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2021年度新入生インタビューブログ⑦


お盆休みですねぇ。今年は帰省もできませんので、私たち大学生にとっては普段と何ら変わりませんが…。せめて何か夏らしいことでもしたいものです。

とは言っても花火大会も夏祭りも開催されません。こんな状況でもできる夏らしいことって何なんでしょう。子供の頃は単に外に出て蝉を追いかけたり、DSで友達とポケモンバトルをしたり、駄菓子屋でジュースを買ったりするだけで楽しかったのですが…。

ノスタルジーに浸るのはこれくらいにして、そろそろ本文にいってみましょう。今回のインタビュアーは金沢(3年)。ひねくれ者の彼は普段のブログからは一風変わった作品を送ってくれました。新入生も実に個性的です。ぜひ最後までお読みください。

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導入


────駄菓子屋マニアって……そこら中の駄菓子屋を歩き回ってるの?

自己紹介も何もかもぶっ飛ばしていきなりコアな質問から入っていくスタイル。見慣れない駄菓子を手にして現れてきた新入生を見て気にならない方がおかしい。

??「まあそんな感じですね。錦糸町駅前に『エワタリ』っていうでかい駄菓子屋があるんですけど、あそこ行きつけなんです」

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↑錦糸町の『エワタリ』。『行きつけの駄菓子屋』ってワード強すぎるな……?

??「受験生のときから通い詰めてて、最近はもう箱買いばっかりするようになってますね」

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↑写真を見せてくれました。本のごとく箱買いされた菓子がおさまっとる。小学生にとっては夢のような話かもしれない。

ところで完全にインタビューの順番を間違えました。名前を聞かないインタビューがあってたまるか。軌道修正です。


自己紹介

────じゃあ自己紹介お願いします。
佐藤「一橋大学社会学部2年の佐藤愛佳(さとう あいか)と申します。高校の時はコンピューター部に入っていました。演劇部と仲が良かったので演劇部の手伝いをしたりとか、合作とかをしたりしてて、間接的ながら多少なりとも演劇に関わっていた、って感じです」

コンピューター部と演劇部が仲いいことなんてあるんだなあ。

────「合作」っていうのは?
佐藤「演劇部の声をサンプリングさせてもらって、それをボーカロイドみたいに音を一個ずつ抽出していじる、みたいなことをして作品づくりをしましたね」

────とってきた声を組み合わせて何かの脚本に乗せて……ってこと?
佐藤「さすがにしゃべらせるのは難しくて、音程をのせる方が比較的簡単だったので……その時はやってたボーカロイド曲、あのときは『ブリキノダンス』を作りましたね」

↑溢れ出る機械つよつよ感。佐藤さんの所属していたコンピューター部、結構活動的じゃない??

────コギトに入ったきっかけは?
佐藤「なんとなく、、なんですけど……自分が高校のときに携わっていたものと関係あるところに行きたいなあって思って」

佐藤「って思ったときに演劇の裏方が思い当たりまして、パソコンの技術も活かせるかもしれないし、間接的とはいえ演劇にもかかわってきてて馴染みやすいかなあ~と。」


裏方志望の新入生でした。パソコンが使いこなせるらしい。将来有望だなあ。


コギトの印象


コギトの先輩方の印象を聞いてみました。
佐藤「そうですね、3年4年の方々ってなんか総じてすっ飛んでる感じがありますよね」


間違いねえ~~~。コギトに入ったからすっ飛んだ感じになるのか、すっ飛んでるからコギトに入ってきてしまうのか。ニワトリが先か卵が先か。難しい問題です。


────鳥獣戯画を前面に押し出してくる佐藤さんもなかなかじゃない??

そうです。LINEやらTwitterやらのアイコンから、はてはスマホに付けるストラップまで、彼女は鳥獣戯画で埋め尽くされています。

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↑彼女のSNSのアイコンはこんな感じ(同じものではありません)。ダ鳥獣戯画という、実際の鳥獣戯画をいい感じ(いい感じ)にデフォルメしたサイトがあるようで……


佐藤「そうですね~~……。高2のときの日本史の教科書が最初の出会いなんですが、授業中は割と眠かったので、ずっと鳥獣戯画のページをぺらぺらとめくっていましたね」

日本史の資料集ってなんかずっと眺めていられる気がする。

佐藤「大学の合格が決まってすぐ大学用のTwitterのアカウントを作ったんですけど、アイコンをどうしようかな~~って思ったときに鳥獣戯画が思い当たったんですよね」


────あ、じゃあ鳥獣戯画を前面に出し始めたのは結構最近ってこと?
佐藤「もともと自分で『出していこう』という意図は無かったんですけど、SNSのアイコンにしてたらいざ大学の人と対面であったときにみんな『ああ~、あの鳥獣戯画の人ね!』って認識してくれるんですよ」


佐藤「自己紹介を繰り返していくうちに、『再帰的アイデンティティ』(編注:Y川先生の影響…?)とでもいいますか、もともとそんなに愛着があったわけではなかった鳥獣戯画も今ではストラップを買うまでになりまして」

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↑若干見にくいですがこれはウサギですね。上野で980円で買ったそう。いい値段する。



鳥獣戯画の話に備えて、インタビュアーは日本史の資料集を持ってきていました。

────あったあった、こういうのだよね

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↑(鳥獣人物戯画巻 伝鳥羽僧正覚猷筆)

佐藤「そうですね、え~っとこれは甲巻ですか」


────コウカン?
佐藤「あ、これって甲・乙・丙・丁の4巻あるんですよ」


佐藤「ウサギとかカエルとかのかわいいやつが甲巻で、乙巻とかになると『獣』のほうになってくるんですよね」


「再帰的アイデンティティ」と言う割にはもうめちゃめちゃ鳥獣戯画に詳しい人。これ以上踏み込むと火傷しそうなのでインタビューに戻りましょう。


────最後に今後の意気込みを……!
佐藤「せっかくいろんなことができる団体なので、卒業までに色んな役職を経験したいと思ってます。2年生でちょっと入団遅れて、演劇経験もほとんどないのでハンデあるかもしれないですが、楽しくやっていきたいなあと思います!!」