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NetSuite導入支援の実体験:グローバルプロジェクトでの挑戦と成長

皆さん、こんにちは。ソフトサービス事業部のムギンです。
この記事では、NetSuite導入支援プロジェクトに参加した経験から学んだことや感じたことをお話しします。

自己紹介とプロジェクトの背景

まず、私自身と今回のプロジェクトについて紹介します。
私は中国出身で、英語が得意です。日本での実務経験やNetSuiteの使用経験はありませんでしたが、英語力を評価され、プロジェクトに参加することになりました。
このNetSuite導入支援プロジェクトはグローバル規模で進められ、お客様の会社は世界中に拠点を持っています。そのため、資料や業務連絡はすべて英語で行われました。プロジェクトの主な課題は、NetSuiteの標準機能を活用しながら、ビジネスプロセスの改善を図ることでした。
プロジェクトには4つのチームがあり、私は販売チームとPMOチームのメンバーとして活動しました。特に英語力を生かし、担当者のサポートを期待されていました。


苦戦したこととその解決方法

英語は得意でしたが、日本での仕事やNetSuiteは未経験だったため、最初の2か月は苦戦しました。特に、業務の理解やチーム内でのコミュニケーションに時間がかかりました。

NetSuiteの基本操作や業務知識の習得も難しく、以下の3点を意識して困難を乗り越えました。
内容の理解
プロジェクトの資料を徹底的に読み込み、会議の録画を何度も視聴して理解を深めました。1時間の会議録画を3時間かけて視聴することもありましたが、2か月後には基本的な内容を徐々に理解できるようになりました。
相談
分からないことは積極的に社内メンバーに相談し、多くのサポートをいただきました。これにより、経験が浅くても作業を順調に進めることができました。
自己学習
タスクの合間を使い、NetSuiteの機能を練習しました。また、会計知識を深めるために簿記の勉強を始め、1か月半で日商簿記3級を取得しました。

また、チーム内のコミュニケーションでは、担当者の多忙さから返信が遅れることがあり、最初は焦りました。
しかし、チームの雰囲気に慣れ、質問や確認事項をまとめてから聞くようにしたことで、やり取りがスムーズになり、タスクも効率的に進められるようになりました。

学んだこと

約4か月という短い期間でしたが、このプロジェクトを通じて多くの学びを得ることができました。
実務経験
実際の業務フローや課題に直面する貴重な経験を積むことができました。NetSuiteの基本操作、英語での会議や資料作成、要件ドキュメントの翻訳などにも対応できるようになりました。
コミュニケーション能力の向上
異なるバックグラウンドを持つチームメンバーとの協力を通じて、コミュニケーション能力が向上しました。国際的なプロジェクトに参加する機会は貴重で、大きな成長の場となりました。
資格取得
日商簿記3級を取得し、ビジネス知識を深めることができました。プロジェクトに参加していなければ、簿記の学習や資格取得は考えなかったかもしれません。

まとめ

振り返ると、このプロジェクトは私にとって非常にやりがいのあるものでした。
英語力を活かしながらプロジェクトに貢献できたことは大きな達成感となり、未経験の分野で新しい知識やスキルを習得する過程も楽しめました。
自己成長を実感し、今後はこの経験を生かして新しいプロジェクトにも挑戦していきたいと思います。



コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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