活動を終えることについて
突然なのですが。表題の通りです。
cohaとしての活動を終えます。
アルバムを作ってるとか話をしてたのにね。期待してくれていた方々もいらっしゃったので、まずは申し訳ないです。深くお詫び申し上げます。
ええと
落とし所をさぐりながら書いてゆく。
振り返ると、cohaの活動は結構、満たされたものだったと思います。
少なくとも僕の音楽の人生では最も多くの方に近く感性に触れてもらえたものだと思う。そして、それに対して媚を売るでもなく、格好をつけるでもなく、素直に受け入れ、触れてもらえたものをただ作品をもって返すような活動だったと思います。そしてそれは創作者冥利に尽きる素敵な時間とも思います。
マジミラだったり雪ミクだったり、そういった大きな大きなイベントの一端も担わせていただくこともあったのは、僕の作るものが認められた気もしてすごく嬉しかったし、多くの方に反応をもらえることはとてもありがたいことでした。
じゃあなんで終わりにするの?
というとそれは
誰も知らないところで作品を作りたくなった。
と書くのが一番簡潔かもしれません。
ええと、ボカロを通じて知り合った方や知ってくださった方とお別れするのは悲しいことで、すごく胸が痛みますし、悔しいんです。
でも、切り離したいものがあって、それを切り離すためにはすべて切り離さないといけない。というのが僕の中の結論でした。
「終わらせるのは難しい」
先程終わったかくしごとの7話に出てくるセリフです。そう、終わらせるのは難しいんです。
自分で決めて、自分で歩く。そんな活動だから、せめてちゃんと終わるよってことは伝えたくて。うやむやにしておくのは違うな。と。
こうして綴った次第。
勝手な文章なのだけど、
改めて本当にcohaの作品に触れてくれて、ありがとうございました。
一緒に作品を作ってくださった方々も、本当に感謝しかないです。新しい景色を見せてくれてありがとうございました。
僕の音楽は何処かで鳴っています。それはパソコンの中かもしれないし、テレビやラジオの中かもしれないし、どこかのステージかもしれない。
そこでもし面影を感じてくれたなら、こんなちっぽけな人間がいたということ。一瞬だけ思い出してくれたら嬉しいです。
それでは。またいつか会えたなら。
coha