【 わらら新聞 】 長月号(vol.17)
“WARARA”が文字で真剣に遊んでいる新聞。
号を重ねるにつれて、その楽しさに共感してくれる方が増え、大人の遊び場として現在7名+読者の方たちも寄稿してくれているZINEな新聞。
"わらら新聞"-長月号配布スタート!
今月号の本紙のコンテンツはこちら。
・家っ子のお出かけ− 登山日記 −
・へ〜そうなんだ〜− コーヒーフィルターの違い −
・あなたの食べたい朝食診断− 早朝リッチモーニング −
・私は歩くモルモット(by ニュー淡路|エディター)
・わたしってこんなひと
・リラックス度の単位
・アメリカの周期ゼミ− 17年ぶり大発生 −(by 3丁目のタロ|ワララ スタッフ)
・ヒールキャラと呼ばれた編集長(by ミチカロンドン|ディレクター)
・つぶつぶ− 納豆は食べ方 −(by ねば|納豆マガジン編集長)
・あら吉のゆるキャラ間違い探し(by あら吉|エディター)
・おじさんエッセー(by シンテツ|ライター)
・CROSSWORD− 日本史 −(by 3丁目のタロ|ワララ スタッフ)
・みんなの"輪ララ"ホワイトボード (読者投稿欄)
・みる よむ− ストリートカルチャー −
・モカさんとココさん− ぁ、、あ、、アゴから、ち、血が!−
・詠み人不知。
・Coffee Shop WARARAが図書館
本誌-長月号-からの抜粋記事。
家っ子のお出かけ−登山日記−
月1登山とは名ばかり雨の音を聴きながら巣篭もり。こんな登山予定日を繰り返してきましたが、8月、極アツ真っ只中レッツラゴ。
猛暑を見くびってはいけません!ということで選んだ先はハイクに近い「甲山」。
電車もスマホ検索も初心者ユーザーの私は早速乗り間違えて、阪急梅田駅から20分で着くところを2倍近く時間を要しましたが、それもまた旅っぽくてよいよい。
駅から川沿いを進んでどっかで曲がるんだよな〜テクテクどん突き。曲がり損ねたようだ。よいよい。間違えたことでヴィヴィッドなこんな子たちと出会えたしね。
戻って曲がるべき道を入った先は住宅街。ちょいちょい目を惹く廃墟。
この住宅街を抜けると一面アスファルトのピクニックロード。− 暑い。
おっと看板発見!このアスファルトから逃げれる遊歩道の案内。「行きまーす。逃げまーす。」ズンズン。「およよ?」生い茂る身長以上ある草が壁と化している。「進まれへんのかーい!」ま〜よいよい。南国気分を味わえたしね。
さ!またまた戻りますよ照り返すグレーの大道へ。
頭を埋め尽くしていく。− 暑い、暑い、暑い。
アレはまさかのまさかの⁉︎まさかだっ!カフェだ!竜宮城を目にした浦島太郎並みの眼球の開き!
お茶、致します。
「ん?」山はまだ1㎜足りとも登っておりませんよ。ま〜よいではありませんか。さーって汗もすっかり引いて気分は、夏よどんとこい。進みますよズンズン。
山だ!とゴールのように感じたあとに待つは坂道だ、、また坂道だ、、また、、
続く階段を登って頂上。
日当たり良好逃げ場なし即座に通過。
最後は、ピンク色に参拝。
へ〜そうなんだ〜−コーヒーフィルターの違い−
先日ウチが使っているヘンプ・フィルターが気になってご来店してくれたお客さまが、説明し終わったあと、まさに「へ〜そうなんだ〜」って顔をしてくれた(ハズ!)ので今ココに書くに至ったんです。
まずはド・メジャーな「紙フィルター」何といっても、ドリップ後の豆と一緒にフィルターを捨てれるのは楽チーン。気になるお味の方は、豆の油分を紙が吸っちゃうのをスッキリ!と捉えるか、コクがないな〜と捉えるかは貴方のジャッジ次第。
お手軽だけどフィルターが毎回ゴミになるのが気になるって方には次の2つが良き。紙より豆の味を素直に抽出できる「ネルフィルター」ただね〜、使用後のお手入れが大変なのね〜。
大変なのはヤダ!な方は「金属フィルター」色々出ていますが、わたしがプライベートで使っているCoava社のは、あっさり仕上がるので2杯目以降の珈琲にピッタリ。ただカップの底に微粉が溜まるのは誰にも止められない。
ウチが使うヘンプ・フィルターは2つ目の「ネルフィルター」。一般的なコットンよりも、はっきりと豆の個性を引き出してくれるんです。あなたの舌でお確かめを!
リラックス度の単位
湯船に浸かった時についつい口から出る「ハ〜ァ」 = 1Hahとする。
開放感に満ち意図せず「ハ〜ァ」っと口からこぼれ出る瞬間。この瞬間のリラックス度合いを計測し、最強なのは一体どんなとき?を一緒に見つけようではありませんか!
朝1番に目をこすりながらお湯を沸かし、豆を挽いて珈琲を淹れる。ではなくて、目をこすりながらダイニングに入ると珈琲の香りが漂ってて、着席するとホットコーヒーがテーブルの上に運ばれてくる。啜るひと口。「ハーァ」これは出てまう。
『起きたてに誰かが淹れて運んできてくれた
ホットコーヒーのひと口目を飲んだとき』
130Hah
こんな朝をですね、母ちゃんは迎えたいわけですよ。
息子よ。聞こえてます?
みる よむ − ストリートカルチャー −
81〜83年にかけて製作された『Style Wars 』のデジタル修復版を観に行ってきました。
ライトアップされる走る電車。映し出されるは電車を埋め尽くすグラフィティ。舞台は70年代、財政悪化真っ只中のニューヨーク。ヒップホップカルチャーの創生期とも言われている時代。問題となるは、ボミング(ゲリラ的にストリートにグラフィティを書き残す行為)がアートなのか落書きなのか。
どういったものか?残念ながらニューヨークでの渡航写真には写っているものがなく、ヨーロッパでの渡航写真にはなりますが、
フランス・パリにて
ベルギー・ブリュッセルにて
現在はアートを「グラフィティ」、落書きを「タギング」と呼び分けされたりもしているそうです。この境界線の引き方はとても難しいように思いますが、はっきりと超えてきたアーティストがいるのもまた事実。
例えば、Obeyことフランク・シェパード・フェアリー。80年半ば頃からストリートカルチャーに興味をもち、89年からステッカーを作成し、街のあらゆる場所に貼っていく新しいスタイルで自身の足跡を残していきます。
アメリカ・ロサンゼルスに渡航の際にも幾度と実物を目にしましたが、どうやって?な突飛な位置にデカデカとペイントされたアイコンは目を惹きました。
海を越えてイギリス。マッシブ・アタックのロバート?と噂されている(まぁまぁ納得いくけどな〜)未だ謎に包まれているBanksy。05年MoMAなど錚々たる美術館に、こっそりとキャプション付きで自分の作品を勝手に展示した話、私は大好きです。バンクシーの作品はオランダ・アムステルダムに渡航した際、美術館で触れてきました。最高!
落書きか?アートか?ストリートアートの境界線とても興味深い。
モカさんとココさん− ぁ、あ、アゴから、ち、血が!−
モカさんもココさんも暑いんでしょうな。お腹を見せてフローリングでゴロン。涼を取ってるんだろな〜と微笑ましく彼女らを眺めていたら
「⁉︎」血!
モカさんの顎下から血が見える!ココさんと喧嘩?そんなはずない!モカさんの1年後に家族になったココさんはモカさんを母ちゃんだと思っているところがある。手を出すどころかお腹を見せて直ぐ降参しているではないか!
じゃぁ原因は?ムム。家族会議で一旦様子をみてみよう、となったがまたモカさんの顎下に鮮血!
病気⁉︎が頭をよぎりワード検索
「猫 顎 血」
ヒット!
なになに?「毛包虫症・痤瘡」なんだか漢字のイメージも怖い。
でも明日も仕事、、。息子頼み「病院へ」。
モカさんを無事病院へ連れて行ってくれ検査報告をしに店に来た息子がひと言。
「ただの猫ニキビやって」
「え?」
「猫ニキビ!」
「ん?」
「清潔にしてやって!」
「痒くてただ掻いてたのね…。」
帰ってすぐ猫部屋を洗わせて頂きました。申し訳ございませんでした!
長月号のカンパ金は先月号に引き続き熱海の復興支援金として使わせて頂きます。
月1発行 ・ (購読料)¥ 0 カンパ歓迎!
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主に、coffee shop WARARAで配布しております。