オンライン学会発表(ポスター)

週末は、日本教育工学会の全国大会でポスター発表をしました。当然、オンライン発表です。教育工学会なので、全国大会のサイトも、発表方法も綿密に決まっており、その方面でも勉強になったので、メモ。

・予稿集と当日発表のページが別になっていた
・予稿集は、全部が1つになったものと、日程別のものが用意されており、全部が1つになったものは冊子形式になっていて、目次がついてたのでこっちの方が実は分量が多くても、目的の発表の予稿を探しやすかった
・当日の大会サイトは日程別、発表カテゴリー別になっており、動線がわかりやすかった
・各発表資料は発表管理番号順にサイトに並べられ、発表資料のサムネイルが効果的に使われていた
・サムネイルの下に、Jamboard(学会が指定し、学会管理)、zoom(任意で発表者がURL準備し、事前に学会に連絡)、動画(任意)のアイコンが並んでおり、参加者が直感的に迷わない
→ここに各自の予稿集も貼ってあってダウンロードできると超便利!と思いましたが、それは至れり尽くせりすぎるか…。

大会のHPのインターフェイスがとにかく見やすかった!

Jamboardが質疑応答ツールとして学会から指定されていました。Jamboardに書き込みが多かったら、zoomで画面共有して…とも思ったのですが、書き込みがありませんでした。動画を作っている人はあまり多くなくて、zoomを利用している人が多かった印象。

実は、参加者として某大御所の先生のセッションに参加したら、それでも参加者が10名以下で、思い切ってバンバン質問できたのはすごくよかったです。多分、対面だと大人数が群がるし、その中で質問するのはなかなか勇気がいる…。しかし、それを反対から見ると、よっぽど興味のあることじゃないと、わざわざzoomに入室する敷居が高い気がしました。今回の学会でなく2週間くらい前に学会を発表していた人も書いてらしたんですけど、ポスター発表って遠巻きに眺めて…ってのが面白さというところもあるじゃないですか。チェックしていた発表じゃないけど、たまたま通りがかった時に人が話しているのを聞いて「ふむふむ」なる。そういう楽しみは、zoomだと難しいなと思いました。そうなると、スペチャがいいのかなあ?とか。

実は同じ日の夕方に自分が学生のゼミがあったので、その準備をしながら、学会に出たり入ったりしてました。こういうのが気軽にできるのもオンライン学会のいいところかなと思います。変な話、合間に家事もできる。とはいうものの、やはり現場に行ってそれまで会ったことのない方の発表をチラ見したり、その土地の美味しいものを食べたりしたい!(ってそこか?)。今後は、学会はハイブリッドになっていくのかな。そうだといいな。

いいなと思ったら応援しよう!