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スタンバイとWi-Fiアシスト

私はiPhoneを使っているのですが、ちょっと前のアップデートで、謎の機能が追加されました。

気づいたのは、夜中に目が覚めたときでした。
何時だろう、とスマホを確認すると、真っ黒な背景に赤黒い数字が時間を示していました。
その余りにも不吉な感じの赤黒い数字に、私は気味悪さを感じてしまいました。咄嗟に画面をタップして、いつもの待ち受け画面を出そうとしましたが、待ち受け画面は出てこなくて、スマホ自体を傾けたら、ようやく見慣れた明るい待ち受け画面になりました。

次に見たときは、赤黒い写真が画面に浮かんでいました。縁起でもないものを見てしまったような感覚になって、そのときも画面をタップして、「ああ、違う、タップじゃないんだ」と慌てました。早く謎の画面を消したくて、この前どうやったんだっけ、と頭の中を探りました。

その次に見たのは、やはり赤黒い数字が並ぶカレンダーでした。夜中にあんな赤黒い数字を見たら気持ち悪くて、こんなiPhoneイヤだ!と思いました。(アップルの人、ごめんなさい)

赤黒い数字や写真は、その後数日目にすることになりました。真っ黒な背景に赤黒い数字や写真が浮かぶ光景は、ほんとうに気味が悪くて、どうにかならないかな、と思いました。
もう少ししたら、誰か情報の速い人が、これの解決法をネットに上げてくれるだろう、と期待して数日待ちました。

数日後、ネットで調べてみました。いくつかの単語を入力して検索をかけると、『iPhone スタンバイ』と出てきました。「これかもしれない!」と飛びついて、それを開くと、予想通り、私が体験した通りの画面解説と対処法が記載されていました。
それは『スタンバイ』という機能でした。『設定』から入って『スタンバイ』をオフに切り替えれば良いだけでした。ほっとしました。
「この記事上げてくださった方、神さま!!」と感激しました。
『スタンバイ』をオフにしてから、夜中に目が覚めても気味が悪い思いをしなくてよくなったので、とても助かっています。
『スタンバイ』は、どれくらいの人に受け入れられたのかな、と思いました。私にとっては、ホラーの領域でした。

これはいつからの機能なのか、全然気づいていなかったのですが、昨年の11月のはじめに、私は動画を見て楽しんでいました。
するとSoftBankから通知が飛んできて、「4ギガに到達しました」と書いてありました。謎でした。Wi-Fiは接続されていて、Wi-Fiのマークもちゃんと表示されていました。

157に電話をするとリンクが送られてきて、そのリンクを開いて必要事項を入力して、オペレーターさんからの電話を待ちました。
1分くらいでオペレーターさんから連絡がきました。
「あの、動画を見ていたら通知が来て、ギガ消費してるって書いてあったんですけど、Wi-Fiのマークも出ていたし、どうしてなんでしょうか?」と尋ねると、オペレーターさんはさらに細かく事情を聞いてくれて、「設定の方の係にお繋ぎしますね」と言って電話を繋いでくれました。

きちんと私の話した内容を伝えてくれたようで、次に話した方は私に的確なアドバイスをしてくれました。
「設定から入って云々…そこにWi-Fiアシストっていう項目があるんですが」そこまで話して、私が画面を操作するのを待ってくれました。
「Wi-Fiアシストって、Wi-Fiが弱いときに自動的にギガを消費するようになっている機能なんです」と説明してくれました。
「でも、あの、Wi-Fiマークが出てたので、安心して見てたんですけど、超過分のお支払いはしないとだめなんでしょうか?」という私の問いに、「そうですね、まぁ実際使ってしまっているので」とお兄さんは答えつつ、「料金担当の部署にお繋ぎしますよ」と道を開いてくれました。

料金担当さんにも細かく事情を伝達してくださったようで、次のオペレーターさんも「こういう状況と承っておりますが、よろしいですか?」と確認から入ってくれました。
そして、私の毎月の使用量などを確認して、「◯◯さまは確かに毎月これくらいの容量でのご使用ですね」と教えてくれて、今回が異常なことを理解してくれました。
「それでは今月の料金から◯千円お引きするというかたちで如何でしょうか」と提案してくださって、私も「すみません、ありがとうございます」とお世話になることにしました。
以来、Wi-Fiアシストもオフにして、超過分の請求が来ないようになりました。

ネットに記事を上げてくださった方、157のオペレーターさんたち、ありがとうございます!
世の中には、助けてくれる人がたくさんいるんですね。感謝です。

今日はこの辺で。
読んでくださってありがとうございました。
また明日。
おやすみなさい。

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