つまりは未知との遭遇なのだ
映画館で観る映画はやっぱりいいけれど、お部屋でダルダルの感じで観るのがもうやめられないです。
今月のテーマは私を作った、3つの映画。なんですが、まず3つに絞れない。そして語彙力が無さ過ぎて上手く書けない。情けなや…。というわけで『私の音楽人生を変えた3つの映画』のお話です。
『ARIA』
オペラの名曲を使った10篇のオムニバス。監督はケン・ラッセル ジャン=リュック・ゴダール デレク・ジャーマンだったり。
今はクラシックも聴けるというか、むしろ好きですが、20代まではまったくいいと思わなかったです。ましてやアリアなんて聴いたことなかったのですが、あの頃のイケてる10人の映画監督達を1つの映画で見れるなんて!とケチ根性で観に行ったのです。
難解なフィルムがカッコ良かった時代だし前衛的な作品も多かったのですがそれぞれの楽曲が演奏含め素晴らしくて、観終わってすぐwave (懐かしい。。。)に買いに行きました。それ以来、今もずっと聴いているアルバムです。この濃厚なアリア体験からちょっとずつクラシックが聴けるようになりました。感謝。
『恋のゆくえ ファビュラス・ベーカーボーイズ』
ミッシェル・ファイファーとジェフ・ブリッジスとボー・ブリッジス兄弟が主演で音楽がデイヴ・クルーシン!!それほど前情報も入れず週末になんとなく観た1本。映画館じゃなくレンタルビデオで観たの。これも観た後CD買いに。ジャズはクラシックほど苦手意識なく聴いていたし。映画のサントラのせいか曲の流れが映画見てるみたいな構成でサントラってありかも。と思わせてくれた映画です。これをきっかけに女優の歌CDにハマり今に至っています。
『ブルーに生まれついて』
イーサン・ホークがチェット・ベーカーを演じた音楽伝記
チェット・ベーカーが大好き過ぎてこの映画を知った時には「チェット・ベーカーを演じられる人間がこの世にいるわけないじゃん!」と映画見なかったんです。が、これはネット配信で。ごめんなさい。私が間違っていました。さすがに私もリアルタイムでは知らないのですが音源も手伝ってドキュメンタリーな気分で観ました。この作品をきっかけに伝記もの?にも抵抗がなくなり、フレディ・マーキュリーも、マイルス・デイビスも、サンローランも、なんで映画館でみなかったの!っと手当たり次第に伝記ものに手を出す今日この頃です。
そのミュージシャンが好きでCD買う、今なら配信ダウンロードしますよね。でも、映画は自分の知らない音楽や食わず嫌いの音楽ジャンルに出会える素敵なチャンス。新しい映画と音楽に出会うたびに気がつかなかった自分の感覚や知らない世界に触れて豊かになる自分がいます。
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