引き寄せの法則サプライズ
先日、1年ぶり2度目のコーチングを申し込んだ。
エゴグラムという性格診断と事前面談を経て、私に合うコーチを紹介される流れ。コーチ候補は3人で、その中から2人まで選んでよいらしい。
事前面談から2日後、選ばれし3人のコーチ候補の写真とプロフィールがLINEで送られてきた。さっそく開いてざっと見てみる。
どれどれ・・・
・・・ん?
このコーチの名前、見覚えがあるような・・・
顔写真を見ても、なんとなく会ったことがあるような・・・
はやる気持ちを抑えながら、前回コーチングを受ける際にやりとりしたメールを遡って探す。
やっぱり!
この人、前回のコーチやん!
そんなことある?
この世に「コーチ」と呼ばれる人が何人いるかは知らないけれど、同じコーチと出会う確率なんて相当低いはずだ。スマホを見ながら思わず「えぇぇ」と唸ってしまった。
でも、嬉しかった。いいコーチだったなあと思っていたから。
自分のことを話すのが苦手で、涙が止まらずティッシュが手放せなくなって、ひとつひとつの問いかけに固まりながら答えていた私の話を、急かすことなくうんうんと聞いてくれた。
自分が実践していると思っていた「傾聴」は薄っぺらかった。
耳と目と心を傾けて聴くことは、話し手の心を揺さぶると知った。
仕事や日常生活で置き去りにしていた自分の感情を丁寧に引き出して、向き合う時間にしてくれた。自分のためだけに使える贅沢な1時間。
コーチから言われて印象的だった言葉、今でもお守りのように大切にしている。
散々迷って、結局そのコーチを含む2人のコーチのお試しセッションを受けることにした。きっとそのコーチなら、いいセッションになるだろう。けれど、今の私には一歩踏み出す変化も必要だと思ったから。
こんなサプライズがあるなんて、人生はわからない。
どんなセッションになるのだろう。
セッションを経て私の中にどんな反応が起きるのか、ワクワクしている。