【セ・リーグ】これが経験値の差?CS1st・初戦
こんにちは、たねです😊
セントラルリーグ・クライマックスシリーズ1stステージの初戦は、大方の予想に反し、3位巨人が0-4で阪神を下し、ファイナル進出に王手‼️
終盤戦に大失速し、借金を抱えたままレギュラーシーズンを終えた巨人。投打ともに不安を残す中、全試合4番を務めた主砲・岡本の故障でCSは絶望的と思われた。
一方の阪神は、怪我で離脱していたリードオフマン近本がCSに間に合った。サンズ・大山・佐藤輝といったスラッガーの不調は気になるものの、先発投手陣の安定感は素晴らしく、チーム状態も悪くない。
しかし蓋を開けてみれば、巨人エース菅野の前に阪神打線は沈黙。逆に巨人打線は、ペナントでの一発攻勢は捨て、繋ぎ勝つスタイルで天敵・高橋遥人を攻略。
これだから短期決戦はわからない!
特に5回の攻防は見応えがあった!あそこで明暗別れたかな?って感じがしたよね‼️
阪神先発高橋は、故障明けの影響もあってか、初回からストレートが高めに浮き制球が定まらない。キャッチャー坂本は機転を効かせ、2回からは見せ球・釣り球にストレートを使い、安定しているカットボールやチェンジアップでゴロを打たせる配球にシフト。序盤を凌いでいく。
一方の菅野は絶好調!本来の力強いストレートに加え、多彩な変化球を巧みに操り阪神打線を翻弄。4回までをパーフェクトに抑え込んでいた。
そして運命の5回。
巨人先頭は、岡本に代わり4番に入った丸。木浪のファインプレーでセカンドゴロになるかと思われたが、全力疾走と気迫のヘッドスライディングでこれを内野安打に。続くウィーラーがまさかのバント。
普通コレは出来ないって(笑)短期決戦の戦い方を熟知した原監督の勝負勘が冴えた采配。そして何より来日初のバントを、あの緊迫した場面で成功させたウィーラーが凄い❗️
さらに中島が進塁打狙いの徹底した右打ち。結果ヒットと最高の形で吉川に繋ぐ。1アウト1-3塁で空振りだけは絶対ダメ、なんとかバットに当たれば…という場面、外に逃げる変化球を踏み込んで打ち返すセンター前タイムリー。吉川のシュアなバッティング素晴らしかった‼️
原監督はもちろん、選手たちも状況判断や対応力が凄い。経験値が違う!浮足だったりしないし、ここぞの集中力が尋常じゃない!
そしてその裏、5回阪神の攻撃。
こちらも4番マルテから。高めの変化球をレフトに運ぶヒットで出塁。続く糸原のところでバッテリーは探りの牽制。初球のアウトコースにもバントの構えなし。これでエンドランを確信したのか、2球目思い切ったウエストボールでピッチアウト‼️飛び出していたマルテを2塁上で刺した。
これも本当にすごい!ランナーを殺すだけでなく、その後の阪神の作戦を見事に潰した。アレやられたらもう動きようがないよ、そりゃ😅結局ヒット打つ以外の選択肢がなくなった阪神を、落ち着いて仕留め0点でこの回を乗り切った巨人バッテリーの戦略勝ち。
この回でこの試合の勝敗が決まっちゃった気がしました。
さて。
2戦目の先発は青柳晃洋と高橋優貴。
後がなくなった阪神に動きはあるのか?巨人はどんな作戦を仕掛けてくるのか?
ヤクルトファンとしても、ドキドキの2戦目はあと2時間程で始まります❗️
昨日もそうだったけど、パ・リーグの試合も気になりすぎてどっち観ればいいか、ザッピングの手が止まらない💦せめて1時間くらいズラしてくれたらよかったのに…😅
と悩ましさを抱えながら、野球観戦楽しみます⚾️それではまた|*´∀`)ノシ))