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NetSuiteバックオーダーとは

コグラフ株式会社NetSuite事業部です。
今回はNetSuiteのバックオーダーについてご紹介します。
以前の記事:在庫管理とは

バックオーダーの概要

バックオーダーとは、商品の在庫がない状態で注文を受け、在庫が入り次第発送する仕組みを指します。ただし、商品はまだ生産中であるか、販売元から入手可能です。
バックオーダーを可能にしておくことにより、在庫切れだった場合の失注を防ぐことができます。それに伴い再入荷や発送の処理遅延などを防ぐために注意が必要になります。

NetSuiteのバックオーダー

NetSuiteのバックオーダーには、現在在庫切れまたは即時出荷できない製品の注文を処理するプロセスが実装されています。製品が再び入手可能になると、バックオーダーのアイテムが処理され、顧客が希望する製品を確実に受け取ることができます。NetSuiteはバックオーダーを追跡し、企業が効率的に処理を管理して優先順位を付けられるようにします。これにより、製品の在庫状況に関するリアルタイムな情報が提供され、顧客満足度を維持できるだけでなく、在庫管理が最適化され、注文処理プロセスが合理化されます。
注文書の入力画面で、在庫のない商品を選択すると、このようなメッセージでバックオーダーを知らせてくれます。

バックオーダーが発生する原因

バックオーダーは、在庫不足、需要の急増、サプライチェーンの問題、不正確な予測など様々な要因によって引き起こされる可能性があります。これらの問題により、顧客の注文処理が遅れ、バックオーダーが発生する可能性があります。
例えば、商品が予想外に人気になったり、仕入先からの在庫の受け取りが遅れたりすると、バックオーダーが発生することがあります。バックオーダーを防ぐためには、正確な在庫管理、正確な需要予測、仕入先との綿密なコミュニケーションが大切になってきます。
実際に、ある企業で新製品のニーズが予想を上回り、在庫不足に陥り、バックオーダーに直面しました。しかし、NetSuiteで在庫管理を改善し、仕入先とのコミュニケーションを改善することで、バックオーダーを回避することができました。

NetSuite でバックオーダーを防ぐには

  1. レポートを使用し、在庫数量を定期的に監視する

  2. 再オーダーを設定する

  3. バックオーダー管理システムを導入する

  4. 仕入先や顧客とのコミュニケーションの強化

※注文バック・オーダー・レポート

バックオーダーまとめ

NetSuiteでバックオーダーを管理し、サプライチェーンや在庫プロセスを自動化してみましょう。また履歴データを使用して顧客の需要やセールやプロモーションなどの特別なイベントに合わせて在庫を計画する需要計画を立てることができます。



コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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