【雑記】暇な空白VS東野篤子の感想

この騒動、いくつか気になることがあったので備忘録として残しておこうと思う。なお、私は徴兵制の導入については否定的であり、自衛官・予備自・即応予備自を増やせばよい、とする立場である。

東野篤子氏はパヨクなのか?

これは正直言って筋が悪いと思う。

朝日新聞に掲載されている時点で胡散臭い、というのはわからなくもないし、中身についてもやや疑問符が残る。
とはいえ、そもそも掲載紙である朝日新聞のスタンスで発言が歪められている可能性は決して否定できない。過去にも何度もそういう事件は起きている。

この通り、東野女史は正論3月号にも執筆している人である。仮に東野女史がパヨクであったなら、むしろ正論編集部の方が気が狂ったかといわざるを得ない。

なお、正論今月号にはColaboの話も載っていることを付記しておく。

東野篤子氏はメスの青識なのか?

https://twitter.com/himasoraakane/status/1632063084310466560

これについてはそうであるといわざるをえない。
とはいえ「なりすましはしてないだろ!!」と噛みついてきた某3文字のように言葉が強い印象は受ける。青識呼ばわりは侮辱の表現としては強くなりすぎてしまった。

日本は人民解放軍に上陸されてしまったら終わりなのか?

対中国では、そもそも隣国であり島国の日本が、あの強大な兵力を持った中国に侵攻され、制空制海権を取られて上陸された時点で、総動員以前に、亡国の憂き目であり、民間人を動員した程度で、抵抗できるものではありません。

https://note.com/hima_kuuhaku/n/n12d0137523c6

これについてはそうではない。私の古巣である陸上自衛隊の存在意義にも直結するのだが、中国と日米がお互いに最善手を打った際に、人民解放軍の上陸そのものを阻止するのはほぼ不可能である。
なぜだろうか?それは制海空権が水物であり、一時的・局地的に人民解放軍に戦力を集中されてしまうと上陸を阻止するだけの能力が日米にはないからだ。
これは日本人がよく知る戦争の形が第二次世界大戦末期のような状況であるためにありがちな勘違いなのだが、人民解放軍の上陸作戦が行われる以前に自衛隊や米軍の海空戦力が消失していることはまずあり得ない。単純に中国の能力では不可能だからだ。しかし、特に日本列島本土においては九州島の西側が着上陸地点になると想定されており、陸上自衛隊も最初から上陸されてしまうことを念頭に置いて防衛計画を立てているフシがある。空と海の戦いは基本的に攻める側が有利であり、日米が手広く守っているところを中国が一点突破してくれば防ぎきることは至難の業だ。

では上陸された際はどうするのだろうか?答えは簡単、片っ端から道路や橋を破壊して足止めを行うのだ。幸い日本列島はウクライナに比して地形の起伏に富んでおり、陸上においては守りに適した地形である。
あくまでも制海空権の喪失は一時的なものであり、時間が経てば経つほど日米に状況は有利になる。単純に他の海域にいた戦闘艦艇が集まってくるのもあるし、アメリカ本国からの救援や世界各地に展開していた空母機動艦隊が東アジアに向かってくるからだ。
そうして海の補給路を遮断しさえすれば、どれだけの大軍に上陸されていようとも人民解放軍は死兵と化す。あとはゆっくりと掃討すればいい、というわけである。
民間人の死傷者は膨大な数になるだろうが、中国の目線で見れば上陸が成功したぐらいで勝てるほど日本は簡単な相手ではない。

東野篤子氏は出羽守のフェミではないか?

私としては以下のツイートが気になった。

多様性は絶対的に守らなければならない価値観である決まりでもあるのだろうか。私自身もLGBTに分類されるのだが、少なくとも科学の進歩で同性間で子供を作れる時代が来るまでは男が父親、女が母親でいいと思うのだが…

個々人の能力を無視して男女比を5:5にしろ!という主張があるが、私は反対である。
そのような風潮が「STAP細胞はありまぁす!」という事件を生んでしまったのであり、男女共同参画が最も悪しき形で具現化してしまった事例であると考えているのだが…。

妙に当てつけがましい発言。できればそのテレビ局の名前を挙げていただきたいのだが。

どうだろうか。私はむしろ青識とは違う意味で胡散臭さを感じ取ってしまった。これは「欧米ではこうだから男女平等にしろ!!」と言っているフェミニストによく似ている、というかそのものではないかと思うのだが…。
保守ならOK!という話ではないと思うのでここに記す。

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