NetSuite発注管理とは
コグラフ株式会社NetSuite事業部です。
今回はNetSuiteの発注管理についてご紹介します。
発注管理の概要
NetSuiteの発注トランザクションは、商品やサービス又はその両方の購入を記録し、調達から支払までをトラッキングすることができます。
この発注管理により企業は発注内容や数量、入荷時期を把握することができ、在庫水準を最適化するのに役立ちます。また、特注品や直送のトラッキングにも対応しています。
購入申請
購入申請とは、購入の意思表示を記録するトランザクションを指します。NetSuiteは、従業員がベンダーから資材やサービスを購入したい旨を申請する際に、品質とコストの社内基準を確実にキープできるよう、購入申請プロセスを構築することができます。企業は、購入申請書が発注書に変換される前に、承認を必要とするようにできます。購入申請が承認されると、申請書は自動的に発注書に変換されます。
購入申請の承認
承認ルーティングは、従業員による購入申請を承認する人を定義し、承認者のレベルや部署ごとに承認数を設定します。保留中の申請書があると承認者に通知が送られます。また、バックアップ承認者を指定することで、ボトルネックを解消します。承認プロセスは、従業員に割り当てられた金額に基づいて設定することができます。また、部門予算、場所、アイテムの種類、プロジェクトなどの側面を考慮して、より緻密なワークフローを作成することもできます。
発注管理のメリット
NetSuiteの発注管理の主なメリットは次のとおりです。
コスト管理の改善・・・システム化された発注管理フローにより、企業は支出に関連する情報を管理し、不必要な購入申請を却下することができます。
コミュニケーション・・・発注フローにより、承認・申請・支払請求の場面で、簡潔なコミュニケーションが可能になります。
通知・・・承認の必要な購入申請書がある場合、メールで監督者に通知することできます。
従業員が購入申請書を提出すると、その要求を通知するメールが監督者に自動送信されます。
監督者が購入申請書を却下した場合は、その要求を入力した従業員に却下通知がメールで送信されます。これにより毎回申請を確認しにいく必要がなくなります。
発注管理まとめ
発注は取引を確実に行い、取引先と発注内容を確認するためにも重要な処理です。NetSuiteの発注管理でサプライチェーンをワンストップで管理していきましょう。
コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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