浸漬はいとこじゃない。
米を炊くのが億劫である。
内釜のコーティングの剥がれた炊飯器をしつこく使っていた頃の感覚の名残というのがその理由の一つ。
もう一つは、食べたいというタイミングと炊飯時間の長さから生ずる炊き上がりまでの時間のラグであろう。
私は今日もまた、そうした事を考えていた。
コーティング剥がれ炊飯器をついに諦め、新しい炊飯器を買った時、やはり急速じゃない方が美味いと感じた。
それまではラグを恨むがために急速でばかり炊いていたわけだ。
しかし、レギュラー炊飯時間で炊いている今も急速に憧れを持ち続けている事は否めない。
ラグのために。
エルチよりもラグのために。
あ、そんでね、水に浸しとく時間ってのがあるじゃないの。
あれも、認めざるを得ないと思っている感じなわけ。
だけど普段は浸水時間無しでレギュラー炊飯してるのが現状なわけ。
そこで考えた。
レギュラーだと一時間ぐらいかかる。
急速だと三十分ぐらいかかる。
ならば、三十分浸漬(水に浸けとくのをそういうらしい)して急速で炊くのと、浸漬時間無しでレギュラーで炊くのはどっちが美味いのか、と。
調べてみました。
レギュラー炊飯と急速炊飯の差は、浸漬時間及び蒸らし時間をどれだけとるかの差であるそうな。
つまり、三十分浸漬して急速で炊くのと浸漬無しでレギュラー炊飯するのは恐らくほぼ同じ結果になるだろう事が予測される。
レギュラー炊飯では蒸らし時間もとってる事を考えると、やや違う結果になりそうな気もする。
そういうわけでもうちょいググってみようと思うがとりあえず鶏ごぼう飯が炊けたので、優先順位がアレしてしまうのであった。