介という生き様
魚介類。
誰もが一度は「なんだそれは!!」と怒り狂い、盗んだバイクで走り出す事になるこの謎の分類名。
実はとても簡単な話なんだ。
介
もうここで勘のいいあんたは理解したと思う。
イカなんだよ。
象形文字としてのイカがここにいる。
そして!
セーターを肩に巻いたあいつはそれを「カーイー」と呼ぶだろう。
疑うべき部分はどこにもない。
イカとかカイとかそういうのをウエリャっ!と表現したのが「介」なんだよ。
名前にこれがつくやつらが結構な数いるよな。
あれらも全てイカを意味している。
命名者はそこにイカを込めている。
イカがこもっているんだ。
敵はイカ飯。
あれはイカにこめている。飯を。
イカとしての捕食された恨み、そして介の字としてのポジとネガの因縁。
おい魚!何を高みの見物してやがる!
タコはそれ以上に傍観しとる場合か!
なぜ唐突にギョーカイ人が出てきたかについては説明の必要があろうはずもない。
いやむしろ、ギョーカイ人がなぜアレコレひっくり返して呼ぶのかという理由すら内包されている。
海に向かうのだ!
川の如く!!
続く。