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喫茶アトリエ【case10:山田彩絵・佐藤あい】

今日も喫茶アトリエが開店しました。「幸せとは何か」について語り合うはじめましての二人の姿が。さぐりさぐり会話を進めていく二人を,ちょっくらのぞいてみましょ。
コーヒー1杯だけ飲んで行きませんか?

山田彩絵:大学2年生。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では、舞台美術を務める。
佐藤あい:大学3年生。劇団コギト一橋祭公演『7×7のモラトリアム』では、舞台美術を務める。

佐藤「なんですかねぇ」

山田「幸せですか今?」

佐藤「えぇ、宗教勧誘みたいになってるじゃない(笑)。幸せ、、まあ凡人なりには幸せ、不幸ではないのかなとは思う。恵まれてるとは思います。どうですか?」

山田「私は幸せだと思います」

佐藤「最近、幸運に恵まれてるなあってことある?」

山田「友達には恵まれてるなあと思います。よく会ってくれるなあって」

佐藤「良いこと良いこと」

山田「あります?」

佐藤「モノ壊してばっかだし,ガチャは負けたし,あんまりかも(笑)」

山田「ガチャ(笑)」

佐藤「まあ,人には恵まれてるなあと思う。環境には恵まれてるなあとは思うけど。お友達って大学のお友達?」

山田「高校の友達もだし,大学の友達もです」

佐藤「良いことだ」

山田「最近幸せだなって思ったのが,おととい,バレーボールの日本の試合を見に行ったんですよ」

佐藤「観に行ったんだ!」

山田「そうなんですよ。たまたまチケット取ってて。そのときに,応援するじゃないですか。勝つじゃないですか。パリ行き決定っていうので,めっちゃこの場に居られるのは幸せだなって思いました」

佐藤「最近スポーツ良くやってるよね,そっかバレー勝ったんだ」

山田「勝ちました!」

佐藤「めでたい。すごいねぇ」

山田「幸せって何でしょうね」

佐藤「なんですかね。幸せってあんまり,『あー今幸せだー』って思うことって,そこまでたくさんはないですよね。ふとしたときとかはあるけど,常に感じることではたしかにないかなぁっていう」

山田「考える機会を与えてくれないと感じないなーっていう」

佐藤「私は割とやらかすことが多いので。あーやっちゃったーみたいな感じ,ついてねーみたいな感じのは多いけど」

山田「わたしもそういうタイプです(笑)」

佐藤「電化製品が次々壊れてさ。パソコン壊れたし,レンジがなんか調子悪くなるし。あぁ,イヤフォンも逝った」

山田「ああ(笑)」

佐藤「終わり。もうだめだ(笑)」

-無視できない程度の沈黙-


山田「ムズッ!ちょっと待って!(メタ発言)」

佐藤「幸せ…幸せ…ううん。なーんていうんかねー。どんどん話を回すか(メタ発言2)」

山田「そうですね」

佐藤「バレー好きなの」

山田「好きですね。小学校くらいからちょくちょく見てたんですよ」

佐藤「結構だね」

山田「結構見てたんですよ(笑)。女子バレーが好きだったんですけど。中高と全然文化部で,何もできず,運動したいなと思って大学でバレーボール部に入って,今頑張ってます」

佐藤「やってるし見る人なんだ」

山田「そんな感じです。あざができちゃったんですよ」

佐藤「結構痛そう~。頑張ってる証拠や」

山田「そんなことない(笑)。初心者なんで…」

佐藤「大学卒業したらバレーとかすることないだろうしねー。今のうちだもんねー」

山田「そうなんですよ!いまのうちと思って」

佐藤「偉いね~」

山田「偉い…(?)是非遊びに来て下さい。誰でも」

佐藤「いぃ…,大丈夫です(笑)。運動神経がなさすぎるのでちょっと。本当にもうインドア派なんで」

山田「私もインドア派なんですよ。めっちゃゲーム好きで。ゲームやってるとき,それこそ幸せ感じますね。あ,今6000円で一生分の幸せ得てるんだって感じるんですよ」

佐藤「怖…!ちょっと怖いよ(笑)」

山田「あはは」

佐藤「何やってるの?」

山田「スプラトゥーンとか,あと最近はポケモンやったり。あと,もう買ったんですよマリオの新作。で、これからやるんですよ」

佐藤「何で出たっけ」

山田「いまなんか…デラックスみたいな…のが出たんですんよ」

佐藤「何だ!?新作しか追ってないから分かんねえ」

山田「それがたぶんそろそろ届くんですよ。それをやるのが,楽しみすぎて。昨日くらいに…?」

-検索をかける2人-

山田「あ違いました!これ!」

佐藤「あ,ワンダーの方ね。もう発売なんだ」

山田「たしか20日」

佐藤「うそやん」

山田「もう予約しちゃって。めっちゃ楽しみで」

佐藤「楽しそうだよねー。マリオファン人が悲鳴を上げてて面白かったよ。ニンダイ見てたんだけどさ。『おっすげーまっじかー』っつて」

山田「踊るメイドインマリオも出たじゃないですか」

佐藤「出た出た」

山田「あれもちょっと欲しい」

佐藤「私はね,ソシャゲばっかやってるのよ。原神ってご存じですか?」

山田「あ!友達が大好きですそれ。すごい勧誘されます」

佐藤「はまってやばいです。コンシューマーの方が良いよ(笑)」

山田「気になるんですけど,容量が足りなくて。原神やってる友達多いんですけど,なかなか手を出せない…」

佐藤「パソコンを買ったんだよね」

山田「そのためにですか!?」

佐藤「う、ううん、語弊があるけど,まあ,あの,そうだねって感じ。パソコンがちょっと調子悪くなっちゃって,趣味用の買っちゃうかってなったんだけど,まず原神ができるからって理由で買ったから,何も言えないわ」

山田「すごいですね」

佐藤「推しを大画面で拝みたかったんだけのね。天井ってわかるかな。ガチャのあのーここまで取ったら出るよーっていう」

山田「分かります分かります。よく,第五人格でやってます」

佐藤「あ,第五民なんだ」

山田「第五民です」

佐藤「そうなんだ。私は,ルキノさんが好きで」

山田「ああ!ルキノですね。私サバなんで。調香師が一番好きなんですよ。可愛くて。可愛くてめっちゃ好きで!」

佐藤「へたくそすぎてやめちゃったんだけど,キャラはみんな好きだから」

山田「今シーズンはグリフォン行きたくて,頑張ってます(笑)」

佐藤「頑張って」

山田「天井,するまでですか?やるんですか?」

佐藤「いや,全然来なくて天井言っちゃって悲しかった。ピエン」

山田「ピエン(笑)。友達は20連で来たっていってました。本当運ですよね」

佐藤「あー哀しー。まあ、引けたから、うん!幸せではあるけど怖いよ」

山田「課金ね…」

佐藤「まあ,やめた方が良いよ」

山田「でも私もだいぶ課金したことあるんですよ」

佐藤「やば、いくら?」

山田「えでも,そんなって訳じゃないですけど。300円とかでダイス買ったりして」

佐藤「あーそれくらいならね」

山田「そうなんですよ」

佐藤「あーなんか月のやつあるよね。月でもらえる」

山田「そうなんですよ」

佐藤「月のやつは私がやってた頃は買ってたわ」

山田「買いたくなっちゃいますよね」

佐藤「分かる。なんかお得感あるとさ使っちゃうんだよねー」

山田「そうなんですよ。ちょっとなんか,値下げみたいなのするじゃないですか」

佐藤「そうそうそう。なんかさ,優勝アイテムがお得にもらえるみたいなやつ。どのゲームにもあるんだね(笑)。どのゲームでも買ってるんだよね。そこだけは絶対課金してるから,本当によくない(笑)」

山田「第五だけ課金したことありますね,あとなんか最近ハムスター育ててて」

佐藤「ハムスター!?なにそれは」

山田「なんか動物育てないなと思って。ちょっと新しく…(スマホ画面を見せる)」

佐藤「何これ!?何これ(笑)。マジで知らないやつ来た(笑)何これ,可愛い~」

山田「育成ゲーム大好きで」

佐藤「名前も可愛い」

山田「ぱむぱむっていうんですけど」

佐藤「可愛い。ゴールデンだ。可愛い」

山田「もっともっとちっちゃかったんですよ。それが,めっちゃ大きくなって」

佐藤「え、そういう?」

山田「ポンって触ったら寝るし,めっちゃ可愛いんですよ」

佐藤「可愛い~,知らんけど(笑)」

山田「あとチンアナゴやったことあって」

佐藤「チンアナゴ(笑)」

山田「チンアナゴは永遠に増えてくんですよ」

佐藤「ほう(笑)」

山田「あとウーパールーパーもあって。ウーパールーパーはめっちゃ巨大化するんですよ」

佐藤「そういうタイプのゲームが好きなのね」

山田「1000日くらいまでいって,本当にでかくなって」

佐藤「1000日!? え3年もやってたの?」

山田「友達が(笑)私が勧めたら3年間やってて」

佐藤「やば(笑)いいことじゃん」

山田「すっごいでっかいんですよ。画面に収まらなくて。気持ち悪くて。さすがにそこまで行くと,やめてっていう」

佐藤「悪口(笑)ひどい(笑)」

山田「でも私も今回ハムスターをそれくらいまで育てようと思って,頑張ってます」

佐藤「頑張って(笑)」

山田「これでも結構幸せになりますよ」

佐藤「そんなおっきくなるの?」

山田「そうです。めっちゃ大きくなります」

佐藤「怖い(笑)でも私ハムスター好きなのよ」

山田「本当ですか?じゃあ,是非」

佐藤「でも私育成ゲームすぐ飽きちゃうからね。だめなんだよ」

山田「分かります。でも可愛いんですよ。疲れたときに見ると,可愛くて」

佐藤「あのね,1週間やってたんだけど,飽きた。向いてないっていうか」

山田「あー,でも3年は確かに私も出来ませんでした。3年間は友達がおかしい」

佐藤「すごいなその子」

山田「本当にでっかいです。餌もこんな巨大化して。すごいんですよ。あれ面白いですね」

佐藤「やば(笑)作者さすがに想定してるか?」

山田「そこまでやるやついないと思ってると思うんですけど」

佐藤「へー面白いんだ」


-無視できない程度の沈黙-

佐藤「幸せ…」

山田「幸せ…」

佐藤「あ私ね,美味いもん食べてる時が幸せだなーって思うな」

山田「わかります!」

佐藤「あのーみんなさ,ご飯友達と行ったりするじゃん。私一人で行くのが好きなんだよね」

山田「うわーいいですね」

佐藤「一人焼肉とかさ,一人でちょっと高いところ行ったりさ,一人で居酒屋行ったりとかさ,するのが好きで,たまに行くんだよね。よう分からんもん食って美味いなみたいな」

山田「よう分からんもの(笑)」

佐藤「なんかよく分かんないけど美味い,みたいなのあるじゃん」

山田「今までで一番おいしかった食べ物って何ですか」

佐藤「えー。難しいな。なんだろう,ベクトルによるかな」

山田「あーたしかに」

佐藤「つまみ系だと,低温調理したレバーがめっちゃ旨くて感動した」

山田「あーレバーかぁ」

佐藤「私,私でも意味わかんないんだけどさ,レバ刺しって食べられないじゃん。あの,クソガキのころに,レバ刺しを好んで食べてた子供だったの。やばいよね」

山田「でも私,めっちゃ小さい頃,離乳食じゃなくて煮物食べてました」

佐藤「やば(笑)。それはそれでびびる」

山田「だからめっちゃ煮物好きで」

佐藤「煮物(笑)。良いね煮物。かぼちゃの煮物とかかな」

山田「あー大好きです。めっちゃおいしいです」

佐藤「たまにかぼちゃの煮物アンチいる。なんか甘いのが嫌だっていう人がいるから理解ができない」

山田「あれが美味しいんですけどねー」

佐藤「あれが美味しい。甘じょっぱいのがご飯に合うんだよ」

山田「あれが良いんですよね。あれ食べると幸せですね」

佐藤「分かる。あーそうだな,外食もいいんだけどね,一人暮らしとかしてさ,年になるとさ,親の飯がうまいのよ。親が作ってくれる飯がうまくてさ」

山田「あーそうなんですね」

佐藤「一人暮らし?」

山田「いや,実家なんですよ」

佐藤「なんか,こう帰省とかしたときにさ,親のご飯食べるとさ,あー美味しいなって思うんだよね。だから家庭料理とか出す店にはあんま行かないんだよね。親の味と違うなってなるのがちょっと嫌だからさ」

山田「たしかに」

佐藤「だいたい親の味って言ってもクックパッドとかで出てくるようなやつなんだけど,やっぱりそれが一番おいしくてさ。なんか,違うのには違うなーってなるんだよね。だからいつも絶妙な飯をぼそぼそ食べてるんだよ。美味いともまずいとも言えんやつを。親のご飯が一番うまい」

山田「うん,たしかに」

佐藤「料理だったら何好き?」

山田「料理ですか?」

佐藤「スイーツにしとこうか?スイーツが好きかっていう問題もあるけど」

山田「スイーツ!スイーツは私あんま食べられないんですけど,うわーなんだろう」

佐藤「まず好きか嫌いかはあるけど,スイーツは」

山田「いや,好きです!めっちゃ好きです。ガトーショコラ。あとマカロン!」

佐藤「私もマカロン好き」

山田「マカロンは本当に特別な時に食べるんですよ」

佐藤「でも高いんだよね~あれ」

山田「高いんですよ!」

佐藤「立川のデパートに入ってる,東京マカロン?だっけ?,っていうやつがあって。そういうお店が109にあって,渋谷の。そこで食べたのがすごい美味しくて。調べたら立川のデパートのとこにあったからさ,そこで買えるってなって嬉しかった」

山田「109…」

佐藤「でも高い!高い!1個200円以上するから,300円くらいしたような気がする」

山田「なんか,これにかけるのはどうなんだっていうのはありますよね」

佐藤「ちょっと気持ち的に,これ2個買ったら丸亀製麺で並が食べれるなって思うと虚無るんだよね」

山田「気持ち的に(笑)」

佐藤「前虚無ったのは,タピオカがどうしても食べたくてゴンチャ行ってタピオカ飲んだんだけどさ,これ1個で並が食えるなと思って虚無ったことあったわ」

山田「あはは(笑)」

佐藤「そういうので考えちゃいけないんだけどね」

山田「タピオカはそういうの考えないかもしれない,美味しいから良いやーって(笑)」

佐藤「考えちゃいけないよね。考えてめっちゃ虚無ったから,二度と考えないことにする(笑)。その日の昼ご飯が外出してたから丸亀製麺食べてたの,ちょうど。あんまお腹空いてないし並で良いかと思って並で買ったんだけど,ゴンチャの方が高いと思って,なんか絶妙な気分」

山田「たしかに。そう言われたらなんか考えちゃうかもしれないです,これから」

佐藤「考えないで!いやな気持ちになるから!美味しいもの食べて」

山田「たぶん私そういうの考えて生きてないです。その時に食べたいもの食べて」

佐藤「それが良い!ダメ,考えちゃ。マジでたまに虚無るから。すごい美味しいスイーツとか食べてもさ,これ1個でラーメンとか食えるなって思うとなんか微妙な気持ちになるんだよめちゃくちゃ」

山田「めっちゃ考えてる(笑)」

佐藤「良くないよね」

山田「考えたことないかもしれない…。あでも,ガチャガチャ引くときは考えますよ。これ1回引いて300円,あジュース買えるなとか思っちゃうんですよ」

佐藤「まずい!1回もガチャでも考えたことない!毎回突っ込んでるから(笑)」

山田「ガチャはめっちゃ考えますね。最近500円とかじゃないですか」

佐藤「高いよね」

山田「高いんですよ」

佐藤「でも欲しくなっちゃうんだよ。ガチャガチャ専門店とかかなり多いじゃん。ぶわーって並んでるのとか,なんかいいよなー」

山田「やりたくなっちゃう…!」

佐藤「やりたくなるけど,高いんだよね」

山田「高いんですよ~。で,出たいものが絶対出ないんですよね」

佐藤「4回くらい引いて3回同じのが出たことある」

山田「あー!私の友達もそうで!私も引かされました。で引いたら,同じの出ちゃって,今リュックについてます」

佐藤「ダブったらどうしようって感じだよね。そういうのあるからだいたい1回しか引かないよ私」

山田「そうですよね。まさか引かされるとは思わなかった…」

佐藤「ウケる(笑)引いてよって言われたの?(笑)」

山田「そしたら結局同じの出て(笑)。おソロだねーっつって」

佐藤「友達(笑)」

山田「昨日,結婚式行ってきたんですよ!」

佐藤「えぇ!幸せのアレやん。象徴やん」

山田「昨日めっちゃ幸せでした!」

佐藤「何?最初に,先に言いなよそれ!(笑)どなたの?」

山田「イラン人なんですけど。日本語が喋れるイラン人」

佐藤「お友達?」

山田「友達で!同い年。19の世代で結婚したんですよ」

佐藤「へ―お若い。おめでとうございます」

山田「でそのときに,『家族』っていうものを感じたんですよ」

佐藤「日本で挙げたの?」

山田「日本で。なんかモスクみたいな場所で挙げたんですけど」

佐藤「すっごいなー超貴重な経験じゃん」

山田「そうなんです。なんかいろんな言語が飛び交うみたいな。インドネシアの人がいたり,イランの人がいたり,日本人がいたり」

佐藤「すごい国際的な。旦那さんは日本人?」

山田「日本人なんです。お父さんのスピーチがあったんですよ。そのときに,イスラム教なんで,すごい『つながり』を大事にしていて,すてきだなっと思って,ちょっと心に来ました。幸せムードぷんぷんで」

佐藤「すごいな」

山田「そう考えたら,今19で,来年20になるので。で,結婚は30までにはしたいなと思って。そしたら,この10年で,2-3年は付き合ってから同棲したいじゃないですか。って考えたら日がないなと思って」

佐藤「まあ今のうちに探しときな(笑)でも大丈夫大丈夫!19でしょ!若いじゃん!私21だよ。20にもなってないでしょ」

山田「なってないんですけど!やばいなっと思って」

佐藤「ま,社会人になってから出会った人と結婚する人もいるからな」

山田「しかも,必ずしも結婚が幸せって訳でもないじゃないですか」

佐藤「まーね」

山田「てなると本当に難しいなと思って。田中みな実分かります?」

佐藤「はい」

山田「その人が言ってたんですよ。自分の生活を乱されたくないから結婚しないって。それも一理あるなと思って」

佐藤「まあね」

山田「何で結婚するんでしょ」

佐藤「まあ,好きな人とずっと一緒に居たいからじゃない」

山田「そうですよね…」

佐藤「あんまそういう願望がないから分かんない」

山田「最近考え方変わってきて」

佐藤「友達がさ,付き合ってる彼氏がいて,両家にも紹介してて結婚秒読みみたいな感じ?卒業してしばらくしたら,お金たまったら結婚するって言ってたんだけど」

山田「素敵…!」

佐藤「まあ,頑張ってねとは思ってるんだけど」

山田「結婚したい」

佐藤「まあね,幸せの形っていろいろあるからね。いやー,分かんない。私はあんまり興味ないからそういうのに」

山田「昨日結婚式見て,家庭を持つってすごいなと思いました。人間としても成長するし」

佐藤「まあね。結婚って大変だけど,本当に幸せにはなれると思うから」

山田「素敵ですね」

佐藤「ま,結婚して大変な目に遭った人もいるっちゃいるから何とも言えないけど。一概には言えないけど」

山田「たしかに」

佐藤「大体の人は幸せになるからさ」



結婚か…。同世代の人たちが意識してるって思うと,なんだか不思議な気分になりますね。焦りというか,羨みというか。
次回のご来店もお待ちしております♪



山田彩絵さん(左)と佐藤あいさん(右)

公演情報

********************
劇団コギト2023年度一橋祭公演
『7×7のモラトリアム』
脚本・演出 高尾友季
「喫茶店は、道の途中で立ち寄る所。そんな場所に彼らは住んでいた。」
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◆出演
伊藤朝輝 杉本周平
羽尻結衣 藤田ひかり 古浜奨真
◆日程
11/24(金) 11:00~ / 14:30~
11/25(土) 11:00~ / 14:30~
11/26(日) 10:30~ / 14:00~
※開場は開演の30分前です。
※上演時間は約80分を予定しております。
◆料金
無料(カンパ制)
*本公演は無料ですが、ご予約も受け付けております。お席はご予約の方を優先いたします。
下記 URL よりお手続きください。


◆会場
一橋大学⻄キャンパス学生会館 1F アトリエ
アクセス
JR中央線 国立駅南口より 徒歩15分
JR南武線 谷保駅北口より 徒歩25分
*会場がわかりにくくなっておりますので、お時間に余裕を持ってお越しください。

◆スタッフ
舞台監督   佐藤愛佳
舞台監督補佐 陽美雄月
演出助手   小田悠生 中村紘夢 らむ
舞台美術   佐藤あい 富田皐央 濱野あすか
       陽美雄月 山田彩絵 リーナ
制作     岩田大煕 齋藤よしみ 298
衣装     近江天音 菅野咲名 土屋陽菜 山葵
小道具    久保聡琉 長月小雨 らむ
宣伝美術   久保田広輝 錆田 ひらお
広報     川井直太郎 川口芽萌子 宮野浩真 山浦弥桜
照明     黒崎陽人 山本翔
音響     中嶋悠太 成田明由
音響補佐   千足海都
作曲     高尾友季
編曲     中嶋悠太
応援     天野友花梨

◆お問い合わせ
一橋大学 劇団コギト

連絡先
cogito.pr@gmail.com (制作 岩田)

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