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フィールドは山、川、海? Non Non 目のまえです

これはアウトドアブランド「Col to Col(コル・トゥ・コル)」が立ち上がるまでの経緯と、中の人が何を考えているのかを、三人のメンバー(タッカ・エンゾー・ドフィ)が代わる代わる綴っていく「問わず語り」です。

【タッカの回:002】
どうもキャンプ歴39年のタッカです。

薪割りタッカ

昨今のキャンプブームは、言わずもがな盛況中

週末になると、キャンプ道具をこれでもかと積んだ車をよくみかけます


家族で行くのかな?

愛犬を助手席にのせてウキウキドライブ

カップルでラブラブキャンプ

いやいや、独り自然を楽しむ無骨なソロキャンプ

アウトドアは千差万別、いろんなスタイルがあってもいいんですよね


さて、みなさんはお気に入りのフィールドってありますか?

キャンプサイトも大きくわけて

・草原

・山林

・川辺

・海辺

と分類できます。

そして

・オートサイト(AC電源あり・なし)

・フリーサイト

私が好きなのは……山林で川が流れているフリーサイトかしらね~

有名なのは山梨県の【道志の森キャンプ場】とかスタイルにはあってます

ただ、標高が高くて晩秋はさむい!

でもその分、星を眺めての焚火は最高

道志の森 気温5度

このように、自分の思い描くお気に入りのフィールドに巡り合うこともキャンプの醍醐味かと思います。


さて、皆さんハマっているアウトドア

直訳すると「OUTDOOR=ドアの外」

そうなんです!家のドアを開けて一歩出たらそこはすでにアウトドア

いたるところがフィールドなのです。

コロナ禍の昨今、自粛がつづきキャンプに行けないとき、自宅のバルコニーに山岳用のテントを張り、中でガスバーナー調理、シェラフで就寝なんてやってませんか?

……私はやってます。

温い室内を目の前にして何をしているの?と家族にはツッこまれますが、それでも雰囲気を味わうのには最高です。これを読んでいるアナタも少なからず共感できるでしょう?w

で、私の思い出を少々

田舎から上京したての大都会の東京、コンクリートジャングルに目が回りそうな日々を過ごしていたときに経験した【アウトドア】


都庁展望台の夜景イメージ


友人が西新宿のマンションに部屋を借りていました。

学生で新宿、しかも都庁が目の前にそびえ立つような景色

彼は新宿西口公園が自分の「庭」だと言い張り

西武新宿線のPePe駅ビルの後ろ

さぞかしセレブな高級マンションかと思いきや、玄関ドアを開けたら1.5m先が壁の3.5畳ワンルーム、なんのシミかわからないような異様な壁

これが東京かと衝撃をうけたのを覚えています。

それでも家主は満足そうに快適に生活をしていて、たくましさと、生命力の強さを感じました。

これぞ、サバイバー 都会を生きぬくサバイバーだ!と感動すらした覚えがあります。

ある日、私は思い立ちました

キャンプに行きたくても、遠征するお金はない

とはいえ近所の公園でテントを張り野営というのも怒られる。

ならば……友人の家があるではないか。


そうです、大都会 新宿の夜景を見ながらテントで寝る

これは、アウトドアだ!

さすがに友人の部屋にはスペースがありません

ならば「アウトのドア」です。

その友人のマンションは15階建て、外には非常階段

そうです、重い扉を開けて非常階段の踊り場には、テントが一張りできるスペースがあったのです

広がる景色は、ツインタワー東京都庁、それを囲む高層ビル群、西口公園の借景、これはなかなかのシチュエーション。

ここに地上数十メートルのテン場を見つけました

当時も愛用していたモンベルのクロノスドームを設営。

あの時にテント内で食べたカップラーメン、夜空に浮かぶ三日月と中華料理屋の排気口の匂いはいまでも忘れません。

東京の三日月イメージ

つまり、アウトドアを愛する者は、気持ちさえあれば、そこがフィールドってことよ

アイデア次第、工夫次第でフィールドがひろがりあます


コロナ禍で自粛、待機がつづいていますが、想像力豊かに自分フィールドを探すっていうのも野外活動へのつながりかもしれませんね。


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