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RiJ 2024 SummerでSimCityをやらせていただきました

RTA in Japan 2024 Summer の1枠でSimCityをやらせていただきました。
直前までずっと楽しんでもらえるのか不安になっていましたが、
イベント中・イベント後の反響が想定以上に好意的で「ほっとしている」
というのが正直な感想です。

RiJへの応募からイベント後までのことを振り返っていきます


RiJ応募のきっかけ

これまでのRTA活動を見ていただいている人に「RiJ応募しないの?」をちょいちょい言われていたのですが、「自分よりいいパフォーマンスできる人がいるんだからコケこっこが出るRiJよりそっち観たいわ」てずっと言ってました。

で、どうして今回は応募したの??
なんやかんやでRTAに打ち込む時間ができて、やっているうちに「RTAおもろいな!」と改めて感じていたのと(やっていたのはマリオワールド 笑)「いまなら観ていた人たちと同等のパフォーマンスできるのでは?」と思って、自分が『魅せられる』タイトルであるSimCityで応募しました。

RiJタイトル発表

応募はしたものの「ま~、あんな病院ぶっ壊しまくるRTAでチャリティイベントに出られるわけないかぁwww」
タイトル一覧ファイルぽちっ → 走者欄にコケこっこ
ふぇ? タイトルは?? SimCity!?
-----5秒後-----
どういう出し物にしようか??

「やったー!うれしー!!」みたいな感情より先に、どうすれば今まで観てきたRiJタイトルのようなパフォーマンスを出せるか、どういったコンテンツであればチャリティイベントの1枠として視聴者に楽しんでもらえるか、そっちに頭がいきました。
というのも過去にRTA BootCampというイベントでSimCityをやったとき、ロクに喋れず自分の中で不完全燃焼だった経験があったからです。

のんびりシミュレーションゲームではあるもののRTAとなると話は別で、ずーっとマス目を数えていたり建物の数を数えていたり税収見込みを人口変動から立てて先々の都市計画を微調整したり・・・
頭のリソースが足りなくなって喋れないんです!!!

そんなわけでまず「解説を誰かに依頼しよう!」となりました。

次にどんなコンセプトにするか、を考えたのですが
・・・客観的に見てRTAっぽくねぇな、このタイトル!!
というわけで「ゲームを主役として、ゲームそのものと周辺情報を添える
てなコンセプトにしました。

こんな感じのコンセプトシートに頭の中を吐き出して整理

ゲーム情報・周辺情報を伝えつつ、SimCityの雰囲気に合って解説をお願いできる人・・・・ワイズさん!!!

一番最初に思い当たったのがワイズさんで、RiJタイトル発表のその日にDMを送りました。
返事は・・・
「どう解説すればよいか見当がつかないので少し待ってください」
-----3時間後-----
「ソフト・攻略本・関連書籍が手配できたので引き受けます」

あれ? これオレより気合入ってない????

本番までの準備あれこれ

本番までにやることを考えたときに
・RTAの練習
・解説内容の合わせ
・RiJが8/9~8/15で開催されること、8/14にSimcityがあることの宣伝

の3点は最低限やらなきゃな~、て感じでした。
タイトル発表があってからどのタイトルが注目されているかエゴサをしていたわけですが、意外とSimCityを観る予定タイトルに挙げているかたが多く、その人たちに「8/14のお昼だよ~」は届けたいなと思ってました。
少しでも観ていただける人を増やす、てのはイベントに出るときは意識しています。ついつい当日のパフォーマンスでイベントを盛り上げたくはなるのですが、宣伝による事前集客でイベントの盛り上がりに役立てるならそうしたいな、と。

RTAの練習は順調だったのですが、解説内容の合わせのためにワイズさんと打ち合わせを実施しようとしたところ問題発生!

コケこっこ、打ち合わせ集合時間を間違える
こいつ、アホです。。集合時間を1時間後ろに間違えて悠長に風呂に入ってました。本当にすみません。。。

ワイズさんが事前に、私のプレイ動画に声をあてて解説サンプル動画を作ってくださっていました。1回目の打ち合わせでは前半部分でしたが、この時点で「解説をお願いしてよかった!
既に私からは絶対に出てこないクオリティの解説になっていました。
で、2回目の打ち合わせの予定を決めて解散。
2回目の打ち合わせ、ここでも問題発生!!

コケこっこ、ゲーム画面を共有できる環境にいない
こいつ、アホです。。てっきり2回目もサンプル動画を見ながらやりとりをするもんだと思い込み、実家に帰省していました。。
プレイと解説のタイミング合わせて修正するんだから実プレイ必須じゃんね~。

そんなこんなでプレイと解説の合わせは前日リハーサルの1回だけに。。
とはいえ画面キャプチャ環境がないので急遽BALLeLさん(https://barrel.games/)で個室を借りることに。
無事にリハーサルを終え、会計時にステージスクリーンを見るとそこにはRiJのモンスターファームが流れてるじゃないですか!
店員「いまRTAのイベントやってて期間中流してるんですよ~」
コケ「これ明日出るんすよ~」
店員「!!???」
本当に助かりました。配信機材もそろってるし通信環境に不安が全くないのでオフラインイベントやりたいですね。スペースも広くて快適でした!

リハーサルを終えたわけですが、終わり際に
ワイズさん「あとは災害が起きないことを祈るだけですね~」
コケ「まー、滅多にないんで大丈夫っしょ! 発生したら『お江戸式火消し』とかいってアドリブお願いします 笑」
なんて言って解散しました。コケこっこ、最後まで適当である。。

RiJ当日

当日は「あそび大全」を観に朝1から会場入りしていました。
が、気持ちは上の空。
自分の出番が気になってな~んにも情報が入ってこないw
ラウンジに移動するも落ち着かないので隅っこで小さくなってましたww
しばらくしたらマリオワールドRTA仲間が見つけてくれてずっと気を紛らわせてくれました。要保護者のおっさんですまんwww

そんな感じでそわそわしていると空きスペースで帰ってきた魔界村を練習しているfuchikaさんが!?
えーっと、出番15時間後くらいですがアップ始めるの早くないっすか??
バックアップデータ作りも兼ねて、自分の最終練習をして本番環境セットアップへ!
最終練習が爆速だったのでプレイには何の不安もなかったのですが、SimCityの枠が視聴者に受け入れてもらえるか。これだけは始まらないと結果が分からないのでとても不安でした。

セットアップ中にワイズさんと会話していたのですが、
ワイズさん「緊張で手汗止まらないです」
コケ「え?ワイズさんくらい何回も出てても緊張するもんですか?」
ワイズさん「やっぱ視聴者の反応は何回やっても不安ですね~」

同じとこ不安に思って緊張してるやん 笑
逆に「じゃあもうこの緊張は仕方ないか~」てな具合に緊張を受け入れることができて、ある意味落ち着きました。

本走はアーカイブを観ていただくとして・・・・

なんで地震発生してんねん 笑
この瞬間に頭真っ白になって「完走できるのか??」ばかり気になってまともなリアクションを返せませんでした。反省。

基本的にはゲーム画面と解説の邪魔にならないように動きや表情変化は少なく、を心掛けていたのですが(SFCに衝撃与えてゲームが止まらないようにする目的もありますが)、さすがに無操作時間になにもやらないのはどうかと思って前述の頭フル回転の状況を配信でコメントしてました。
「おい、市長スマホいじっとるやんけ!!」てなリアクションもいただきましたが、サボってるわけじゃないもん!仕事だもん!!

イベントを終えて

出番が終わって観客席の方を振り向いたとき、自然と御礼のお辞儀をしてました。と同時に急に身体の力が抜けて手が震えてSFCが持ち上がらなくなり、撤収をセットアップ担当に手伝っていただきました。恥ずかしい・・

プレイ中は会場でも笑いが起き、ときに真剣な空気が漂っているのを背中から感じていました。配信のコメントでも多くのコメントをいただけていることは見ていました(なんで見てんねんw)
イベントに出たときには自分の出番直前と直後の視聴人数差で簡易的に出来不出来を見ているのですが、こちらも大きく増加していて「ああ、よかった。喜んでもらえたかな」てな感じでほっとしました。

アーカイブで再度コメント欄を見たり、X(twitter)で感想を見たりしてもほぼ好意的な感想がいただけていて本当によかったな、と。

いままでは好き勝手に自己満足でRTAを楽しんでいたわけですが、こんなに多くの人に観ていただけたこと、良い評価をいただけたこと。RiJって特別なイベントなんだなぁ、としみじみ感じています。

最後に、こんなにもSimCity RTAを彩ってくださったワイズさん、視聴いただいた方々、コメントいただいた方々、アーカイブを観ていただいた方々。
SimCityを披露させていただく場を下さった運営の方々。すべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました!

市民の高評価49%の市長より(これ今までで2番目に高い数字だったけどw)
解散!!!

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