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2025年1月7日 日報

朝、タマリーについてホッとする間もなく。
「ピンポーン!」だれかやってきた。

新年のごあいさつの後は、
「居てくれてよかったー。人と話したくて!」だった。
小さな赤ちゃんを連れた彼女。

えっ?!
孤独に年末年始迎えたわけじゃないよね??

うん。彼女にはパートナーもお子もおふたりおられる。
家族の形がそこにはある。

だけど、だからこそ
赤の他人である「だれか」と話したいのだ。

いつもより子どもといる時間が長いからこそ
イライラ怒ってしまったり
今まで出会ったことのない
意地悪な自分と遭遇して自己嫌悪に陥ったり。

パートナーに対して悶々としたり。

一番近い存在である家族と迎える年末年始は
必ずしもインスタで見るような、幸せ家族の光景だけでは
なかったりするのがリアル。

子どもが二十歳を迎えた我が家でさえもあるある。
「ほら、行くぞー!」って言われても
洗濯は?洗い物は?私の準備はそれからですけど?
なんていまだに思う。

家族だから、一緒に居ればHAPPYなんてことってない。
ある意味、そういうのが家族なんだよなって思う。

その後、居合わせた方とその彼女がまた、話し出す。
内容は私に話したことと同じ。
その方は、私アロマもできるのよと。
アロマがないので、自然な流れで和室でボディケア。

彼女の身体も心も少しほぐれて
横で眠っていた子どもと並ぶ。

居合わせた方も
「これがタマリーよね!」なんて幸せそうにしてあって
私も、その光景を見てニンマリ。

これが、タマリーだよね。

そのあと、初めて作ってみたお豆のお粥を振舞う。
少しでも元気に帰ってくれたら嬉しい。

帰り際に、
「お粥代もとってね。」
「あっ、マッサージ代は?」
なんていう、やり取りに
優しい人たちの集まりだねって
笑った。

ほんの今日の1コマ。






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安部育実/CoLiving Tamaree
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