VCT Stage 3 Masters Berlin の感想「ZETA Division」

VCT Masters Berlinを全試合みて、各国チームの感想を書き綴ります。ちなみに配信は公式英語キャスターの物を見ました。

まず初めにZETA Divisionについて書きます。ZETA DivisionはBグループで南米KRU esportsとブラジルVivo Keydと試合をしました。KRUとの試合は1-2で敗れ、Vivoとの試合は0-2で敗れました。

初めにリーダーのLaz選手について書きます。日本の予選では若干影に隠れている印象でしたが、世界大会で一気に覚醒した感じがしました。特にKRU戦で見せたシェリフでの4キルなどはキャスター陣も驚いていました。CRカップでのハンドガン縛りがここで活きたと言えるでしょう。大会ではスカイ、ソーヴァ、サイファーを使用していました。

次にtakej選手です。大会ではLaz選手に次ぐ活躍を見せました。日本の予選でもかなり活躍していましたが、その流れのまま世界大会でも南米やブラジルの強豪選手相手に十分に戦えていたと思います。大会ではレイナ、スカイ、セージを使用していました。

crow選手はスコア的には真ん中に位置していますが、直接の撃ち合い以外にも様々な味方をサポートする動きが予選でも見られたので、数字では見えない貢献をしていたと思います。ただ一対一の正面の撃ち合いで負けてしまう場面が多々ありました。大会ではブリーチ、ヴァイパー、ソーヴァを使用していました。

日本の予選で最も活躍したといえるReita選手は調子が悪かった様で本来の実力が発揮できていませんでした。Stage2ではオーメンなどを使用していましたが、OPを有利に使えるジェットに移行して日が浅い為かスコアが伸び悩んでいました。ULTも近距離で右クリックを使ってショットガンの様に使うことが多く、それが決まらずにキルが取れない場面が数回ありました。直近のアップデートでジェットの弱体化が入ったので、今後エージェントの変更が必要かと思われます。大会ではジェットを使用していました。

次にmakiba選手です。ZETA Divisionに入ってまだ日が浅い最年少の選手です。今大会が初のオフライン世界大会だそうです。試合ではヴァイパーとアストラを使用していました。スモーク役なのでキルが取りづらいというのは有りますが、今大会でのACSが最下位という結果になってしまいました。リーダーのLaz選手も彼のメンタル面を心配していた様ですが、彼はかなりポジティブにプレイをしていたそうです。試合以外ではカメラへ向かってマジックを披露したり手を振ったりするなどかなり明るい様子でした。

最後にbarce選手です。今大会ではスプリットでのみmakiba選手と交代して出場しました。ブリムストーンを使用していました。こちらもACSがmakiba選手に次ぐ下から2番目となってしまいました。試合での結果は振るわなかったと思われますが、試合以外ではTSM Wardell選手と似ている事で話題になりました。また見た目がイカつい感じなのでyakuzaなどコメントをされていました。

総括としてはLaz, takej選手がオフライン経験豊富という事もあり、本来以上の実力を発揮できていたと思います。crow選手は味方のサポートやカメラに写っていない所での活躍はあったと思いますが、印象としては若干撃ち負ける場面が多いと感じがしました。Reita選手はオフライン大会初という事もあり、本来の実力が発揮できていなかったと感じました。ジェットの弱体化もある為、今後のエージェント変更などが気になります。また、ライフル運用が課題かと感じました。makiba選手はアビリティや撃ち合い、位置取りなど課題が沢山あると思いましたが、若いのでどんどん成長すると思います。今後一番成長が期待される選手です。



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