『珈琲』

私はコーヒーが好きだ
結構好きだ
どれぐらい好きかといえば、家に珈琲を入れるための器具が５種類くらいあり
その日の気分や豆の種類で淹れ方を変えたり
一人でラテアートをしたり
家で焙煎を初めてみたり
専用の珈琲棚がそろそろ埋まってしまいそうだったりするぐらいには、好きだ。
珈琲はいいよね、凝れば凝るほど美味しくなるし
専用器具を見始めたら終わりがないし、本当に趣味としては素晴らしいなと思っている
それに珈琲を淹れている時間、飲んでいる時間は本当に落ち着く
自分の中でこうなんていうか一つのスイッチのような、儀式みたいになっていて
珈琲を飲むと気持ちを切り替えることができるんですよね
珈琲はいいぞぉ

ちなみにマンデリンが好きです
酸味が少なめで味のバランスがいい
私もそういう人間になりたい

子供の頃や学生時代には、やっぱり甘い珈琲とかカフェオレとかが好きだったけど、いつからブラックが好きになったのだろうとたまに考えます
学生の頃よく帰り道にK君と缶コーヒーを飲みながら帰りました
やれ誰々がかわいいとか、あの先生が苦手とか他愛もない話をしながら飲む缶コーヒーは美味しかった
そういえばK君はその時缶コーヒーじゃなく紅茶花伝や午後ティーを飲んでいたような気がします
曰く、珈琲はどんなに甘くしても苦いとのこと
味のわからないやつめ、と味のわからない奴が思っていましたね

そんなK君と会う当日
11：00に集合をして、昼ごはんを食べに行こうと約束をしたわけなんですが、ただいまの時刻は10：20
早すぎるのはわかってる
なんか久しぶりの友達に会うのってちょっと緊張するじゃないですか
だから缶コーヒーを飲みながら時間を潰していたんです