今日も心の中の杉下右京が騒ぐ
社内の会議で、特徴的な話し方をする人に出会った。
失礼を承知で、言葉を選ばずにひとことで言うならば、「おバカっぽい」のである。
文節の最後や語尾がやたら上がったり
(〜でぇ⤴︎、〜なんですけどぉ⤴︎)
接続詞を重ねすぎてやたら一文が長かったり
(結局何やねんと言いたくなる)
文章の最後にいらない言葉がやたら続いたり
(それがなくなったら2秒削れる)
それ本気でやってるの?おバカタレント路線を目指しているの?と思ってしまうくらい、ビジネスでやったらだめな技法をこれでもかと詰め込んだ話し方。
彼女が話し始めてから、どうも内容が頭に入ってこない。それだけならともかく、なんだかイライラしてくる。
さりげなく周りを見てみると、
先ほどまで前のめりで意見を出していたメンバーが、スマホやパソコンを触り始めている。
話を振られたメンバーも、めんどくさそうに受け答えをする。
温まっていた場が、急速に冷めていくのをありありと感じる。
彼女の話の内容は正しいし、悪気はないのだろうけれど、「おバカっぽい」話し方は、余計なところに神経を持っていかれる。
さらには聞き手の集中力を削ぐだけでなく、「バカにされている」ようにも感じさせて、聞き手の心が離れていってしまう。
本筋と関係のない変なところで損しないように気をつけたいと身に染みて感じた。ま、私が細かすぎるのかもしれないけれど。