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2024.8.31 デート♡

今回のデートは、映画(ヒロアカ)を観て、鰻を食べに行くことになっています。
私は鰻が大好きで、一日三食鰻が一週間続いても良いくらいなのです。
彼は私の鰻好きをよく知っていてくれて、毎年、丑の日が近づくと、「〇〇さんに鰻食べさせなきゃ」と言って、鰻屋さんに連れて行ってくれます。
今年は私の方に用事が入ってしまって、丑の日過ぎちゃったけど、鰻を食べに行きます。

彼と、前回のデートのとき、昨年の鰻を食べに行ったことを思い出して、もう1年経つんだね、早いね、と笑いました。

昨年、鰻屋さんの店先のベンチで順番を待っていたとき、私たちの後に来た老夫婦さんがいました。おじいさんのスマホから、アラームが鳴って、それもまあまあな時間、鳴り続けて、おじいさんは止め方が分からず、困り果てていました。
彼が、「みましょうか?」と声をかけて、おじいさんのスマホを少しいじって、音を止めました。
音はアラームではなく、何故かタイマーが掛かっていたようでした。
お店に入って、注文をして、待っていると、相席になり、先程の老夫婦さんと対面式になりました。
お互いに軽くご挨拶して、鰻を待っていました。
おじいさんはビールを先に注文して、おばあさんもグラスにビールを注いでもらって、一口飲みました。その途端、おばあさんは小さな声で「苦い」と言って、飲むのをやめてしまい、残りはおじいさんが引き受けました。
そのやり取りが、見ていてとても可愛らしく、微笑ましくて、私と彼は、ほっこりしたのです。
おじいさんが仰った言葉が、胸に刻まれています。
「こんな風に、いくつになっても、い人と一緒に居られるのは、良いことですね」

私にとっては、素敵な思い出の鰻屋さんなので、またそこへ行きたいのですが、彼がどこの鰻屋さんを手配してくれているか分からないので、もしかしたら、違うお店になるかもしれません。


はて?
台風が近づいているらしい?

路面は濡れていますが、雨は止んでいます。
折りたたみ傘をバッグに入れてお家を出ました。
まだ8時前。
でも6時に起きたので、既にもう眠い。
電車のなかの反対側の席の女性、どうやったらこんな姿勢になれるんだ?というくらいの傾き加減で爆睡中。
あと3駅で目的地に着きます。

到着〜。
彼待ちの間に、セブンに寄って、ちょっとお買い物。
セブンを出たところで彼と遭遇。
手を繋いで映画館へ。
『ヒロアカ』の公開は8月の上旬だったので、そんなに混んでいないかと彼は思っていたのだけど、予約画面で予想以上に席が埋まっていて、慌てて予約してくれたのだそう。
確かに、結構な混み具合でした。
映画良かったです!
秘かに、彼がラストで涙していたのを、私は知っています。彼は、すごく感動屋さんなのです。

映画を見てから、一旦駅前に戻って、私がお直しに出していたワンピースの受け取りに行きました。
その後、トコトコ歩いて、鰻屋さんへ。

いつもそうなんだけど、彼はメニューのなかで、一番良いのを注文してくれます。
肝吸い、美味しかった。
鰻も、もちろん美味しかったです。
タレの味がそんなに濃くなくて、割とあっさりめに仕上げてあって、あっという間に食べ終わってしまいました。
お店を出て、彼に「ごちそうさまでした」って伝えたら、にっこり笑って、「いえいえ」と返してくれました。

電車に揺られて、お家に到着。
汗かいた服を干して、一緒にシャワーを浴びて、ベットに入って、のんびり。

ひと眠りした後で、毎回恒例となっている、私の好きな歌い手さんの歌を彼に聞かせて(洗脳中)、それから、私が毎晩ご飯のときに観ている黄瀬くん(黒子のバスケ・3期のオープニング)を4回連続して見せたら、「もういい、お腹いっぱい」と言われ、「もっとちゃんと見て!」とお願いしたけど、もうそれ以上はダメでした。

黄瀬くんかっこいいよね、から始まって、最近観直した鬼滅の音柱やっぱりかっこいい、ハイキューの木兎さん赤葦くんはもちろんだけど、北さん良いんだよね〜って喋ってたら、お尻をペチンと叩かれたから、「なんでつの?」って聞きました。
そしたら、すごい憮然とした顔で、「オレ!!」って親指でガッって自分を指さしてるから、「あ、彼さんが一番好きだよ」って慌てて言ったんだけど、彼、「ダメだ、目を覚ませ」ってしばらくお尻をペチペチ。

でも、お尻を叩かれようと、ヲタクの性根が直るはずもなく、懲りずに、「黒子のバスケのスタンプないかなぁ?」と探して、彼にも一緒に見てもらって、買っちゃおうかなって相談。


夕方、彼の寝癖のついた髪を直して、支度して、お見送り。
風は相変わらず強くて、路面も少し濡れていて、私たちがお部屋にいた間にちょっと降ったのかな?

大通りに出る前に、お別れのチュして、駅まで彼と手を繋いで歩いて、「またね」って手を振って。
彼の姿が見えなくなるまで見送ってから、お家へ。雨、今にも降り出しそうな空で、彼が降らないうちに帰れるようにお祈りしました。

お家に着いてすぐ、彼からLINEが来て、スタンプのプレゼント。
「え〜〜??」と思って見てみたら、先刻一緒に見てた『黒子のバスケ』のスタンプ!!
彼って、なんて優しいんだろう⋯。
なんでこんなちっちゃいこと、覚えててくれるんだろう⋯!
嬉しくなって、すぐにお礼のLINE送りました。


ふわふわの気分で、これ書いてます。
彼は今日も素敵で優しくて、いつも隣にいてくれて、ありがとうです。
たくさん幸せをもらって、今日のデート終了です。
また、来月ね。


読んでくださって、ありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。


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