コロナだからこそ、ありがとうを
今日の仕事帰り、駅で定期券の申込用紙を書くテーブルを見ると、ボールペンが置いていなかった。
おや? と思ったら、注意書きがあって、そこには「コロナ感染予防のため、ボールペンを撤去しています。書かれる際は、ご自身のペンをお使いください」とあった。
えー、こんなところまでコロナの影響が・・・と驚いた。
ほんとに、コロナって奴は、ぼくらの生活様式をどんどん変えて、どんどん上書きしていくよなあ、と思いながら歩き去ったのだが、
思えばコロナのせいで、優しさというのもなくなっていっているように思うのだ。
例えば、隣にいる人が何かを落としたとして、普段なら拾ってあげたりするところを、コロナ感染を恐れて、もしくは感染させてしまうことが怖くて、拾うのをためらってしまったり、
目の不自由な人がいても手を差しのべてあげられなかったり。
それに、常にマスクをしているので、人の表情もわかりにくい。
かわいい赤ん坊や小さな子どもに向って微笑みかけても、果たしてこっちの笑顔に気づいてくれているのかなーって思ったりする。
また、コロナの閉塞感でイライラしている人も多い。
なので、人に親切にしてもらった時には、せめて”ありがとう”の気持ちだけははっきりと伝えたい。
マスクで表情もわかりにくければ、声も届きにくい。
とても窮屈でフラストレーションのたまる時代だ。
こんな時だからこそ、感謝の気持ちはだけは、少し大きな声で、きちんと相手に届くように伝えなくてはいけないな、と思うこのごろなのです。
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