No.309 KOFFEE MAMEYA -Kakeru-@清澄白河
1月27日に清澄白河にオープンした予約優先のコーヒーショップ
伝説の表参道コーヒー、そして同じ場所にオープンしたKOFFEE MAMEYA。
世界各地からよりすぐった豆を取り寄せ、来店客の話をしながら豆を提案するスタイル。
その次のステップとして今回オープンした店です
■予約優先のスタイル
ユニークなのはそのスタイル。予約制のコーヒーショップ、完全予約ではありませんが、ネット予約がオススメ。
予約はこちらから
店内に入ってすぐにあるのがこのカウンター。
奥に見えるのが焙煎豆を入れてくれる袋。
左から順番に浅煎りから深煎りになっています
表参道店はこのスタイル、バリスタがカウンターに立って美味しい豆の相談に乗ってくれます。
外観は一般的な倉庫、でも中に入るとビックリのお店です
一杯のみたいときのメニュー
そしてこの店だけのスイーツ
■コースメニュー
コーヒーなのにコース。初体験です
今回は一番下のRoaster Courseをオーダーしました。
これ以外にもコーヒーカクテルのコースもあります。
アルコール弱いので昼間から飲めない(^o^)
3種類のドリンクが出てきますが合わせて2杯分くらいの量
最初に出てきたのがMomosとLaCabraの水出しコーヒー
グラスは江戸切子。素敵なデザイン
そして2つのロースターさんを飲み比べ、両方ともエチオピア ゲシャ ビレッジ
一緒にいった友達も違いにビックリしてます。
次はフィルターコーヒーの予定ですが、器具のセッティングのためすこし間があるので、ミルク出しコーヒーをサービスしてくれました。
豆はなんとボリビアのゲイシャ。150gで7000円の豆です
ミルク出しは最近流行っている水出しの水の代わりに牛乳をつかいます。
シンプルに牛乳に挽いた豆を入れて12時間くらい置きます
次はフィルターコーヒー
初めてスペシャリティコーヒーの挽いた豆の香りを嗅いで友達もビックリ
抽出してくれるのは店のヘッドバリスタの三木さん
三木さんはバリスタ日本チャンピオンのトレーナーもする腕利きです
そして店で扱うロースターさんとのコミュニケーションもすべて行います。
今は、ほぼ毎日店にいて、時差の関係で早朝や夜間にコミュニケーションを取るので大変だそうです
今回の豆はハリオV60で抽出、豆によってはカリタウェーブも使い分けてます
このカップもオリジナルで作ったもの。口当たりを良くするために飲み口を薄くしてもらうのが大変だっだそうです。
■専門店顔負けのスイーツ
お皿もオリジナル
三木さんに聞くと、いろいろ試作して今の2種類になったそうです
ベイクドチーズケーキ、上に乗っているレモンとのバランスが素晴らしい
次はテリーヌショコラ。生チョコを食べてるような感覚です
どちらも美味しい、高級ホテルに行くと、このスイーツと不味いコーヒーのセットで2500円は取られそうなクオリティです
最後はMomosのゲシャビレッジの豆をつかったラテです
ゲシャは元々はコーヒー発祥の地のエチオピアのゲシャ地区にあった品種。
栽培が難しくエチオピアでは上手く栽培ができたかった苗がコスタリカへそしてパナマで栽培され品評会で異常な高値が付き、各地で栽培が始まりました。
そして元々の産地であるエチオピアでも改めて栽培されたのがゲシャビレッジです
ラテと可愛い焼き菓子、その焼き菓子の皿も可愛いです
豆は事前に0.1g単位で計量して試験管のような容器に入れられます
■内観
店の奥からの写真です。
コーヒーショップに見えない、ミシュランの星付きのレストランみたい。
バリスタの所作が丸見え。緊張しそうだな。
真ん中のテーブルにあるのがコーヒーカクテルを作るアルコールやシェーカーなど
店のエスプレッソマシンはすべてカウンターの中に埋め込まれていて、抽出部分だけが表に出ています。
たまたまここに来る直前に同じ清澄白河のAriseCoffeeさんでここの物件を手配した不動産屋さんに偶然にお会いして話を聞くと改装費もすごいお金がかかっているそう。プロが言うのだから確かですね。椅子も特注だそうです
公式インスタグラム
■バリスタのステージを作る
オーナーの国友さんに話を聞きました。
「スキルがあってコミュニケーション能力の高いバリスタが活躍できる場所を作りたかった」
素晴らしい、コーヒーショップの新たな形を具現化している。
■清澄白河のオススメスポット
オススメのコーヒーショップはここ
ブルーボトルコーヒーが進出する前から地元に根付くお店です
そして東京都現代美術館
先日は最高のコーヒー飲んだ後に石岡瑛子さんの展示。素晴らしかった
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