NetSuiteレポートとは
コグラフ株式会社NetSuite事業部です。
今回はNetSuiteのレポートについてご紹介します。
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NetSuiteレポートの概要
NetSuiteには事前に構築された標準レポートが提供されています。主に財務、在庫、売上などがあります。
さらにそのどれもがカスタマイズ可能であり、組織に必要な情報を最適化してデータを確認・分析をすることができます。もちろん標準レポートだけでなく、新規で作成することも可能です。
主な財務レポート
主な財務レポートは下記になります。これらはユーザ権限によりますが、ナビゲーションバーの「レポート」タブから表示することが可能です。これらのレポートは各国の会計規則に準じています。
さらにこれらのデータはドリルダウンすることが可能で、トランザクションやアイテムなどの詳細情報が確認できます。
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書
・試算表
・総勘定元帳
NetSuiteレポートの特徴
NetSuiteが生成するすべてのレポートは、Excel、Word、PDF、CSVファイルとしてエクスポートすることができます。
また、レポートを定期的にメールで送信するようスケジュール設定をすることができます。例えば役員が毎月決まった日程に損益計算書を確認する必要がある場合、NetSuiteでその日程に合わせメールを送信できます。担当者がリマインドをかけて出力をするようなアナログ作業をなくし、自動的にレポートを確認することができます。
そしてロールやユーザーベースでのアクセスが制御でき、機密情報の閲覧を限られたユーザに限定することができます。
NetSuiteレポートのカスタム
レポートのカスタマイズについて主な機能についてご紹介します。
・列を編集
レポートに表示されるフィールドを追加したり削除したりできます。
フィールドを追加するには、ページの左側のセクションを展開します。展開されたリストから目的のフィールドを選択します。必要なフィールドの名前がわかっている場合は、検索バーで検索することもできます。計算式フィールドを追加するには、「計算式フィールドを追加」 ボタンを選択します。
・フィルター
フィルターセクションでは、ページの左側にフィルターとして使用できるフィールドが表示されます。新しいフィールドをフィルターとして追加する場合は、そのフィルターに対して「含む・含まない」など値を定義しフィルタリングすることができます。
・ソート順（任意）
ソートセクションでは、レポートの並べ替えの基準となるフィールドを追加したり削除したりできます。また、ソートの順序を編集することもできます。
・追加オプション
追加オプションでは、その他の詳細な設定が可能です。
主な設定は前述したアクセス制御になります。レポートへのアクセスの多くは、レポートを構成するレコードへのユーザアクセスに基づきます。したがって、ユーザがそのレコードにアクセスできる場合、レポートにもアクセスできます。
NetSuiteレポートのまとめ
NetSuiteのレポートはリアルタイムなデータの分析とカスタマイズが可能な強力なツールです。
ユーザ別に必要な情報をカスタマイズし、主要業績評価指標 （KPI）などパフォーマンスに関するデータを活用していきましょう。
コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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