【 わらら新聞 】 葉月号(vol.16)
coffee shop WARARAが企画・制作・発行までぜ〜んぶ行なっている自家製新聞。今回本紙では寄稿者が2名加わって"わらら新聞"葉月号配布スタートです。
noteでは、本紙の一部を載せて投稿します。
今月号の本紙のコンテンツはこちら。
・トップ記事〜寄付活動〜
・へ〜そうなんだ〜〜夏の専門用語〜
・珈琲炭酸
・高まる欧羅巴度!!
・私は歩くモルモット(by ニュー淡路|ライター)
・わたしってこんなひと
・つぶつぶ〜納豆は好きですか?〜(by ねば|納豆マガジン編集長)
・あら吉のゆるキャラ間違い探し(by あら吉|エディター)
・リラックス度の単位
・永遠の少年のバイブル〜週刊少年ジャンプ〜(by 3丁目のタロ|ワララ スタッフ)
・ヒールキャラと呼ばれた編集長(by ミチカロンドン|ディレクター)
・みんなの"輪ララ"ホワイトボード (読者投稿欄)
・授業の時間〜1限目:国語、2限目:英語、3限目:数学〜
・カルチャー〜カラス〜
・モカさんとココさん〜母ちゃんを察してあげてね〜
・詠み人不知。
・ #WARARAが図書館
今月号本誌から抜粋しnoteに掲載するはこちら。
寄付活動
わたしを含め6名で作る本紙は購読無料(カンパ歓迎♡)でのお届け!はいつも通りですが、皆さまからお気持ちで受け取ったカンパ金を葉月号の分は熱海への復興支援金(2021年7月3日午前10時半ごろに、梅雨前線に伴う豪雨により静岡県熱海市伊豆山地区の逢初川で発生した大規模な土砂災害)として使わせていただこうと思っております。
熱海に知人がおらず状況はニュースでしか耳に入ってこないので「実際」との違いはあるかもしれませんが、これを書いている現在も300人を超える人々が避難生活を続けている状況です。
国道135号が雨量制限付きではあるものの通行可能になり生活再建が進む一方、湯河原と箱根を結ぶ湯河原パークウェイは、7月3日の豪雨で約20mにわたり片側車線が崩落し、通行止めとなっています。復旧作業を続けていますが、現在も再開の見込みが立っていません。
ライフラインには欠かせない1つ、通水に関しては一部施設や地域で断水されてたそうですが随分と解消され水道の使用はできるようになったそうです。ただし断水が続く件数もまだ残っている様子。
映像で目にした家屋の倒壊伊豆山地区にある県営七尾団地の駐車場に、40戸が入る集合住宅を2棟災害公営住宅として建設する予定、と静岡県知事が方針を示し、完成は2年後を想定。
このような状況を汲み、わらら新聞のカンパ金を寄付することに決めました。被災した動物たちのことも気になり調べてみたところ、NPO法人「くすのき」が「被災動物救済センター」を設置し、80匹近くの動物たちが保護されたそう。
熱海への寄付に並行して、大阪能勢にある動物保護団体への寄付活動WARARA木陰市は通常通り行なっております。warara営業日カレンダーにて開催日を案内しておりますので合わせてご確認ください。
へ〜そうなんだ〜
夏の専門用語
先月号で書いた塩屋で友人がもつ日傘がUVケアと涼しさ双方を獲得できることに感動!下調べをしてモンベルへ。
商品説明に「UV、遮光、光触媒」効果をきっちりと記載されているが違いが分からない…。スタッフさんヘルプミー!
UVカットは日焼けやシミの原因になる紫外線をカット。
一方遮光は、可視光線をカットし暑さを防ぎ遮熱効果を発揮。
光触媒は前者2つとは違うカテゴリーのもので、太陽の光が当たった表面で強力な酸化力が生まれ、有害物質を除去することができる環境浄化材料。
違いがわかったところで物色。
日常用と登山用1つずつゲットだぜ!
mont-bell サンブロック アンブレラ
mont-bell サンブロック スクリーン
購入した2つともUVカットと遮光をしてくれるスーパーヒーロー。自前のキャップやハットに付けれるネックケア(写真下)アイテムに、軽量を度外視しうるリメイクを施したくてウズウズしている。
珈琲炭酸
先月号の全面広告にあった夏の珈琲4種に加えて、珈琲炭酸も夏にふさわしいドリンクなのではないでしょうか。
元々炭酸の飲みものはレモン半個を使った生搾りレモンスカッシュしかなかったのですが、それに加えティーソーダ、続いてこのエスプレッソ・ソーダがメニューに追加されました。
レシピを作るに当たって、当初はオリジナルブレンドのアイスコーヒーでレシピ作りに挑戦していたのですが、足しても引いても美味しくならず失敗三昧。頭を切り替えて、エスプレッソで作ってみたらどうだろう?と奮闘再開。
足したり引いたりを繰り返す中、足したもので劇的に美味しくなった存在がなんとレモン!ドライカレーやピラフ、レモンサンド等コーヒーショップ・ワララにはレモンは切っても切れない存在。
「炭酸の珈琲⁉︎」と味を疑いたくなるのは承知。
「暑い!シュワっとしたい!珈琲も飲みたい!」
これぞまさしく注文するべきときです。
混ぜるときにエスプレッソの泡が溢れてくることを念頭に置いておいておくこと必須。
高まる欧羅巴度!!
1年に2回行っている海外仕入れは、オランダ&ベルギーの一旅を最後に今年も行けておりませんが、気に入っていたアメリカヴィンテージ椅子が壊れてしまいイタリアの椅子4脚を日本で仕入れテラス席に導入致しました。
テラス席は、店内の印象とは打って変わってふわっと軽い印象にしたくてテーブルと椅子を選んできたのですが、気づいたらヨーロッパものでほぼ占めているではないか!ヨーロッパを感じに、とは厚かましくて申せませんが、今夏1回ぐらいは白いパラソルの下のテラス席で珈琲は如何かしらん。
リラックス度の単位
湯船に浸かった時についつい口から出る「ハ〜ァ」 = 1Hahとする。
開放感に満ち意図せず「ハ〜ァ」っと口からこぼれ出る瞬間。この瞬間のリラックス度合いを計測し、最強なのは一体どんなとき? を一緒に見つけようではありませんか!
ソフトコンタクトをつけっぱなしでうっかり寝てしまった翌朝、目やにと格闘しながら目を開けて「やっちまった」と反省しながら洗面台へ直行!とか経験ありませんか?
水分がなくなり乾ききった目からコンタクトをはずすのは至難の技。指をコンタクト専用液で濡らし黒目に触れぬよう必死に目から剥がす。両目を取り終わった後の開放感は目が見えぬことなどそっちのけで癒される。
『裸眼最高』 71Hah
授業の時間
〜1限目:国語〜
読めるんです。でも書けないんです。
こんな感じやってんな〜と鉛筆を走らせるがピタリと止まる。横に置いてるスマホを開けて文字を打ち、変換ボタンを押して「そうそう!これこれ!」と幾度となくAIに助けてもらう。
こんなシチュエーション皆さんもあるハズ!書けなくても問題になることはない環境下の方も多いとは思いますが、懐かしきテストを思い出してノンストップ脳みその低下!脳みその若返り目指しませう。
最近引っかかった文字は「しんせき」
な〜んか「せき」ちゃうよな〜。敢えて、私の間違い残したのはイケズです。ちょいとつられて間違いに導いてみたりなんかしちゃって。皆さんの枠も作りました。「しんせき」を漢字で枠内に書いてみてください。スマホの変換機能使ったりセコは無しですぜ。
脳みそ刺激スタート!
〜2限目:英語〜
海外のフリーマーケットやファーマーズマーケットって興味ありませんか?私は旅行の楽しみのトップ3に入るので必ずと言っていいほど足をルンルンで運ぶのですが、アート本とか食器とかまとめて買うときに「ちょっとまけて」って言ってみようかな、なんて欲が出ちゃうこともあるんですね。
英語で「まけて」って言いたいとき「ディスカウントして」って言ったらいいんじゃないか⁉︎ って一番に思い浮かびません?
カナダ人の友人に聞いてみると「フリマではあまり使わないかな」だって。じゃぁなんて言うんだ? 「25ドル→20ドルにまけて」の例え。
Can you give me a better price?
「ちょいとまけておくんなませ?」
Can you go 20 bucks?
「20ドルにまけてくれませんかい?」
Itʼs a deal.
ディスカウント成功!
I canʼt go 25 bucks.
ディスカウント成らず。チーン。
でも気に入ったんだもん。値切れなくても全部買っちゃうんだもん。
Iʼll take them.
〜3限目:数学〜
強引に数学と申しますが、この買いものは衝動買いでない!と言い張るために勝手に証明をしてみました。
先日、根本敬氏が描いた1点ものの扇子を見て、扇子が欲しくなりました。欲しいイラストのものは既に売り切れになってて入手できずに終わり、扇子が欲しいという欲求だけが私に残ったわけです。つまり、扇子が欲しくて好きなアーティストのものを見つけたのではなく、好きなアーティストが作ってる扇子を見て扇子が欲しくなる、というサイクルが生まれた。
この数週間後、久方ぶりにデパートに用事があり寄ったついでにぷらぷらしているとMARNIの扇子を見つけるやいなや思い出す。
「そうだ!私は扇子がほしかったんだ!」
動機があれば衝動買いとは云わないのであれば、これは衝動買いではないということになる。
カルチャー
〜カラス〜
観に行って参りましたよ。野田地図の舞台『フェイクスピア』。ずっと観たかった野田地図やっとこさチケットゲット。
鼻を啜る音も聞こえたスタンディングオベーション大阪初日。
私がバッツーンと印象深かったのはカラスの存在。
そうです。
あの黒い『烏』であり『鴉』。
この漢字の違いは、前者は象形文字から後者は形声文字からきているそうですよ。カラスといえば小さい頃読んだ絵本『からすのパン屋さん』以外は、暗黒や死を彷彿する存在、あまり明るいイメージをもつ生きものではないカラス、この舞台を観て初めて彼らがもつエネルギーに興味津々。
なぜカラスのイメージが死に近いのか?
日本では昔の葬儀の風習に関係しており、地中に棺桶を埋めた場所に御膳を置き、それに鳴きながら集る賢いカラス。そこから日本でも死を連想させる不吉な生きものとして認識されるようになったそうです。
一方で、『万葉集』では親しみのある存在としてカラスの歌があったり、『古事記』では道に迷った神武天皇の案内役を打って出たりとグッドなイメージもあったりするんですね。
海外でも神話や伝説に『聖なる鳥』として登場しています。北欧神話のオーディンの両肩にカラスが乗ったイラストもパッと頭に浮かぶのではないでしょうか。
ギリシャ神話に出てくるアポローンに真黒にされてしまう真白のカラス。舞台でも登場した真白のカラスは『ヘンペルのカラス』でもお馴染み、日本では「ありえないこと」の例えとして使われていますが、アルビノ、白変種のカラス、黒くないカラスの実在が観測されたらしいですよ。
『カラス』想像以上に奥が深い、、。浅き情報で幕を閉じることご了承を。
モカさんとココさん
〜母ちゃんを察してあげてね〜
食事の催促方法でも個性をだすモカさんとココさんだが、「撫でておくんなませ〜」と要求する方法もまた性格がよく出てるなーとつくづく思う。
モカさんはかなり人懐っこい。初めて家にきた私の友人の膝の上にしれーっと乗って寝ている、なんてことも日常茶飯事。こんな具合にモカさんはひとの膝を座布団だと思っている節があるので、基本的にひとの腕や顔との距離が近いところにある。
彼女の取る手段は腕を噛むというハードタッチ派。因みに「顔スリスリし合おう〜」の要求もまた猫パンチを繰り出すハードコアさ満点。
モカさん気づいて。
母ちゃん痛い、、。
ココさんは極上のソフトタッチ派。手が届きそうで届かないところでストップ!そこにある壁やモノに顔をスリスリしながらこっちを見つめ「撫でて撫でて」。母ちゃんそこまで手が伸びないよ。私が1歩近づくとココさん2歩下がる。なんでやねん!2歩下がった先でまたスリスリ。だから届かないってば、、。そんなココさんに「顔スリスリし合おう〜」と此方から寄っていくと、首がもげるほどの角度までねじり全身全霊で拒否。
ココさん気づいて。
母ちゃん傷付く、、。
また来月〜。