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# AI画集

AIを使って画像を作ったり、既存画像を大きくイメージチェンジする事例です。

1.特急白鳥が走る風景

・元画像なし、最初から最後までFireflyの生成画像で構成組立て。
・昔大阪と青森間を走っていた特急「白鳥」は都会の地大阪へ繋がる憧れの列車だった。


2.古家の2匹の棲み処

・元画像あり。全てFireflyで変更構成組立て。
・インテリアの光の映り方表現練習作。

3.路地の案内役

・元画像あり。先ずStableDiffusionで冬景に変換し、その後はFireflyで変更構 成組立て。StableDiffusionはtxt2img ControlNet typeはlnstructP2Pを使用。
・幼い頃雪の降る夜、電柱の裸電球を見上げ顔にどんどん舞い降りて来る雪を見るのが好きだった。
・心配そうな顔して振り向く犬の表情を待ち続けた。

■感想

Fireflyは空間構造の情報を取得できない為参照画像の骨格を再現することは出来ません。
しかし、空間情報を読込めるAIツールが生成した画像、Fireflyで直接生成した画像や既存画像をベース画像として使って部分部分を細かく設計するかのように範囲設定して変更加工して画像製作するには非常に便利なツールだと思いました。しかも、生成される画像オブジェクトについてもAdobeのFireflyはAdobe独自の生成AIモデルを搭載しており、これはAdobe Stockにある、著作権者が許諾した画像やオープンライセンス画像などの、著作権侵害の心配がない画像のみを使用して学習されており、生成された画像は商用利用が可能だという点も非常に大きな利点だと思いました。
最近、空間の骨格をstableDiffusion、細部をFireflyで建築画像をまとめることをトライしていました。
これではAIを使って効率化するということにはならないという声も出そうですが、AIによって画像全体を任せるというやり方よりも、モデリング迄は自分でしないが個々の部分を自力で設計しているかのようにオリジナリティを加味しながらあたかもレンダリングしたかのような画像が創れるならば設計者のAIとの接し方或いは共存方法の一つではないかと感じています。
建築設計におけるAIの活用において、設計者がプロデューサーやディレクター役を担いプロジェクトの全体的なビジョンと方向性を設定し、詳細な意思決定を行う役割を担う。AIは俳優として指定されたパラメーターや基準に基づいて設計作業を実行する役割を持つ。AIはまだ創造性や感覚的な判断を人間と同じようには行えない段階だと思うので、デザインの微妙なニュアンスや文化的な要素を含め設計者が演技指導する。
こんなやり方の一つがStableDiffusionなどの空間情報読み込み可能なツールとFireflyとのコラボではないかと感じています。

「AIでイメージを大きく変貌」というタイトルでコラボした資料も作っています。興味がお有りの方は下記の資料をご覧になってみて下さい。




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