上海鮮丼
「ああっ!これシャンハイアザヤカドンだっ!!」でお馴染みの私こと、夏はスイカの季節です。
洗濯は面倒だ。日頃やる事の中でも特に面倒に感じるやつ。
面倒と感じるかどうかの境目は、それをやるのが当然だと思っているかどうかにかかっている。
プッチンプリンのフタを開けるのを特に面倒だとは感じないが、さあ食おうとスプーンをバックスイングし始めた正にそのタイミングで、「プッチンして皿に出す」事を急に余儀なくされるとそっちは物凄く面倒くさい。
ここで勘の良い読者は私と同じ事を感じたのである。
面倒くさいの「くさい」このくさいの用法。
(関西弁な気がするが今その話をするわけにはいかない。面倒くさいからだ)
納豆を臭いと感じるかどうかというと「納豆を食う行為」とあのニオイがセットで認識されていると所謂「臭い」という感じ方にならない。
「アレは食い物だ」しかし「私がそれを食う事はない」ぐらいの人間が正にアレを臭いと感じる。
面倒くさいの感じ方と近い。
まあそういうわけで適当に繋ぐけど、逆に急な事故で救急車を呼ばなければならない状況ぐらいの突発度だと「あー119番めんどくせぇ」とはならない。
くさいの話をするつもりじゃなかったから面倒くさい。
さておき、洗濯物を干すのを楽にする方法。
既存の楽ちんドライスタイルはなんだろう?
〜中略〜
福引きスタイルのカゴに洗った洗濯物を投入。同回転軸の反対側には減速機を挟んでハムスターの回し車が付いている。
夏場ならこれでイケる。
真夏の暑さをポジティブに見る事が出来、ハムスターの世話が面倒であるし臭い。
ここでついに直接的にこの問題は「臭さ」に接続されたのである。
洗濯関係の業務の中で比較的好きなのは、洗濯の四季で言うところの秋をむかえたピンチハンガーに実るクーツシーターなどを収穫するあの一時。
右手下三本指で果実を軽く保持しつつ人と親でちゃんと摘んで洗濯バサミを外し、左手に摘み取ったそれらをためられるだけためていく。
この時の「まだイケる」「素人め、これはまだ半分だ」「二回に分けりゃいいんだよ…いや、これは…一発でイケる…!」
みたいな気持ちを書いていくのも面倒くさい。
特シャンハイビビッ丼。
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