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【11/13 BTCチャート分析】フィボナッチ系のチャート描画で転換点を予測し、急激な値動きに対応するには

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView

【インディケーター】
■出来高プロファイル
固定期間出来高

■出来高

フィボナッチリトレースメントを描画し、転換点を予測する

直近のビットコイン相場では、8日に付けた最高値でエリオット波動の第5波が終わり、9日~11日に修正波が現れ相場は下落方向に動いていきました。

そして11月12日のビットコイン相場は、3日間続いた下落相場から反発の動きを見せる相場展開となりました。

図1を見てください。12日の相場では、フィボナッチリトレースメントを意識されており、62%のラインで反発しました。そして50%ラインで一旦上昇の勢いが収まり、再びラインブレイクに向けて上昇しています。

50%ライン付近は、最もポジションが積みあがった価格帯でもあり、レジスタンスラインとして強く機能していると考えられます。

また、12日の上昇相場は、瞬間的に出来高が上昇しそれに伴い、価格も間髪開けずに上昇していきました。このような値動きが起こるのは、ファンドなどの大口投資家がタイミングをみて買い上げているからだと考えられます。

このような急激に値動きする相場環境では、エントリーの難易度が高いため、フィボナッチ系をチャートに描画したり、水平線、トレンドラインを活用して転換しそうなポイントをあらかじめ予測する必要があります。

過去の値動きパターンから読み解く。直近相場での注意事項とは

現在、日足チャートでは底値を切り上げる展開が続いています。その原因の一つにファンドなどの大口投資家が、少しずつ市場にマネーを投入していることが挙げられます。

彼らの扱うマネーは巨額であるがために、一気に市場に投入して高値でビットコインを購入することが無いよう、少しずつ買い上げているのです。

また過去のチャートを見ると、720000万円付近に存在するサポートラインをブレイクする様子には特徴があります。チャート上に丸印で付けたところに注目すると、急落や急騰によって一気にブレイクされることが何度も起きていることがわかります。

つまり過去のチャートパターンから予測すると、ピンク色のトレンドラインまで一気に下がり、押し目を付けてから再び上昇していくことは十分に予想されます。

またこのトレンドラインはファンドなどの大口投資家が意識しているラインであるため、かなり足場の堅い状態を作り出していると言えます。

万が一トレンドラインをブレイクした際には大きな下落相場になることが予測されるため、注視する必要があります。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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