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手綱を握った4年間【2021卒業生インタビュー⑧】

こんにちは、劇団コギトです!
本日は卒業生インタビュー最終回です!これまで読んできてくださった皆さんありがとうございました!もしまだ全部読んでないっていう方はぜひ読んでみてくださると嬉しいです!切実に!!インタビュアーは広報1年の谷が担当させていただきます!豪華でイイお話が聞けるように頑張ります。

そして本日のゲストは本企画『Give me a break!』の総監督、益子好恵さんです!総監督!!!!!わお!!最終回にふさわしいゲストですね!


では、さっそく始めていきますね!

谷「特に印象に残ってる公演とかってあったりするんですか?」

益子「1番印象に残ってるのは、初めて役者をやった1年の一橋祭かな。そのときに拒食症の女の子の役をやったのね。その役をやった時、最初は自分の中で全然上手くいかないなって思ってたのね。だけど本番終わって色んな人にあれすごかったよって言われることが多くて、、、はじめての役者で結構ハードな役をやったなっていう印象も残ってるし、なんか普段からは想像できないような役をやってたから色んな人にあれすごかったねって言ってもらえて嬉しかったっていうのがいちばん印象に残ってるかな。」

谷「拒食症の役ってやばそうですね、難しそう。」

益子「テレビでよくそういうの特集されてたりするじゃん、あーゆーのとかを見たりしたけど、、難しかった笑」

すごい、、、めっちゃ大変そう、、

2018年の一橋祭で難しい役を演じる益子さん。




他の4年生のインタビューをやってて気になったので聞いてみました。

谷「他の4年生の方々のインタビューで、益子さんは4年生をまとめてくださる、とか、誰かが行きすぎちゃった時に止めてくれる、みたいなことをおっしゃってたんですけど、そういう立ち位置だなぁみたいな意識はあったんですか?」

益子「そういう気持ちはあんまりないんだけど、私の高校の同期も変な人たちが多くて笑、あそう、私は高校•大学って変な人たちらに囲まれてきてるの笑、だからずっと手綱を握る側だったっていうのはあるかな。大学入ってみたらおおおお変な人たちばっかだって思って笑、変な人たちばっかりなのに止める奴が誰もいねえって笑笑」

谷「へぇぇ〜そうだったんですね笑」

益子「わかる?なんか誰かが何かを投げたらさ、それに乗っかる人たちばっかでさ笑笑、
ちょっと待ってちょっと待ってみたいな笑笑笑笑」

谷「あーなるほど笑、じゃあ重要なポジションだったんですね笑笑」

益子「たぶん、根っこはいじられキャラなんだけど、ツッコミをよくするタイプ、、?なんかすっごい相反するアイデンティティなんだけど笑笑」

谷「あーーでもなんとなく理解できます、つっこむところはつっこんでくみたいな笑笑」

益子「あーーそうそうそうそう、ちゃんと、弁えてるんですよ???これ以上私がなにかしたら場が暴走するみたいなのを察知して止めてるんですよ??笑笑笑」

らしいですよ、皆さん☆

次の質問いきますね。

谷「4年間を振り返った時に、楽しいと大変とかの比重ってどんなもんでしたか?」

益子「おーーー難しい話だね笑、本当に半々かもしれない。1、2年生の頃は忙しかったけど楽しかったっていうのがあるし、3、4年生だと忙しくはなかったけど逆にそれが何もできなくて辛かったなっていう部分でもあるから。すごい現実的な話をすると、楽しかった!に全振りはできないかな。やっぱり半々かな。」

益子「これさーちょっとさーー周りの子たちにさーー、あれ?楽しくなかったの???って思われるのほんとに嫌だな笑笑」」

谷「いや、あれですよね、楽しかったけども、その中で色々あったっていうことですよね」

益子「そうそうそうそう!前提として!!!楽しかったのよ!だって楽しくなかっら4年間も続けてないもん」

谷「あーそうですよね、前提がちゃんとあるやつですよね」

益子「前提として!前提として楽しかったけど、その中でいろいろあったよねっていう」

谷「そりゃありますよねっていうやつですよね」

益子「創作過程ってそんな楽しいだけで終わることじゃないよねって!」

誤解されるのを恐れて必死になる私たち。前提として連発しすぎですね、日本語ってムズカシイ


谷「後輩に向けて、インタビューに残したいみたいなことありますか?遺言みたいな笑笑笑」

益子「遺言????死ぬの????笑笑」

死なないです

谷「その、残しておきたいアドバイスというか笑笑」

益子「残しておきたいアドバイスかぁー!やっぱり基本として楽しんでほしい!っていうのは伝えたいかな。やっぱり演劇好きとは言えど、他の団体みたい方向性がひとつに決まってるわけじゃないじゃない?例えばミュージカルやります!みたいに。だから、色んな考えを持ってる人たちがコギトに集まってると思うの。だからさ、他の団体よりも色んな衝突とか、意見の違いとかって生まれやすいと思ってて。だからこそ、その違いを楽しんで、目指してる方向は一緒だと思うからその方向だけは見失わずに、時に受け入れ、受け入れられないところは割り切って、純粋にコギトで演劇やるっていうことをやっぱ楽しんでほしいよね、、、、、、、突然深い話をしてしまったぁ!嫌だなぁ!ちょっとおちゃらけた先輩でいきたかった!笑笑」

谷「いやありがたい、ありがたいお話ですよほんとに」

舞台監督補佐を務めた際に最後の挨拶をしてる益子さん。インタビュー後に見るとよりじーーーーんってなりますね。



谷「最後の質問に行く前にインタビューに記録として残しておきたいみたいことってあったりしますか?」

益子「なんだろうなーーー!!同期のことかな、同期のことにしよう。卒業公演だし!やっぱりみんながどう感じてるかは分かんないけど、今の4年生ってそこまで仲良くないのよ。やばいまたマイナスな意見に聞こえそう笑笑、前提としてマイナスな意見ではないのよ!笑」

前提として!また出てきましたね笑、そうです!前提としてマイナスな意見ではないのです!

益子「結構みんな自由人だし、みんなでどっか出かけたりしたこともあんまりなくて。みんなが自由であることを良しとしてきた学年だったから、そういう面で振り返った時にあんまり仲良くないっていうか、お互いに対して結構ドライな関係性だなっていう印象を持ってて。まあそれぞれに仲の良い人たちはいるんだけど。でも私は結構同期のことか嫌いではなくて、嫌いではないっていうと好きではないんですか?ってなるんだけどそういうことじゃなくて笑笑笑、なんていうんだろうなーーこれ言うとなんかあらゆる方向から反感を買いそうなんだけど、なんか馴れ合いじゃない感があって。みんな思ってると思うけど、この卒業公演が4年が1番団結した感があって。みんなそれぞれ同期に対して尊敬してる部分があって、ほんとに同期すげぇなって思ってるんですよ。うちの同期みんなが、他の学年とかと比べたときに、やっぱりあんまり仲良くないよねって思ってるとは思うの。でもなんか私はそれでもこの4年間この同期でよかったなって思ってる。」

谷「うわぁ、、もうぜったいこれ読んだらみんな泣いちゃいますよ」

益子「あほんと?みんな私のこれで泣いたら良いと思う。こういうこと言うからみんな泣かないんだよね笑笑笑、もっと謙遜しとけって話だよね笑笑笑笑」


谷「じゃあ最後に卒業公演への意気込みお願いします!」

益子「なんか気づいたら総監督とかいう立場になってて、まあ頑張りますだとお前は4年間何を学んできたんだ??ってなるから頑張りますとは言わないけども最後だしね、楽しく終わりたいなって思ってますね。みんなで!はい!あは!」

あは!ありがとうございます!!以上、卒業生インタビュー最終回、益子好恵さんのインタビューでした!!!

〈登場人物〉
ゲスト:益子好恵(4年)
ボケ•ツッコミをマルチにこなす最強ウーマン。役者•衣装小道具•舞台監督をこれまでに経験し、卒業公演では総監督を務める。

インタビュアー:(1年)
卒業生インタビュー最終回を編集し終わって歓喜。歓喜。歓喜。締切に追われる生活向いてないなと実感。レポートがいつも予定通り提出できないのに納得。