見出し画像

格安ヘアカットにある本当の魅力は「陰キャに優しい」

社会人になって初めて味わった挫折は頭髪のセルフカットでした。ジョキッ!頭にクレーターをつくって、寮のシャワールームで絶望したのは今でも忘れられません。

私は2ヶ月に一度の頻度で散髪に行きます。自慢ではないですが髪が伸びるスピードが人より早いので3ヶ月放置しているとモサモサの羊になってしまいますね。女性の方は前髪や毛先を揃えるためだけに月一でヘアカットに行く方も多いと聞くので大変ですよね。

散髪するのに学生時代は床屋に通っていました。仕上がりは良かったと思いますが料金が4000円とお財布へのダメージはそこそこにありました。さらに予約制で好きな時間に行けないこと、理容師さんと会話するのが億劫という理由から徐々に床屋に通うことはなくなりました。

代わりに通うようになったのは格安カットです。これが調べてみると意外に多く、近所に3件もありました。私の近所では独立した店舗を持っているケースは少なくすべてテナントです。ショッピングセンターやホームセンター、さらには温浴施設などに多く入居していますね。

さて前置きが長くなりましたが、私はこの格安カットに通いだして年間1万5千円浮かせることができるようになりました。
4000 円ー1500 円 = 2500 円
2500 円 ✕ 6 回(/年)= 15000 円/年

このコストカット大きいですよね(髪だけに)。でも私は金額以上に、この格安カットに魅力を見出しています。それが以下の3点。

①予約不要
我々にはホットペッパービューティーも、楽天ビューティーも必要ありません。髪切りたい!と思ったその時に行くだけです。そして待ち時間なし。しかも近所。すっごいラク。

②会話不要
あなたは工場のラインで流れている製品のようにジッとしているだけでOKです。理容師さんもほぼ話しかけてきません。会話は本当に最低限、切る長さの指定とその出来栄えの確認のみ。もはや会話というか連絡ですね。とにかく陰キャに優しい。

③時間の有効活用
これが個人的に大きいのですが、テナントに入っているために「ついで」の散髪ができること。髪を切るためだけの外出がなくなります。私の場合は会社から帰宅する道すがらに店があるので「帰宅ついでの散髪」もできちゃいます。


最後に。格安カットって大丈夫なの?不安と思われる方。正解です。私は一度「さっぱりでオナシャス」と言ったら角刈りにされかけたことがあります。ヒゲの剃り残しが甘いこともよくあります。

しかし逆に言えばその程度なのです。特段髪型にこだわっていない私のような男はこれで十分と感じます。セルフカットを極めるその時までは、私は格安カットに通い続けます。

いいなと思ったら応援しよう!