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【11/27 BTCチャート分析】26日、上昇を見せるも力不足。下落相場が続く原因とは

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView

【インディケーター】
■出来高プロファイル
固定期間出来高

■出来高

11月26日相場、トレンドラインに阻まれ下落。

11月26日の相場では、小幅な上昇を見せましたが15分足で意識されているトレンドラインに触れたのち下落していく展開となりました。

また470000円付近のレジスタンスラインも強力で、両方のラインが意識された結果、上昇幅は限定的なものとなり再び下落してきました。

しかしながら今後、更なる下落があるとも言いきれない状況です。なぜなら25日に、ヘッドアンドショルダーボトムを付け上昇し、かつ26日に付けた底値は25日の底値よりも高い位置につけたからです。

そして、トレンドラインとの三角持ち合いを形成する可能性もあるため注視する必要があります。

5分足ではフィボナッチが意識される展開に

上図は25日にヘッドアンドショルダーボトムを付けて以降26日までの5分足チャートです。フィボナッチリトレースメントを描画すると、23%ラインと38%ラインで複数回反転していることがわかります。現在は50%ラインを割って推移しているものの再び上昇しています。

今後はこの50%ラインを越えてこられるかに注目が集まります。現在は下落トレンドであるため、50%ライン付近まで上昇しても再び価格が下落していく可能性は十分にあります。

・下落トレンド継続中。ファンダメンタルズに注目。

ビットコイン相場はこれまで、15分足などの短期足では何度か底値を付けたように見える展開もありました。しかしながらはっきりとした底値を付けたられず、1か月前から下落一辺倒の展開が続いています。

この相場を見ると、テクニカル的な要素よりもファンダメンタルズが大きく関係していると捉えられます。ビットコインキャッシュのハードフォーク問題に始まり、Bakktの先物取引延期ニュース、マイニング業者の損益分岐ライン割れなどなど、ネガティブニュースが連発しています。

そのため、テクニカル的には上昇基調であっても、それを超える売り注文が発生してしまうため、相場が下落します。したがってチャート分析のみでは底値を計りにくい状態が続いているのです。

このような相場においては、ポジティブなニュースが出るなどファンダメンタルズにおいて上昇基調となる材料が出るまで待つことになります。

デイトレーダーは基本的にトレンドフォローのトレードを続け、長期ホールドをしたい方はファンダメンタルズに注目してエントリーポイントを決めるようにしましょう。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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