ブロックを使った共創ワークショップについて
四国SDGsコクリバ管理人です。今回は、ブロックを使った共創ワークショップについて説明します。
ブロックでワークショップが出来るとはどういうことか?といいますと、この手法は「レゴ®シリアスプレイ®」といって、有名なおもちゃレゴ®ブロックを用いたワークショップで、2000年ごろにLEGO®社によって開発された対話の手法です。LEGOシリアスプレイのベーシックメソッドは2010年からオープンソース化されています。
私は、2020年、小学生や大学生を対象に地球温暖化・気候変動について考えるワークショップにこの手法を取り入れて実施しました。
ブロックを使った共創ワークショップは、「レゴ®ブロック」を活用して、"作って語る" です。ファシリテーターのもと、大きく3つのステップを繰り返します。
①「お題」に対して作品を作る
②作品を通して「お題」を語る
③作品をもとに「対話」する
手を動かして作品を作ることで、頭の中にあるイメージや心の声・想いを『見える化』します。そして、作品を通して語ることで、普段なかなか言語化しにくい想いやビジョンを話しやすくなり、また、相手と対等に対話しやすくなります。また、メンバーと対話することで、思いがけない言葉や気持ちに出会うことがあります。これが、自己理解につながっていくと考えています。
そのため、この手法は、「組織のビジョン作り」「チームビルディング」「コミュニケーション力強化」などの効果を期待できます。それだけでなく、正解のない社会課題や自分のキャリアについても考えることができ、実現したい未来や自分の姿についてイメージしやすくなります。また、自分自身に向き合うときにもこの手法を活用することができます。
言語化することが苦手な人、場の空気を読んで思っていることを口に出せない人にこそぜひ体感してもらいたいツールです。親子でも活用OKで、我が家は何度か家族でやっています。パートナーや子供から思いがけない言葉を聞けるので、驚きと発見の連続ですので、ぜひ一度ご体験ください!
参考までに、私がこれまで体験した内容を紹介します。
・ブロックを使った共創【オンラインワークショップ】デザイン基礎講座及び読書会・練習会
・「作品作りを通して、自分の内観に向き合う」体験ワークショップ
・ブロックを使って考えるコロナ時代のSDGsワークショップ(オンライン)
・愛媛でCO2ゼロが達成された未来をつくろう
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