ペットボトルコーヒー2021 NewWAVE
5年くらい前にサントリーがクラフトボスが販売され、それ以来各社から毎年新しいペットボトルコーヒーが販売されています。
■NewWAVE達
そして今年は新たな志向のペットボトルコーヒーが販売され始めました
一般的なペットボトルコーヒーは「ダラダラ」飲みに対応して、時間をかけてすこしずつ飲むタイプ。そのため缶コーヒーなどと比べてもコーヒー感の少ないドリンクでした。
NewWaveはそれと異なりよりコーヒー感を出しているのが特徴です。
それでは飲み比べてみましょう
■Alameda SIMPLE BLACK COLD BREW COFFEE
このサイズを始めてみたのがこのコーヒー、2018年日本上陸
当時はファミマで先行販売されていて、買ったのをよく覚えています。
・以前飲んだのと味が違う印象です。豆や配合がかわったのか?
■成城石井 COLD BREW COFFEE SIMPLE BLACK
たしか一年前に販売開始になったのが成城石井のこのコーヒー
今は涼しくなったので販売終了のようです。ネットからも削除されてます
・スッキリとして飲みやすいです。これはCOLDBREWのために成分の抽出が異なるからかも
そしてこの春から徐々に大手が参入してきます
■猿田彦珈琲 キリッとブラックコーヒー
3月下旬に首都圏の京王・東急スーパーで先行販売されたのがこれです
NBメーカーとのタッグではなくオリジナル製品として開発されました。
猿田彦珈琲さんは創業10年を迎えるスペシャリティコーヒー業界では老舗です。
直営店の展開だけでなく、積極的にNBメーカーさんと缶コーヒーを開発してきました。
NBメーカーの場合、コストや大量生産の関係で100%自分の味を追求するのは難しいと思われますが、今回は自社商品なので猿田彦珈琲らしさを表現できます
・この中では一番苦味を感じます。日本人このみの味付けです
■COSTAコーヒー ブラック
日本では馴染みの薄いCOSTAコーヒー、イギリス発でチェーン店です。イギリスだけでなく東南アジアなどにも進出しているブランドです。
日本では最近コカ・コーラさんが展開を勧めていて、昨年銀座ロストにも期間限定で出店していました。また最近TOHOシネマズのコーヒーもコストコーヒーに切り替わりました。原宿駅前のスタンドや大阪でも出店し始めています。
濃い紫のブランドカラーが独特ですね
・日本のコーヒーに比べるとすこし癖があります。コロンビアの配合が多そうな印象です。
■ジョージア ショット&ブレイク
そして2021/07/05 コカ・コーラからジョージアブランドで小型タイプが販売開始。NBブランドから初の小容量タイプです
・この中では一番コーヒー感が少ない印象、従来のペットボトルコーヒーを濃くした感じです
■価格比較
ALAMEDA 235円 250cc
成城石井 270円 250cc
猿田彦珈琲 238円 235cc
COSTA COFFEE 170円 270cc
GEORGIA 127円 195cc
私の印象では価格がそのまま味わいに影響しています。この中ではCOSTA COFFEEが価格からすると検討しています。海外で他店舗展開している強みで原料調達に違いがあるのかもしれません。
従来のペットボトルコーヒーでは味わいに物足りなさを感じる人や量をあまり飲まない人には丁度いい風味と量だと思います。
コーヒー・ドリンクをゴクゴク飲みたい人には向かないと思いますが、新しいカテゴリー。来年新たなメーカーが参入するのか興味津々です。
日本のコーヒーシーンは、缶コーヒーに始まり、コンビニコーヒー、ペットボトルコーヒーそして今回のタイプ。海外と異なる幅広い選択肢が嬉しいですね。