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満ちて、開く。
うちのマンションは、月曜日から金曜日まで、常駐の管理人さんがいて、土曜の午前中に土曜だけの管理人さんが来てくれるので、管理人さんがいらっしゃる時間帯はドア開いてるんですけど、お帰りになられた後は暗証番号を入力するか、暗証キーをかざしてドアを開けなければなりません。
住人以外は暗証番号を知らないし、暗証キーを持っていないので、土曜日の午後と日曜日はまるっと、よその人は入れなくなります。
そんな関係で、宅配業者さんに集荷をお願いしていた荷物が玄関に置いてあります。週明けに来てもらう予定で。
私は梱包が得意で、包装とかも得意なので、今回集荷をお願いした荷物もぱぱっと仕上げて、万全の状態で、玄関に置いておきました。
気がついたのは、土曜日でした。
梱包した荷物のガムテープが、左側面から剥がれて浮いていたのです。
え?なんで??
中身はガムテープを押し返すほどパンパンに詰めてはいないし、ガムテープの粘着力が弱いわけでもない。
なのに、知らない間に、そっとガムテープは剥がれて、天面が開きそうになっている。
思わず「どした?」と声を掛けて、もう一度天面を押さえながらガムテープを貼って。
おかしなこともあるもんだな、と思いながら、その日は終わりました。
日曜日、私は午後から外出予定で、時間を気にしながら動いていました。
もちろん、いつも通り、6時に起きてお掃除してウォーキングしました。
荷物は前の晩に用意してあったので、水筒と鍵とスマホを忘れないようにすればいいだけ。
午後に着ていく服を出して、ちょっとトイレ行っとこうかな、とお部屋を出て廊下に出ると、あれ??
廊下には布団の収納ケースが置いてあって、その上にひとつ、けっこう大きめのダンボールがあります。引越しのときに持ってきたダンボールで、正直何が入っているのかもう覚えていません。
引越し用のダンボールなので、天面に中身が何か記入できるようになっていて、そこには鍋類と書いてありました。でも鍋の気配はしなくて、何か柔らかいものが入っている雰囲気が漂っていました。
そのダンボールの上右側のガムテープが、ふわりと剥がれているのを発見しました。
なんで?
昨日、別のダンボールが開きかけて、今日また別のダンボールが開きかけている。
1回なら流すけど、2日連続で、2つの箱が開きかけるって、お知らせでしかないので、なんだろう??って考えました。
日曜日の午後は、私は長時間のお勉強会に参加していて、とても有意義で、実のある時間を過ごすことができました。
お隣の席の方とペアを組んで、様々なワークを通して、自分のエネルギーが拡大するのを感じることができて、開催者の先生ともお話できたし(200人近い人数が参加している中で、お声掛けいただいたの、奇跡)、月イチでお世話になっている先生ともお話できたし、サポートをしてくださっている先生にも褒めていただいて、とにかく濃い、素晴らしい時間でした。あっという間だった。
帰り道、もう暗くなっていて、駅まで8分くらい歩いていて、そして電車に乗って、特に意識もせずに次の駅の表示を眺めていたら、あることに気がつきました。
封印が解けた。
電車のなかで、私のオーラがめっちゃ大きくて、そして周りに立っているひとたちが驚くほどみんな素敵で魅力的で、全開の世界って、こんなにも美しいのか、と知らされました。
家に帰ってきて、自然と開きかけたダンボールが目に入り、「ああ、そういうことだったんだ」と腑に落ちました。
私は幼い頃に自分を封印して、今はかなり力も戻ってきていてエネルギーワークもしているのだけど、まだ開いていない扉があるな、と感じていたのです。
満ちてきたから、開いた。
そのときが来たから勉強会がやってきた。
どちらでもいい。
ご丁寧に、前もって、ダンボールを開ける、というカタチでお知らせをくれた天界に、宇宙に、感謝です。
私は満ちて、光でいっぱいで、でも、何か特別に変わったかと言われたらそんなことない、割と普通。でも、その普通が、今までの普通より、パワーアップしている。流れる量、扱える量が圧倒的に増えた。
慢心せずに、さらに技術を磨いて、自分も磨いて、進んでいこうと思います。
開くことができたのは、とても幸運だったと思います。
私のクライアントさんでも、ブロックが外れないことを悩んでいる方もいるし、過去にずっと囚われたままの方もいらっしゃいます。
でも、こうして、私自身が封印が解けて更なる力を授かったように、私もまた、みなさんにエネルギーを送り、共に歩み、解放に向けてお役に立てるように尽力していきます。
満ちたのは、ときが来たから。
私一人のために使う力ではないし、自己完結・自己満足で済ませるような力でもありません。
ひとの役に立ってこそ、活きる力です。
私は手に入れたのではなく、授かったのです。
恩恵は、ひとに与えていくもの。
愛と光でいっぱいの世界を、たくさんの方にお届けしていきたいと感じました。
今後とも、よろしくお願い致します。
読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。