3月4月のセ・リーグを振り返っていこう❗️
おはようございます、たねです😊
開幕から1ヶ月が経過しました!
思い通りの戦いが出来ているチームもあれば、苦戦を強いられているチーム、予想以上の結果が出ているチームと状況は様々。
今季はここまで、567で主力に離脱者が出たり、1軍2軍含め試合延期を余儀なくされる事態も頻発していて、緊張感の絶えないシーズンとなってますね💦ただ、やはり満員の観客席は見ていて本当に気持ちイイ‼️私も早く神宮で傘を振りたくて、画面越しにウズウズしています(笑)
さて今日は開幕から4月までのセ・リーグについて、振り返ってみようと思います。多分長くなりますが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです😊
セ・リーグ順位
まずは順位から確認していきましょう!
まず巨人と広島がスタートダッシュに成功。4月終盤からは失速気味も上位をキープ。
ヤクルト・中日は5割近辺で推移しつつ浮上のチャンスを窺うポジションに付けた。
主力や助っ人の出遅れ&567離脱が響いたDeNAは下位低迷。前年2位の阪神は開幕9連敗など大誤算、徐々に調子を取り戻しつつあるものの、首位から10ゲーム差と苦境に立たされた。
ここからはチームの主要な成績を見ながら、各チームの戦いぶりを見ていこう!
※こちらは5/1時点でのデータになります。
チーム投手成績
【広島カープ】
4月終了時点でのチーム防御率1位は広島。
先発防御率トップの九里、2完投含む4勝の大瀬良、安定感抜群の床田、投打に活躍の森下と4本柱がどっしり構え、玉村・遠藤も良い形で続いている。現状、先発ローテが確立しているのはカープのみで、これが上位キープの要因のひとつとなっている。一方で救援防御率はリーグワースト。終盤に逆転を許す試合も多く、栗林にどう繋ぐかが今後大きな課題となりそう。
【中日ドラゴンズ】
中日は先発・中継ぎ共に安定。
エース柳は開幕カードこそ苦しむも、その後は完封勝利をあげるなど本領発揮中。期待の若手・高橋宏斗もヤクルト相手に2勝と早くも結果を出した。バンテリン限定登板で無双中の松葉、ロドリゲスの中継ぎコンバートなど、昨季の反省を生かした投手起用も功を奏している。一方でビジターでの防御率の悪さは相変わらず顕著で、今後どう見直すか注目したい。
【読売ジャイアンツ】
巨人の先発ローテは昨季とガラリと様変わり。ルーキー赤星、故障明けの山崎・堀田と若手が奮闘。菅野の不調&離脱は痛いが、メルセデスがエース級の活躍。戸郷も防御率こそ悪いが勝ち運あり。特筆すべきはドラ1ルーキーの大勢。3月4月だけで11セーブという驚異的な成績。この1ヶ月で6人が1軍初勝利を上げるなど、新戦力の躍動著しい巨人だが、畠・鍬原・今村に疲れが見え始めており、今季も中継ぎ起用が勝負の分かれ目になりそう。
【ヤクルトスワローズ】
ヤクルト先発陣はかなり苦しいスタート。
奥川の離脱に加え、正捕手中村の不在は痛手。さらに昨季ローテメンバーには疲労が見え、登録→抹消し登板間隔を開けながら、総力戦で何とか稼働させるやりくりが続く。一方中継ぎ陣は今季も盤石で、救援防御率はリーグ1位。しかし清水の故障でブルペンにも不安が。このピンチを凌ぐためにも、先発陣があと1イニングでも長く投げれるよう、バッテリーでの工夫は欲しいところ。
【阪神タイガース】
阪神はここまで想定外の事態が頻発。
昨季のローテが揃わず開幕を迎え、不在を支えた代役投手も567や故障で次々と戦列を離れる事態に。ただ主力復帰で状況は好転しつつある。西・ガンケルの安定感、青柳のエースぶりに加え、助っ人ウィルカーソンも期待大。ブルペンはケラーが誤算も、湯浅・浜地など期待の若手がポテンシャルを発揮。苦労人渡邊も再起をかけ猛アピールしているし、アルカンタラの合流・岩崎の復調もあり今後が楽しみ。
【DeNAベイスターズ】
今季も投手成績が芳しくないDeNA。
今永不在の中、エースを託された東にいまだ勝ち星なし。昨季勝ち頭の大貫も防御率・奪三振は申し分ないが勝ちには恵まれず。石田&濱口が567離脱で、先発枚数も足りない状況。上茶谷は覚醒の兆しが見え、三嶋・エスコバーら勝ちパターン、左の田中などは安定。リリーフでは特に伊勢が素晴らしい活躍。ビハインド投手がもう少し頑張れれば、防御率は上がって来そう。
チーム打撃成績
【中日ドラゴンズ】
打率1位は(失礼ながら)予想に反して中日。
現在は離脱中だがベテラン大島が.354と打線を牽引。ビシエド低調も、阿部や木下が勝負強さを発揮している。また石川昂やルーキー鵜飼は、徐々に1軍投手に慣れ、持ち前の長打力を見せ始めている。作戦面でも昨季なかったような攻撃を仕掛ける場面が多く見られ、終盤の逆転勝利、特に8回の得点力は目を見張るものがある。
【読売ジャイアンツ】
得点1位はぶっちぎりで巨人。
ホームラン数でも2位以下を大きく引き離し、OPSや長打率でも他を圧倒。岡本の爆発力は健在で打点&本塁打の2冠。丸も今季は開幕から好調。助っ人2人も打率こそ低いが長打力はピカイチで、戦力化に成功。得点力UPの立役者は現在最多安打の1番吉川。確実性の高いバッティングで出塁し、クリーンナップで返す理想的な攻撃が出来ている。しかしここに来て坂本・吉川が故障離脱し、踏ん張りどころを迎えている。
【広島カープ】
広島は打率、得点ともにリーグ2位と好調。鈴木誠也のメジャー行きで本塁打はかなり減ったが、その分投手まで含めた切れ目のない打線で得点を量産。天才打者・西川が確実に塁に出て菊池が繋げば、得点圏打率1位の坂倉が控えている。8番上本も粘り強い打撃で貢献度が高い。小園の打撃不振は気になるが、全員でカバーする形が出来ており、どこまで快進撃が続くか今後も注目。
【DeNAベイスターズ】
1番の想定外はDeNAだろう。
助っ人の故障による出遅れ、さらに主力の567離脱と、ここまで思うようなオーダーが組めていない。誰かが合流すると、誰かが離脱する負の連鎖。さらにチャンスで凡退という試合も目立ち、得点はリーグワーストに落ち込んでいる。4番に座る牧は、567離脱をものともせず2年目も絶好調。1番桑原が復調し、怪我の宮崎、手術明けのオースティンが帰ってくればリーグ随一の迫力ある打線になるはず。
【阪神タイガース】
阪神は打撃も低調気味。
勝ちゲームでは大量得点も、接戦には弱い傾向があり、いわゆる決定力不足な印象は否めない。打率・打点ともにチーム上位の糸井は、年齢やフィジカル面で常にスタメンは難しく、大山は不安定。ロハスも物足りなさはあり、好調の中野・佐藤輝を中々生かせず、常に打順は手探り状態。チーム全体としてまだ好不調の波があり、内野のポジション固定も含め課題は多そうだが、近本・糸原らの復調とマルテの復帰、主軸以外の打者の頑張りでどう変わるか、今後に期待。
【ヤクルトスワローズ】
打率リーグ最下位はヤクルト。
全体として中々調子が上がってこない。何より得点源となっていたサンタナの長期離脱、つなぎ役でもある中村の不在が痛すぎた。4番村上は好調だが、5番・6番に誰を置くかが目下の課題となっている。ただ打席での粘りや、チーム全体で投手を攻略していく、得意の形が少しずつ見え始めており、中村の復帰と共にここからジャンプアップすることに期待したい。
たね的3-4月セ・リーグベストナイン&月間MVP
続いては、4月終了時点でのベストナインを勝手に表彰👏😊
単に成績だけじゃなく、チームへの貢献度や印象に残るプレー、昨季からのステップアップ度など、様々な要素を交えて独断と偏見で選んでみました!異論は認めない‼️(笑)
先発:大瀬良大地(広島)
候補多すぎて迷ったけど、やはり球団通算4500勝がかかった試合での無四球完封勝利に痺れた大瀬良投手を。球数増えても調子悪くても、最低限6回まで投げ切る責任感、開幕投手に相応しいエースぶりだと思います😊
捕手:木下拓哉(中日)
ここぞ!という場面での勝負強さが光ったキノタク。一方的にヤクルトがやられまくってるだけかもしれないけど、一発もあるし得点圏打率高いし、とにかくランナーを溜めて木下に回ると脅威。打てるキャッチャー本当に素晴らしいです👍
一塁:オスナ(ヤクルト)
ファーストは各チーム似たり寄ったりで正直誰でも良かった(笑)でも手前味噌ですが、今季のオスナの守備での貢献度はここまでかなり大きいの。抜ければヒットで失点に繋がるって場面で何度も止めてくれた😭何故かチームが攻めあぐねてる投手を打ち崩す意外性もあるので贔屓目込みで(笑)
二塁:阿部寿樹(中日)
打率や安打数、勝利への貢献度考えて、素直に吉川尚輝、もしくは牧秀悟だろ!ってツッコミ入るのは分かってる😅でもここはあえての阿部。守備の安定感、勝負強い打撃に加えて、試合をひっくり返す逆転打や昨季の悔しさを晴らす活躍ぶりのインパクトが強く、私の中で2人より半歩くらい上回ったかな?と。
三塁:岡本和真(巨人)
ここは文句なく岡本!4試合連続ホームランなど12球団最速で10号到達し、今季は開幕直後からこれぞ4番という大活躍。力感のない柔らかい構えから放物線を描いてスタンドに運ぶホームラン見てると、年々師匠のおかわり君に似てきたなぁと感じてる。打点も流石だし、守備も上手い‼️
遊撃:坂本勇人(巨人)
開幕直前の故障で出遅れも、復帰するや4安打と爆発💣パフォーマンス低下は指摘されつつも、やはり四球は選べるし出塁率が高い👏レフトを守るウォーカーを守備面でカバーするなど負担は大きく、怪我離脱も非常に痛いけど、激励の意味も込めて。早期復帰願ってます🙏
右翼:糸井嘉男(阪神)
最下位に低迷するチームの中で、トップの打率、打点を稼ぎ出している40歳の大ベテラン。今季はとにかくチャンスに強く、得点圏での活躍が際立っている💪コンディション不良でこのところはスタメンを外れているけど、チームのためにもまだまだ頑張って欲しいです‼️
中堅:大島洋平(中日)
恐竜打線復活の立役者。10年連続100安打超えのヒットメーカーに衰えなし!やはり大島には1番バッターが良く似合う😊現在怪我離脱中で心配はあるが、2000本安打達成に向けて頑張って欲しい‼️
左翼:西川龍馬(広島)
卓越した打撃技術で、左右・コース・球種・ランナーの有無、全く関係なしの"天才"安打製造機。昨季まではセンスがありすぎるのが裏目に出ることもあったけど、今季は打席でもよく粘るし、守備面での貢献度も高い👍どこまで成績伸ばすかプロ野球ファンとしては楽しみだけど、ちなヤク的には厄介でしかない😰
中継ぎ:伊勢大夢(DeNA)
未来の守護神候補との呼び声も高い伊勢が、3-4月は7回を任され、防御率0.00とパーフェクトな内容。四球と左打者に多少課題はあるようだけど、勝利の方程式の一角として今後も期待出来そうだよね💪
抑え:大勢(巨人)
本物のゴールデンルーキー✨ヤクルト戦で見たけど、あのストレートはまず打てない(笑)スピード・球威・キレが抜群‼️どこまでセーブ数を伸ばすのか、ワクワクが止まりません😄
ベストナインを踏まえて、私が選ぶ月間MVPはこちらの2名とさせていただきます⬇️
👑投手部門:大勢(巨人)
👑野手部門:西川龍馬(広島)
ここまで長々とお付き合いありがとうございました😊
次回は、連休明けになると思いますが、我らが東京ヤクルトスワローズの3-4月の戦いぶりを振り返る予定です。
それでは、また👋