Colabo/WBPC問題における三好不動産と西早稲田の闇
みなさんは三好不動産という会社をご存じだろうか。
九州の大手不動産会社である。九州にお住まいの方ならゾウ?のロゴマークに見覚えがある方もいるだろう。
今回はこの会社を軸にしてWBPC問題を見ていきたい。
悪魔の思考実験
ここ数日、WBPC問題は急展開を見せている。
なんと浅野文直・川崎市議(自民党)によると、Colaboを刑事告発しなければならないという結論に至ったのだそうだ。
かつてColaboに入所していたSioちゃんという方によると、Colaboは生活保護の不正受給を行っていたそうなのである。
いやー、参ったね。
そこで私はこう考えたのだ。
「俺だったら、どうやって生活保護で金儲けするかな」
「たくさんの入所者を収容する建物が必要だな。ビジネスモデルにおいてはスケールメリットを生かす必要がある。ちまちまと収容していてもダメだ。いっそアパートを建てようかな」
「いや、アパートはダメだ。入所者が逃げ出す可能性がある。シェアハウスにすれば監視しやすいし、なによりピンハネするのなら家賃が安いはずの建物に入所させて利ざやを稼ぐべきだ」
「シェアハウスならひとつの台所で多数の人々が生活できる。一度に纏めて自炊すれば食費が浮いてピンハネの利ざやが増えるな」
「しかし高額な土地代と建設費を自分で払うのは馬鹿らしい。シェアハウスの物件を安くでたくさん手に入れたいな」
「待てよ…そういや、破綻したシェアハウス事業のかぼちゃの馬車なんてあったな…」
「よし、かぼちゃの馬車のシェアハウスを安くで買い叩いて、人を放り込んで片っ端から生活保護を受けさせてピンハネすれば…俺は大金持ちだ!」
※単なる思考実験で実際にやるつもりはありません。
そこでかぼちゃの馬車を運営していたスマートデイズが経営破綻した後の顛末を調べていると、思いがけずWBPC問題にぶち当たったのである。
三好不動産社長、三好修の闇
株式会社スマートデイズが経営破綻に至った経緯については本筋と関係ないので、ここでは省く。
係長さんのゆっくり解説動画が詳しいので気になった方は参考にしていただきたい。しくじり企業、いつも楽しんで視聴させていただいています。
さて、スマートデイズのシェアハウスを事業譲渡されたのは三好不動産である。
記事の真ん中にいるメガネのおっちゃんが三好不動産の社長、三好修である。
ん?三好修…どこかで聞いた名前だな。
おおおおおん!?
めちゃくちゃWBPC問題の関係者じゃねーか!!まさか未来の俺の思考を盗聴…アルミホイルを被らなきゃ!
ここで私はターゲットを三好不動産とスマートデイズ周辺に絞って検索してみることにした。
いきなりラスボス・村木厚子である。この記事によれば、村木厚子と奥田知志と三好修の三人で住宅弱者をサポートするんだそうだ。
聞こえはいいが、WBPC問題が勃発した今となっては白々しく聞こえてならない。
三好修は福岡市の私学・西南学院大学の出身だそうだ。
なお奥田知志も西南学院大学出身。彼らには他に福岡県という共通点もあり、三好修と最も関係が深いWBPC関係者は奥田知志で間違いないだろう。
本件とは直接は無関係であるが、三好不動産はLGBTの取り組みが評価され2022年にLGBT団体から表彰されたらしい。ふーん…
とんでもない魔物が出てきた。つまり賃借住宅業界の利権団体の長が三好修であり、政治方のトップは「あの」自民党衆議院議員・石破茂なのである。かつて故・安倍晋三と再三に渡って自民党総裁の座を争った彼が三好不動産のバックにいるということになる。
WBPC問題において自民党の動きは鈍い。これは利権が絡んでいるせいではないだろうか?
Colabo理事・奥田知志が北九州市と行っているふるさと納税事業らしい。賛同者に三好修が名を連ねている。
いやちょっと待て!なんだこれは!三好修と共に元毎日新聞記者の西山太吉が賛同者に並べられているではないか!!
西山太吉といえば口にするのも憚られるおぞましい所業を女性に行った刑事事件「西山事件」の首謀者である。こんな人と同列に並べられていますよ?三好修さん、あなた本当にそれでいいんですか?
スルガ銀行・スマートデイズ被害弁護団の闇
https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200325_02.html
かぼちゃの馬車などの事業を行っていたスマートデイズの破綻処理において、建設費用として多額の債務を背負ったシェアハウスのオーナーは、建物と土地を物納することで借金をチャラにしたのだそうだ。
これは被害弁護団の奮闘によるものだそうだが、結果だけ見ればオーナーが失った土地がお値引き価格で三好不動産に流れていることになる。
ということで、次のターゲットは被害弁護団である。
このニュース記事を見たとき、私は一瞬記事を間違えたのかと思った。
安倍晋三元総理が暗殺された直後、統一教会被害を訴える弁護士団体が記者会見を開いて大々的に報道されたのはみなさん覚えているだろうか。この時に見た顔を覚えていたからである。
そう、山口広弁護士と紀藤正樹弁護士である。この二人がスマートデイズの被害弁護団にも所属していたからだ。
私は統一教会の問題についてはとやかく言うつもりはない。しかし、彼らは統一教会と政治的に対立している日本共産党に近い人物であると私は考えている。
なにしろ暇空茜さんが数ヶ月前に指摘した問題が刑事告訴されようかという段階なのである。共産党おばさんとはよく言ったものだ。
であれば、弁護団の他の人物も怪しいのでは?
山口広・紀藤正樹弁護士と共に被害弁護団に名を連ねている谷合周三弁護士。
これはヤバい。
https://www.jcp-tokyo.net/2015/1017/8599
共産党によると谷合周三は東京・市民オンブズマン事務局長なんだそうである。市民オンブズマンと聞いてなにか思い出さないだろうか?
Colaboの弁護団によると市民オンブズマンでなければリーガルハラスメントなんだそうな。
しかし、その市民オンブズマンの事務局長がこんなところにいる。これはいったいどういうことだろうか。
オンズブズブマンとはよく言ったものである。
対企業訴訟で左派弁護士が集うこと自体は珍しいことではない。それが彼らのメシの種だからだ。しかし、これは偶然だろうか?
暗躍する親北朝鮮プロテスタント教会の影
私がWBPC問題を眺めていて常々思っていたことがある。それは背後にプロテスタント教会の姿が見え隠れすることだ。
これらプロテスタント集団を俗に西早稲田と呼ぶ。新宿区西早稲田2-3-18に団体が集中しているからである。
Colabo代表・仁藤夢乃を追いかけているエコーニュースによると、彼女の思想形成には恩師である日本基督教団百人町教会の牧師が大きく関わっているのだそうだ。彼は特に過激な部類で三里塚闘争にも関わっていたらしいが、では平均的な日本基督教団の主張はといえばこんなものである。
公式サイトによると、反アベ・反安保・反天皇制・朝鮮学校の無償化賛成だそうだ。まるで共産党か朝鮮総連と見紛う主張だが、これは紛れもないプロテスタント教会の話である。
無論Colabo理事・奥田知志にしてもそうで、彼は日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会(福岡県北九州市)の牧師である。
彼の息子がSEALDs創設者にして代表的人物である奥田愛基であることも今さら言うまでもない話だろう。
しかし、これらはこの記事の本筋ではない。ではなぜこの話をしたかというと、次の通りだからである。
三好修の出身校である西南学院大学は日本バプテスト連盟である。私学はキリスト教系のものが案外多いしこれは彼が信者であることを直ちに意味しないが、それでも奥田知志もこの大学の出身であることを考えれば侮ることができない。
石破茂は18歳で洗礼を受けた先祖代々の日本基督教団の信者である。この話、案外知らない人がいるので驚いたことがある。
日本基督教団のシンポジウムに出席するスマートデイズ被害弁護団・山口広弁護士。主催は在日朝鮮人牧師で鈴木エイトも参加している。これは日本基督教団と統一教会が対立関係にあるためだが、言い換えれば創価学会と顕正会の関係のようなものである。上記の主張も含め、統一教会と政治的思想の左右をひっくり返しただけでカルトそのものである。
余談だが、一般にプロテスタント教会における寄付額は収入の10%だそうだ。統一教会ほどではないかもしれないが、それでも初詣と七五三と葬式ぐらいしか宗教団体に金を払わない一般的な日本人からすれば法外な額だろう。https://twitter.com/masaki_kito/status/1548313137895448582
https://twitter.com/masaki_kito/status/1549711074655473664
何度も日本基督教団を紹介するスマートデイズ被害弁護団・紀藤正樹弁護士。反統一教会コメンテーターとして一時期しょっちゅうTVで見かけていたが、ふたをあければこんなものである。これでは他の宗教団体に勧誘しているだけにしか見えない。
日本のキリスト教総人口は1%以下だ。しかもそのうち相当数をカトリックが占めるため、プロテスタントの割合はさらに低い。にもかかわらずここまでWBPC問題を調べていてプロテスタント関係者に遭遇するのは異様である。組織的な背後関係を疑いたくなるのが自然ではないだろうか。
おわりに
実は私は2009年ごろ福岡でホームレスをしていた。今にして思えばバカな話だが、仁藤夢乃と同じように親に反発し家出したのだ。
寒い冬の夜はなかなかしんどく、ひもじい思いをしては先輩のホームレスに幾つもの知恵を教わったものだ。曰く、新聞紙を服の下に入れれば暖かい。曰く、地面に直で寝ると熱を奪われるから段ボール等で断熱しろetc…
そのような時、炊き出しに並んでいたバプテスト教会のボランティアに教えてもらって入居したのが奥田知志のNPOだった。
暖かかった。
嬉しかった。
だからこそ思うのだ、なぜこのようなことになってしまったのかと。
この頃の団体のスタンスはあくまで自立支援、1ヶ月間は住居と食事を世話するからその間に仕事と住居を探して自立せよというスタンスだった。そのための手助けは彼らは惜しむことがなかった。
断じて生活保護に甘んじるニートを収容するような施設ではなかった。 断じて左翼の尖兵として収容者を動員するものではなかった。
あの時に立ち直ったから私の今があるのであり、その頃の団体の姿がもはや無いのならばとても悲しいことである。
違うというのならWBPC問題の疑惑をきちんと説明して晴らしてほしい。かつて世話になった1人からの心からの願いである。