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【実施レポート】食べることに困ることなく暮らせる世界とは?

2021年2月11日にブロックワークショップを実施しました。

えひめ消費者研究会の関係者を中心に子どもさんも含め総勢40名以上集まっていただいたこのワークショップ。テーマは『食』。
楽しみながらも真剣に学んでいただけた2時間半となりました。

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【アイスブレイク】
お題1つにつき1つのブロックを選んで語る
・今の気分
・最近困っていること

【スキルビルディング①】
つくって語る練習
お題『あなたの家の庭に植えたい木』
季節の花、かんきつの木、魔よけのニンジンなど色々な木がありました。

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【スキルビルディング②】
つくった作品をアレンジして語る練習
お題『ある国に植えられているパームヤシ』

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つくる前にパームヤシが育っている国の地図とパームヤシの写真を見せた上でつくってもらいました。
語るときはつくったパームヤシの特徴と、このパームヤシに登ったらそこからどんな風景が見えるか?を語ってもらいました。

ブロックでは、パームの実の色・しっかり根をはっている・緑豊かな大自然にある木、といった特徴が表現されていました。
このパームヤシに登ると、海・自然・夜景・きれいな絶景・この木を管理人が守っている・日差しが差し込んで気持ちいい、といったことが語られていました。

【ミニレク】
休憩中にパーム油クイズに挑戦してもらった後、ランタンの動画を視聴してもらいました。
自分の視点とオランウータンのランタンの視点との違い・パーム油の現状・食と世界のつながり・SDGsレポート2020を中心に簡単にレクチャー。

【メインワーク】
お題『地球上のすべての人が食べることに困ることなく暮らすことができる理想の世界』をつくって語る

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あっという間の7分だったという言葉を聞きまして、それだけお題に気持ちが入っていただけていたようで嬉しかったです。

橋のブロックをつかって橋渡しや架け橋と表現する方、風車のブロックをつかって循環や再生エネルギーと表現する方、棒のブロックを使ってアンテナをはることが大切や自給自足する道具になると表現される方、細長いブロックを使って食は危ういバランスだと表現される方、本当に様々なお話が聞けました。

暗くなりそうな現実を受け止めながらも、それでも未来は明るい・希望を持ちたい・上手くいけばいい花が咲く、とても素敵な想いを聞くことができました。

【クロージング】
最後は感想と気づきでブロックを1つ選んでお一人ずつ感想をいただきました。人数の関係で、時間超過してしまったことは反省です。
それでも、この場があったから学びが深まったとの感想をいただきました。

子どもの口から「自分が動かないといけない」「手を差し伸べていく」という力強い言葉を聞くと、子どもたちに恥ずかしくない生き方をしていかないといけないなと改めて実感します。

●感想の紹介
目のブロック:目を向ける、目をつむらない
人のブロック:人が集まることが大事、自分が動く、手を差し伸べる、歩く、行動する一歩、人が知ることが大事
花のブロック:楽しい、学びあえる幸せ
橋のブロック:人とつながる
葉のブロック:芽が出る
棒のブロック:アンテナを立てる、道具になる
透明のブロック:多面的に見る(無色)、程よい熱(赤)、循環型(黄)
色のブロック:緑を増やす・自然を守る(緑)、つながりと希望(ピンク)、情熱と楽しい(オレンジ)
梯子のブロック:階段を一段ずつ上がる

初めてのオンラインファシリテーター。たくさんのサポートをいただきまして何とか無事に終えることができました。本当にいい経験させてもらえたことに感謝です。

今後のブロックワークショップの予定
2/19 宇和島市吉田町(リアル開催)
2/28 徳島県消費生活コーディネーター(オンライン開催)
3/6   宇和島市三間町(リアル開催)
3/14 親子向け(オンライン開催)

3/6と3/14は参加者募集中です!

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