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NetSuiteワークフローとは

コグラフ株式会社NetSuite事業部です。
今回はNetSuiteのワークフローについてご紹介します。

NetSuiteワークフローの概要

NetSuiteのワークフローはSuiteFlowと呼ばれ、会社独自の業務プロセスを自動化する機能です。
アクション、条件、トリガーなど様々なワークフローコンポーネントを使用します。マウス操作とクリックだけで、独自のワークフローを構築することができます。
またテンプレートを使用することによって一般的なビジネスプロセスからカスタマイズすることが可能です。

NetSuiteワークフローのメリット

NetSuiteワークフローのメリットは以下にまとめることができます。
・ヒューマンエラーの削減
手入力するデータが多ければ多いほどヒューマンエラーが発生するリスクが高まります。ヒューマンエラーによっては重大なインシデントに繋がってしまいます。ワークフローにより作業を自動化することで、ミスを減らします。
・コストの削減
会社が成長するにつれ、必要なタスクも増加します。ワークフローでタスクを自動化することで、従来かかっていた工数を削減することができます。
・生産性の向上
手作業によるデータ入力をワークフローによって自動化することによって、それまでかかっていた工数を削減でき、本来業務にフォーカスすることができます。
・カスタマイズ性
アクションやトリガーを使用することで、例えばレコードの変更時にメールを送信するようなワークフローが実現可能です。また、if-then(もしXが起きたら、Yをする)のようなロジックも使用することが可能です。

NetSuiteワークフローの管理

ワークフローで様々なタスクを自動化した場合には、それに伴って定期的なメンテナンスが必要になります。日々成長・変化していく業務プロセスに合わせ、トリガーやリソースの割り当てなどを見直さなければなりません。またワークフロー実装の前にはサンプルデータを用いて、問題なく動作するかテストする必要があります。
ワークフロー履歴サブタブで詳細情報の実行ログを表示すると、テストやトラブルシューティングを行うときに利用できます。

NetSuiteワークフローのまとめ

ワークフローを使用することによって業務が自動化され、生産性の向上が期待できることがおわかりいただけたかと思います。SuiteScriptを使用せずノーコードで作成できるので非エンジニアの管理者も是非一度使ってみてはいかがでしょう。(以前の記事:【SuiteScript】Scriptタイプとその役割

しかし、長期に渡ってワークフローを運用するためには慎重に設計し、テストでロジックを検証し、リリース後もメンテナンスをしていく必要があります。



コグラフ株式会社では、Oracle社のソリューションプロバイダー/アライアンスパートナーとして、NetSuiteの導入コンサルティングから運用支援、アドオン開発を行っています。
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