自分の発達特性が影響していたの!?」という声も頂いたりと、明らかに潜在的な困り感もあることがわかりました。チームとしてもそうしたリアルな声が思いがけずたくさん知れてよかったです。もっと早くポストすればよかったね!(?)
ということで、水面下で温めていたチームのお披露目をする前に、発達障害当事者のアクセシビリティチェッカーメンバー募集をさせていただくことにしました。
光による見えづらさ、文字の構成や並びなどの負荷などなど、見えているからこその課題を一緒に発見してくださる人を探しています。
視覚過敏傾向のある発達障害の方を想定して募集を出していますが、LD(学習障害)の観点、注意欠陥による見えづらさ、構造を把握することが困難な方、なども歓迎しています。どういうカテゴライズにすべきなのかも模索中ですので、我こそは!と思った方はぜひご検討ください。
また、立ち上がったばかりのチームになりますので、たとえば使うツールが変わったり、やり方をより良くするためにチームで試行錯誤したり、ということもあるかもしれません。基本はプロジェクト単位での依頼となりますが、チームのカイゼンにもぜひ前向きに関わっていただけたら嬉しいです。
ということで、エントリーご検討のかたは、詳細を下記リンク先よりご覧いただけますと幸いです。
発達障害/Webアクセシビリティ診断チェッカー募集!
実は視覚障害のある方のチェッカーさんの募集も始めました。そちらについては下記よりご覧ください。
これからアクセシビリティ周りは随時発信していく予定です。私たち自身が体を張ってアクセシビリティについては模索していくことになっているので、今後の発信もお楽しみに!
2023/09/12 23時 追記
明日9月13日22時頃より、アクセシビリティチェッカーの募集に関して、質問を受け付けたりする雑談配信が代表のYouTubeチャンネルにておこなわれるそうなので、よろしければご覧ください!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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