見出し画像

マリンワールド海の中道水族館 感想

・外観が綺麗
・生き物たちが元気

早朝から羽田を出発して博多へ向かいました。早朝でも空港は混雑していました。
旅行当日が旅行支援が発表された時期だったのが原因だったからでしょう。
羽田から博多へのフライトは2時間弱でした。博多空港から博多市街までは体感10分も掛からなかったと思います。これが今回の旅行で1番の驚きでした。
博多市街から空を見上げるとその大きさを感じる距離で旅客機を眺めることができました。

博多に到着後、簡単に昼食を済ませて海の中道駅を目指しました。香椎線で向かいます。
駅から水族館は徒歩ですぐの距離でした。
水族館の魅力は中身ももちろんです、それに加えてそのゲート・外観も施設としての魅力だと自分は感じます。
マリンワールド海の中道、施設の外観及び玄関口は非常に解放感がある造りになっています。日差しを浴びて輝く石畳の開かれた間口から巨大な船を思わせる水族館へと延びる広々とした階段、それらはゲストの気持ちを昂揚とさせる造りです。

チケットを提示しエントランスを通ると、まず清涼感のある、またはクリアな人工の滝が目を惹きました。滝の前にはこの水族館の看板が掲げられていました。エントランスは全体的に高級なホテルのような印象でした。


自分はまず最初にイルカショーを見に行きました。

ゴンドウのジャンプ

ショースペースからは浜辺そして海を眺めながら、ショーを鑑賞できます。
他と比べるのも失礼なのですが、江ノ島水族館も海を眺めることのできるショースペースではあるものの、マリンワールドの方は山の稜線が観えるのでより魅力的に感じました。
ショー自体の時間は20分程度です。
内容はアシカショーからイルカショーの2部構成でした。
アシカはでっかいワンちゃんだな、という印象でした。
イルカはとても迫力のある動きをしていて興奮しました。特に複数頭でプールを駆ける様子はとても良かったです。

九州近海水槽 産業遺産をモチーフ?
南洋風の水槽
イカ
大水槽 イワシのトルネード
向かってくるナポレオンフィッシュ
こっちを見ているコチ

水槽の水はとてもクリアでした。
魚種が豊富でした。タチウオや日本淡水魚もいました。
魚も元気で良い状態で展示されていました。イカは特に中身が透けて見えるくらいです。魚を飼育してて思うのですが、魚や海の生き物は人間の顔色と同じで体色に体調が反映されます。飼育水の循環や摂餌の管理、水槽の清掃がとても良い状態でサイクルされている証拠だと思います。良い水族館です。
展示方法も「コチ水槽の砂地」のような生息域を捉えたテーマ性のある展示で良かったです。よく話題に上がるチンアナゴがその一例です。その生き物がどのように暮らしているかわかる展示は工夫が繰り返されて成功するものと思います。


触れる距離にいるペンギン

屋外のペンギン展示はいろんな水族館に行った中で一番自由で一番距離が近かったです。ペンギンの好きな人はぜひ一度行くのを勧めたいです。

元気に泳ぐラッコ

最後にマリンワールド海の中道水族館の目玉展示の一つを紹介して終わります。
それはラッコ。
ラッコの捕獲は法律で禁止されているため、日本の水族館・動物園で飼育されている頭数が非常に少ないです。また、その飼育されているラッコも高齢になっておりいつかくるお別れの時期が近づいています。
なのでもしかするとラッコをみる最後のチャンスが今である確率が高いです。
ぜひラッコを見たい方は、お早めにマリンワールド海の中道へ。

いいなと思ったら応援しよう!