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【11/22 BTCチャート分析】弱まりつつある下落圧力。サポートラインがレジスタンスラインに成り得るタイミング

『COINTANK Daily Trade Tips』は前日のチャートからトレードのポイントを振り返るコンテンツです。前日のチャートからトレード手法のポイントをテクニカル分析に基づいて振り返りながら解説しています。

【使用したテクニカルチャート】
BTC/JPY(bitFlyerの価格) TradingView

【インディケーター】
■出来高プロファイル
固定期間出来高

■出来高

ヘッドアンドショルダーボトム形成。50万円付近で下げ止まったか

11月21日の相場は、50万円付近で出来高の拡大した一日となりました。50万円というのはわかりやすい節目の価格として多くの投資家が意識しています。

現在日本人投資家が再参入してきている背景もあり、日本人からみてわかりやすい価格帯がサポートラインやレジスタンスラインとして機能しています。

また21日には、50万円付近でヘッドアンドショルダーボトムを形成し、一旦は下落圧力が弱まったことを示しました。

しかしながら、ネックラインが下落方向を向いているため、上昇圧力はそこまで強力とも言い難い状態です。トレンドが転換したと決め付けるのにはまだ早く、更なる下落の可能性も考えてトレードする必要があります。

475000円と310000円にサポートライン

現在のビットコイン相場は、475000円のサポートラインで反発し、50万円台で推移しています。このラインは60万円台に比べてポジションが多く積みあがっている価格帯であり、サポートラインとしてより強力に機能しています。

逆に、このラインが割れてしまうと強力なレジスタンスラインとなり更なる大きな下落を招くこととなります。

そして次のサポートラインとして有力なのが310000円です。チャートを見てもわかる通り、475000円付近の2倍ほどのポジションが積みあがっていることがわかります。

したがって、現在の価格からさらに下落が進んだ際、次の市場の目標価格は310000円であると考えるのがよさそうです。

ビットコインキャッシュのハードフォーク問題、収束に向かうか

ビットコインキャッシュは、ハードフォークの際、bitcoinABCとbitcoinSVの間でハッシュ戦争が繰り広げられ、どちらが作成したチェーンを使うことになるのかギリギリまでわからず、混乱を招いていました。

またハードフォーク後も敗者のbitcoinSVがビットコインキャッシュネットワークを攻撃するといった発表をしており、混乱の長期化が懸念されていました。

しかしながらbitcoinSV側のCoingeekのカルヴィン・エアー氏が、「停戦提案」ともとれる発表を行いました。

「私たちは取引所がABCのコインをBAB(Bitcoin ABC)、SV側のコインをBSV(Bitcoin SV)として表記することを受け入れる。…私たちはまた、すべてのウォレット、決済業者、および他のサービスプロバイダーが同じようにすることを望む。ABCの派閥が私たちと協力してこれを進めたいと考えている」

「このために、両者(ABCとSV)は互いのチェーンを攻撃しないことに同意し、チェーンはマーケットで別々のプロダクトとして競合するようにする。基本的に双方がBCHの請求権を放棄し、イーブンでスタートする」と発表しています。

これにより、ビットコインキャッシュのハードフォークに関連する問題は収束に向かうと思われ、仮想通貨市場にとっては好材料となるでしょう。

■Writer■
まっつん
14歳のころから株式投資を始めており、FXトレード歴は3年。トレードビギナー時代には3か月で全財産70万円を失う経験を経て、プロトレーダーのもとでトレードを学び始める。3年以上トレードをして得た実経験や、バカラやブラックジャックの仕組みを研究したことで得た知見、大量の書籍から得た有益な情報を掛け合わせることで独自のトレード方法を開発。仮想通貨には2016年(当時1BIT=4万円)から投資しており、当時はリップルに集中投資を行う。また、100本以上の仮想通貨にまつわる記事を作成していた経歴をもち、仮想通貨に対する知識も経験も豊富。現在は、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、リップルを保有中。

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